答えは「わからない」

4×4のマスを作って縦と横に「+、0、ー」をタイトルにして表にします。
左上には「+(足し算)」
と書きます。
縦が元の数、横が足す数です。ここははっきりさせておきましょう。

T:プラス たす プラスは?
S:プラス!
 と確認しながら記入します。
T:プラス たす マイナスは?
S:プラス!
S:えぇ?
T:正解は〜(ドラムロール デン!)
「決まらない!このままではわからない!」
でも、決めるには?
S:絶対値の大きい方!

これを四則演算それぞれの表をつくります。
割り算も作ります。
ひき算はたし算に変えたらいいから「覚えなくていい」と思い切り❌を描く。
たし算チームとして逆演算だからいいの!
S:ノートに書かなくていいの?
T:書いてもいいけど、いる?書く?

掛け算も作ります。
T:これは、書かなあかんな
S:書かなあかん?
T:掛け算チームの基本やから書く!

割り算も作ります。
ここで、わる数・わられる数がだいじになります。
T:0÷12は?
S:0!
T:12÷0は?
12÷4=3  → 3×4=12
12÷0=⬜︎ → ⬜︎×0=12
⬜︎に入る数は?
S:0?  ない!
T:正解は〜 (ドラムロール デン!)
「できない!」です。
では、0÷0は?
S:0÷0=⬜︎  →  ⬜︎×0=0
T:正解は〜 (ドラムロール デン!)
「わからない!」です。
S:テストに出たら「できない」「わからない」って書いていいん?
T:いいよ!
小学校のとき、屈辱感に溢れた「できない」「わからない」が正解です!!

テストで
0÷8
を出したら
「できない!」
と、回答していたので、バツはつけずに
「できます!」
と書き込んだ。教師の敗北感。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?