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他人と自分、どちらに軸を置きますか?

「ミートボール何個食べたん!?」
夕食の時間、長女が興奮した声で、次女に言った言葉です。
たくさん食べてずるい!ということなのでしょう。

しかし、お皿にはまだまだミートボールが残っていました。
まだ残っているミートボールに目を向けず、次女が食べたミートボールが気になって仕方がないようでした。

私は長女に言いました。
「次女がミートボールを食べることが気に入らないのか、自分がミートボールを食べたいのかどっちなの?」
長女
「わたしもミートボールを食べたいのに、○○ちゃんばかり食べてずるい!」

「次女が何個食べようと、自分が満足出来たらそれでいいんじゃない?」
「他の人を中心に考えるのではなく、自分がどうしたいかを考えよう」
長女
ミートボールを自分のお皿に入れ始める・・・


こんな感じのこと大人でもありますよね。
お金をたくさん稼いでいたり、豪華な暮らしをしたりしている人を見てねたむ人や、「お金持ちからもっと税金をとれ~!」と言っていたり…。
それを言ったところで、自分の収入がふえるわけではないですし、心豊かに生活できるわけではありません。
むしろ貧しくなってしまいそうです。
それよりも、自分が豊かになるためにはどうすればいいのかを考え、実際に行動することを優先した方が、幸せになる確率が上がります。

長女には「自分に軸をもって物事を考えられる人になって欲しい」という想いを込めて話をしましたが、伝わったでしょうか。

ちなみに、ミートボールは最後2個残っていました。
あれだけ騒いでいたのに残してる…
全部取らなかったのは、きっとお父さんとお母さんの分を1つずつ残してくれたんですね。
優しい娘です。

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