国際物流総合展2023へ行ってきた

今回で5回目の投稿となります。
何を投稿しようか悩んでいましたが、会社の研修で国際物流総合展2023第3回INNOVATION EXPOへ行かせて頂きましたので感想を投稿させて頂きます。
来場日は9月13日(水)13時から15時30分。場所は東京ビックサイト(東京国際展示場)東海道新幹線新富士駅から品川駅経由の新橋駅。そこからゆりかもめに乗車し東京ビックサイト駅で下車。ゆりかもめ初乗車です。
会社の研修メンバーと東京ビックサイト入口付近で13時に集合。5人1組のメンバーに分かれ色々なブースを見学。
出展者は400社以上!課題解決型の会場ゾーニングを行い皆様が抱えられている課題に対し、よりダイレクトに足を運んでいただける構成になっておりました(ゾーニング:輸配送効率化ゾーン、保管業務効率化ゾーン、ロジスティクス最適化ゾーン、その他・物流業務支援ゾーン、スタートアップ特別展示)
会場はとにかく人手で溢れていましたがそれだけ皆様の興味を引く物流総合展であること、私自身も総合物流会社へ勤務しているため非常に興味がありました。但し、会場に着いた時は、あまりにも人が多いのでコロナ感染者やインフルエンザが流行りだしてきている状況で感染しないか不安になりましたが現時点で特に体調に問題が無いため無感染です。

では、国際物流総合展の各ブースを見学して感じた事!!
1番感じた事は、人工知能(AI)技術を活用した自動化機器設備が非常に多く目立ったことです。
働き方改革に伴う人手不足「2024年問題」解決に向け各社が自動化の早期実用化を目指して自動化技術が徐々に進展してきている事はわたしでも感じていましたが、国際物流総合展で各ブースを見学すればするほど近い未来、人工知能(AI)による自動化が実現するんだろうなと強く感じました。
私が所属している営業所でもトラックとフォークリフトは必需品です。自動運転フォークリフトが入出庫・保管・積卸のすべてをやってくれれば
人手不足は即解消されます。おそらく商品事故も減り、社員同士間の問題、パワハラ、セクハラなども無くなるでしょう。
私が担当しているR社の工場内でも、ダイカスト製品を鋳造していますが、数年前までは人の手で鋳造された製品を取り出していましたが、ここ最近では機械が鋳造された製品を取り出しパレットへ並べている光景を目にしましす。工場内の製品移動もAGV(無人運搬車)が何台も運行し製品を運搬しています。
実際に以前、私が担当していた営業所で連結トレーラーの輸送を行っていますが、積卸については一部、自動運転フォークリフトによる荷役作業が行われています。但しトラックから倉庫に荷物を搬入し、再び出庫する結節点での自動化作業はまだまだ課題が多く(パレットの大きさ、作業場所、トラックの大きさ、停車場所などの変動要素もあり、人であれば変化と対応策を瞬時に判断できるが、機械には難しい)すべて自動化の実現にはまだまだ遠いのかなとも感じますが、実現すると全て機械が作業を行ってくれるため、とても楽にはなります。ですがすべて機械頼りになってしまうと人の存在価値が薄くなり寂しさも感じます。
そんな事を考えながら見学していたらふと!10年後はどうなるのか気になったのでネットで調べたところ、こんな題名がでてきました。
【今後 、人工知能(AI)に仕事を奪われてしまう?可能性のある職種】
職業①電車運転士、職業②一般事務員、職業③路線バス運転手、職業④警備員、職業⑤スーパー・コンビニ店員、職業⑥ホテルのフロント、職業⑦タクシー運転手、職業⑧銀行員、職業⑨プログラマー、職業⑩工場勤務者・・・簡単に調べただけでもこれだけありました・・・。
オックスフォード大学の調査でも10~20年経つと49%の仕事が無くなる。AIの普及で将来的に多くの仕事が無くなる可能性は高くすでに影響を受けている人も少なくはありませんと書かれていました。
そう言えば最近、飲食店へ行くと食事が機械で運ばれてきたり、ホテルのフロントへ行くと機械で受付するところが増えてきたなと感じます。
自動車のコマーシャルでも「自動運転車」という言葉をよく聞くようになりました。考えてみれば昨今、輸送業界では高齢化や少子化、労働環境などの影響で、若い運転者のなり手が減っている状況です。トラック運送業界の人手不足は将来に渡って続く問題であり、まだまだ課題は沢山あると思いますがむしろ無人トラックへの期待は大きいと考えます。他にも法令で決められている「拘束時間、勤務終了後に8時間以上の休息、1日11時間以上運転してはいけない、時間外上限規制など」色々な法令も、もし自動運転システムになれば法律に縛られることは無くなります。
人は長時間運転したり仕事をすれば心身ともに疲弊しますが、機械は疲れません。人とのコミュニケーションも機械であれば関係ありません。現時点で機械に法令は適用されません。
そう考えると10~20年後はもっともっと人工知能(AI)が普及し、一体どんな世の中になっているのか・・・。
2045年にはシンギュラリティ(AI)が人類の知能を超えると言われております。
人工知能が普及したことのメリット・デメリットはありますが、人の存在価値は大切にしたいです。

拝読ありがとうございました。

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