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クオンウィッチについて


いつもメモで終わらせてる人です。
今回は書き切ろうと思ってます。
基本全文無料の投げ銭方式の記事で、
毎度同じく身内に向けた記事内容になります。

新弾、絶対なる覇者が発売され今環境の揺るぎない最強デッキだと思ってたクオンウィッチですが大阪GPの結果を見ると勝ち組の部類ではなかった形で終わりました(1番の勝ち組は全体使用率から考えてもエルフでしょう)。
でも僕はまだクオンが最強だと思って使い続けてます。そんなクオンに今期なんだかんだずっと触ってきたのでメモ感覚で書いておきます。

目次
1.構築と自分のこだわりについて
 1-1.ペンギンウィザード
 1-2.魔女の雷撃
 1-3.真実の宣告
 1-4.次元の超越
2.プレイ方針の基本、その他プレイングについて
 2-1.まずは他のデッキを知ろう or 触ろう
 2-2.ペンギンのアクト効果について
 2-3.PPは余らせてターンを返しておいた方がいい
 2-4.フォロワーは除去札じゃない
 2-5.マーリンのサーチ札について
 2-6.手札超過でほんとに道筋捨てる?
 2-7.山下に送ったカードは覚えておこう
3.マリガンについて
4.最後に

1.構築と自分のこだわりについて


今期ずっと超越を触って構築でこだわった部分について注目して話していきます。

1-1.ペンギンウィザード

ずっとお世話になってて温情で使ってる説あり。

大阪GP少し前と大阪GP終了後から陰陽師ギミックを多く採用してペンギンウィザードを抜いた構築が増えるようになりました。
そもそも今までの超越というデッキ(以降:山と記載)が、相手のキルターンより最速でパーツを集めて超越で勝つという山
でしたがそれに対して、
陰陽師を入れることで相手のライフを少しずつ奪いリーサル要求値を下げることによって集めるパーツの要求を下げることを実現しました。
例えば前者であれば、
墓地スペルを20枚溜めてデストロ1枚超越2枚、マーリン(宣告が残っている状態で)で20点 or 墓地にスペル15枚溜めてデストロ2枚超越1枚、マーリン(同上)で20点
に対して後者は
道中でライフを仮に13まで削っていれば墓地にスペル11枚+陰陽師4枚溜めてクオン1枚+超越1枚
で13点明らかに後者の方が手札の要求値が低く、目で見るだけならパーツを集めるターンも短く見えてキルターンも早く見えますが前提条件があります。その部分を後に記述(2-4.)します。
話は飛びましたが、今はペンギンなくても勝てる、さらには後半引いたときの弱さが目立つカードなのにどうしてペンギン入れてるの?って話ですが、僕の中でペンギン早期着地はこのデッキの上振れ値を上げるために入れている枠です。陰陽師型が出力を60~80出すのに対してそこにペンギンを入れてあげたら55~95まで引き出してくれると感じて採用しています。具体的な例を挙げるなら墓地に陰陽師カウント7(以降:カウントと記載)を早期に達成することでエンチャンターやクラシカルを有効的に使うタイミングが早くなったり、クオンの着地が早くなったりする点にあります。陰陽師型であればカウント7達成が6ターン目や7ターン目になることもよくある話です。あとはアグロに対しての後手2進化フォロワーを少し採用しておきたいという気持ちもあったのでその両方の希望を叶えてくれるペンギンを採用していました。ペンギンについてはプレイ諸々含めて一生話せるので後に記述(2-2.)します。

1-2.魔女の雷撃

今までは必要な時にマーリンでサーチしてペンギンで落とせるから1枚でいいやんって派閥でしたが、現在は2枚採用しています。理由は侮蔑の使徒のような烈火の魔弾1枚でとれないフォロワーに対して1枚で取れるカード(ここ僕の中では重要だと考えてます)を採用しておきたいから。あとは陰陽師型だとペンギンをそもそも採用していないのでサーチしても捨てる機会に恵まれないという話もあるし、そもそも雷撃サーチするより他のサーチしたいカードが今期は多すぎるので途中でさっさと引いて落としておきたいって理由もあります。対面によってはキープ対象にもなるので僕は枠とって採用しておいた方がいいと思っています。

1-3.真実の宣告

今期環境初期のクオンウィッチには2枚採用している構築を多く見ました。現在私が1枚にしている理由は、ペンギンのところで話しましたが初期の超越は20点を作るパーツ集めに特化していたことが理由だと思っています。陰陽師採用しておいて形代が2回リーダーにいけば4点になり、これが宣告1回の3点分になるので無理に2枚採用して山に残そうとしなくてもリーサルが取れるケースが多いので1枚の採用です。

1-4.次元の超越

超越なんだから3枚採用やろーって思っていたのですが、陰陽師になってから越を2回打つことがなく1回で勝つことがほとんどだったので2枚の採用です。

2.プレイ方針の基本、その他プレイングについて
ここが僕の中で本題です。割とクオンのパワーに魅入られて今期から越使い始めました!みたいな人を良く聞き、上手く勝てず難しいと投げてしまった人を良く見ます。越はウマ娘と同じで負けて経験値を積んでいかないと上手くなれないと思っているので1回や10回程度でへこたれずにずっと触り続けること推奨します。向き合っただけの経験が今後のエボルヴやっていく中で生きてくるデッキです。今の環境の越を触るのすごく恵まれているので今のうちに触りましょう。その中でも僕が積み上げた経験と知識を殴り書きしておきます。超越を使ってた人からすれば結構あたり前なことしか書いてないつもりです。結構上からの物言いかもしれないので耐えれなかったらマリガンまで飛ばすかブラウザバックで。ここから文章長めなので読みづらいかもしれません。
余談ですが、黒銀のバハムート時代は儀式儀式フォルテフォルテで成すすべもなく終わっていた環境なんですから・・

2-1. まずは他のデッキを触ろう or 知ろう
なんで?って思う必要があるかもしれませんが、この山は相手のpp毎の動きを理解しておいた方がスペルの取捨選択をしっかり選べて無理なく対応することができます。例えば僕もあったのですが、侮蔑に対して魔弾2枚抱えてるからこのターンで使う魔弾はあるから一枚捨てとこー^^
って捨てたら次のターンにガルミーユ飛んできてガルミーユ取れるスペルなくてみたいな話があります。これは相手が次のターンの行動が理解してない結果なので、まずは環境にいるデッキを一通りは理解するぐらいはしましょう。CS決勝トナメ上がるまで触れ、それまで超越を触るなではなく人から話を聞いてもいいし、対面してもらって理解を深めていきましょう。
そうしていくことで対面への練度が出てくると思います

2-2.ペンギンのアクト効果について


ペンギンを採用して使っている人の中でよく見るのが先2ターン目のペンギン効果を使ってる人です。そのプレイング一度見返してみませんか?
例えば対面がビショップだった場合、先2のペンギンを寝かせると後手2エピタフ進化や暗記使い進化で1枚で取られてしまいます。取られた場合に回答が準備できていますか?
そもそも先2で寝かせまいが先3で寝かせようが変わらなくね?って思う人もいるかもしれませんがこの山の場合少し違います。まず、山上が道筋だった場合本来1枚しか引けていなかったのが1枚多くめくれて回答を探すことが出来ます。じゃあ先2で道筋あれば寝かせてえんやなーって話になりそうですがここも少し止まってほしくて、ペンギンの進化効果でスタンドしてもう一回山上がめくれるのでここで回答を探せます。その場の回答をすでに持っていても相手の次のターンの回答などを準備する必要があります。卵ビショでいうと後手3のアリスの回答とかですね。
ペンギンのところで少し話したように現在の超越は早期にパーツ集めを目指すゲームをする必要はなくて、どこかのターンで自分が勝つゲームを目指します。豊富なカード種類とデッキパワーで勝利を目指せばいいです。ペンギンはその橋渡し役なので急いで効果を使おうとしないで慎重に使ってあげてください。
あと細かいプレイでいうと、ペンギンが生存している場合マーリンプレイターンの前はスタンドしておくパターンも覚えておくと便利です。
例えば先4でペンギンを投げたのなら進化前効果でアクト、進化。進化後の効果はあえて使わずに縦で置いておくことで、次のターンのマーリンプレイですぐに使いたいスペルをペンギンで捨てて、マーリンで唱えることができます。多い例だと雷撃サーチして捨てるパターンですね。

2-3.PPは余らせてターンを返しておいた方がいい
よく見ることで、超越を今期から使い始めた人はPPを使い切ってターンを渡すことです。この間、TSUTAYA限定大会の上位卓の越使ってる人で残った1PPを自分のターン中でマジックオウルにスナイプ打っててひっくり返りました。
これは極端な例ではありますが、もっと掘っていくと他人ごとではないかもしれないので記載していきます。
PPの余らせは1だけでも置いておくことで相手に行動を制限させることができます。エルフだと1PPでも残っていればリノセウスは見習い魔女で取られる疾走させることをためらい、2PP残っていれば魔弾or白霜を警戒しながら行動をする必要があります。目の前の1点や2点を処理するためにPPを割くより後々の自分の行動が楽になるケースがあります。
例えば、対面が侮蔑想定。場にクラシカルと守護付き形代をアクト。あと2PP使えるって時に相手の場にフィーナがいます。手札に魔弾、知恵、見習いがあった時にどうしますか?(お互いの勝利条件、お互いの最大PP、墓地の枚数等は今回考慮しないものとしてください、なにかいい素材があれば変更します・・)
これでよくあるのはバイヴでバフされても面倒だし処理しておいた方がいいなってなって見習いを打つ人が多いかもしれません。
ただし、本当に負けるケースがないのであれば2PP残して返した方がいいです。バイヴでバフされても魔弾でフィーナを取れるっていうのがもちろんありますが、形代のラストワードのドローがあるので他のクイックスペルを引いた際(例えば蓄積等)に事前のターンまでなかったリーサルやゲームプランが大幅に変わることがあるからです。相手に行動の抑止力を与えつつ、自分のゲームプランを後出しで決めることが出来ます。PP綺麗に使って処理しようではなく、効率よく処理を行い、PPを余らせておくことも大事です。
まだ喋っておくと、PP余らせはPPの貯金って考え方もできます。
例えば前々期に猛威を振るっていたダスカウォッカ。5PPじゃどのデッキも取れなくてドラゴンが灼熱の嵐を積まなきゃいけないほどでした。じゃあ2PP余らせておけば返しターンのPP含めて7PP(自分先行なら8PP)使えるなら頑張れば取れそうに見えてきませんか?相手の最大値や動きを予測してクイックを構えておけば本来だと対応できない行動に対しても対応できるのもクイックスペルを多く積んだ超越に出来る芸当でもあります。

2-4.フォロワーは除去札じゃない
よく見る光景として
「マーリン道筋回収進化雷撃、アクトフォロワーと相打ちで余りPP0です」
これをやる前にいったん他の択を検討しましょう。はっきり言って思考時間1秒でやる行動ではありません
ペンギンについて話している部分でさんざん言っていますが現代の超越はリーサル札を最速で探すことを目標にしているわけではありませんが、それは自分が道中でライフを奪うことで成立しています。それは形代だけではなく、マーリンや他のフォロワーもライフを奪う要因の1つなのを忘れないだけで勝率あがると思います。陰陽師型が難しいといわれる理由は、これを認識してるかしてないのかの違いとしか思ってなくて、フォロワーが除去札でリーサルラインが下がらず勝ててないってイメージを持ってます。ハインラインがはびこっていた環境のほうがよっぽど難しかったと思います(プレイはハインラインの方が簡単だと思います)。上の動きをしていいのは陰陽師抜きのハインライン型だけだと思ってます。
じゃあフォロワーでライフを奪うためには具体的にどんなプレイを取るの?って話になると思いますが、ここはクイックスペル達に頑張ってもらいましょう。僕の山の話で言うと鬼呼びを置く前のターンはPPを残してターンを渡す。烈火などで盤面を処理してから鬼呼びと形代を2枚縦置きを目指す。
エンチャンターの前のターンであれば、形代墓地送り4点効果で取れるフォロワーを残すことを目指すだけでなく、進化時効果で面を取れて2面縦置きが出来る場面を無理しないでできるのであれば目指す等です。この2点や3点がライフ通るか通らないか、エンチャンターが残るか残らないかで面処理能力が変わってくる等で大事なので自分から無闇にあたりに行くことは極力避けましょう。そうしなければいけないのであればせざるを得ないです。
面にフォロワーを残すことも実質面処理の貯金することに繋がります。

2-5. マーリンのサーチ札について

これもよく見る光景です。
「マーリン道筋回収で」
これも一度振り返って見ましょう。これをやると自分の山から必要なスペルを持ってくるに対して、手札ディスカ効果と合わせることで山上を2枚ドローするって効果に代わります。必要なスペルがなく充実してる!本当になにもいらない!っていうなら道筋で手札増やしてもいいですけど、除去欠損して負けましたみたいな話聞くと、なんでマーリンで道筋持ってきたの?と聞きたくなります(だいたいそういう話聞いたら僕は心の中で「仕方ないですね」って言ってますが腹の底ではこう思っています)。相手の以降の動きを考慮せずに山上2枚引いたら引けるとかいう根拠のない理論が招いた結果だと思っているので必要なスペルが本当にないか。後に記載(2-5.)しますが、道筋って先に捨てておかないといけないってものでもないので先入観があれば取っ払ったほうがいいです。
例えば侮蔑や卵対面には精神統一は絶対毎試合ってぐらい打つので最初のサーチで持ってくることが多いです。

今期1番評価が上がったと言っても過言ではなかった。

これを獲得するチャンスを与えられているのにその権利を捨てるのか。慎重に考えてサーチ宣言をしましょう。

2-6. 手札超過でほんとに道筋捨てる?

これもずっと思ってきていることなので書いておきます。
さすがにそれは賢者でしょ
って言われるかもしれませんが私なりに根拠があります。
以前の超越はさんざん言っていたように最速でパーツを集める必要があるため道筋をガンガン捨てて山を掘る必要がありました。またその過程で手札を消費した際に補充するための運命の導きを3枚投入していた時代です。つまり、手札超過をして墓地肥やし山堀、相手の面処理へのリソース割きを繰り返しても手札を補充する札が多く採用されていたから成立していた背景があると考えました。
しかし現代の超越ではリソースを増やすカードって主にマーリンか宣告の2枚ドローしかないんですね。これらが欠損した際に手札の枚数がなくなっていくことって容易に想像できると思います。さらには道中でクラシカル+クオン投げって行動もあるのでリソースは少しでも多く確保しておきたい山です。リソースを確保する1つの方法として上がるのが道筋を手札超過で捨てないことです。道筋を手札超過で捨てるって、山は掘っていて墓地も増えているんですけど手札の枚数は変わっていないんですね。そこから返しのターン、手札8枚スタートして見習い+魔弾+クラシカル+クオンって投げようものなら手札あっという間になくなって4枚になるんです。同じ場面で手札超過で道筋を捨てずに残しておけば形代のラストワードが発動して道筋捨てて返しのターンはハンド9枚でスタート。山を掘っている枚数は変わらないのに手札の枚数は増えた状態でスタートできます。これはクオンを投げる前の鬼呼びやエンチャンターを置いている場面でもよく使っているプレイなので覚えておくと使えるタイミングはあるかもしれません。もちろん、返しのターンに墓地の枚数さえ達成できるのであれば捨ててしまっても構わないです。そこはケースバイケースってやつで。

2-7. 山下に送ったカードは覚えておこう
デュエマ然り、最近のエボルヴだとギガキマドロシー、卵等山下に送ったカードを覚えておいた方がいい山が増えてきましたが、超越もその1つです。
何を覚えるの?みたいな話をすると僕は一番はマーリンの枚数を覚えておいた方がいいと考えてます。なぜかというと理由は単純で、山下に送ったクオン等をシャッフルする要因がマーリンしか存在しないからです。逆に山の未公開領域を絞ることもできますが、マーリン絡んでない試合が根本的に勝ててないって話があるので勝ててもレアケースだと思います。他に覚えておいた方がいいカードは下記の通り。
超越、クオン、クラシカル、コールチェイン、宣告、たまーに知恵が絡む

コールチェインは5枚めくることで後半の残りの山が少ない状態の未公開領域を絞り、ゲームプランを組み立てやすくなるのでコルチェ自体が未公開領域に残っているのかはマーリンの次ぐらいに覚えておいた方がいいかもしれません。未公開領域を把握するためにも相手に気を配りながら何が残っているのか相手ターン中に把握しておくようにしましょう。プレイ時間もお互い制限があるので時間切れにならないように時間の使い方は有効的に。

3.マリガンについて
少し雑な書き方になりますが、越のマリガンは対面のデッキの動きを考慮した上での加点形式でマリガンするか決めています。
例えば 自分先行、相手がビショップ 
→環境シェア率的に卵想定
→1ターン目フェリア 2ターン目エピタフ 3ターン目アリス 
その場面に想定して使用できるカード1枚1枚をどのように使うのか自分で決めてマリガンしています。
クオンと超越は後半に使用するカードなのでこの2枚が被ったらマリガン。
ペンギンは規格外の100点なので他の札が多少弱くてもキープ。
見習い魔女をフェリアに。仮に飛んでこなくても形代で捨てることができる。蓄積はエピタフの返しに魔弾or雷撃を持ってこれる+マーウィンだった際にスペルを進めれるので他の札が強ければキープ出来るかな?ぐらい。エンチャンターは後手アリスだけでなくブリキ置きも対応できるので、それまでの動きがクリアできていれば一緒に持とうかな。みたいな感じで相手の動きと自分の動きに大きな違和感が感じる札でなければキープ。それ以外はマリガンって基準にしてます。ここも相手の山の動きを知っておくことが大事になってますね。

4.最後に
こんな長々と偉そうに書きましたが今期は大きな実績を残せてません・・・
参考文献と知識と考え方の1つとして読んでくれた方の力になれば幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました。
正直こんな長々と書くつもりなかったのでここらへんで終わっておきます。
もしよければ頑張って書いたので投げ銭ぐらいしてくれるとサンタイムハウスが潤って招く人へのおもてなしも出来るのでお願いいたします。オカネナイ…

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