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普通二輪免許を取った話

20歳のとき、知人が乗っていない原付バイクを譲ってくれるというので、原付免許を取りに行った。 車の免許を取ると自動的に原付も乗れるようになるので、原付だけの免許を取りに行く人はそれほど多くないのではないかと思う。 原付免許の取得は、マルバツの筆記試験がある、というところまでは普通免許と同じ。 ただし、実技の試験がない。筆記試験に合格したあと、免許センターの中で1時間ほど実技講習を受ける。それで免許が交付される。 そんな訳で免許自体取るのは簡単なのだが、いざ公道に出てみると、

    • 高校3年間片思いしていた子の話

      高校の入学式のあと、オリエンテーションがあった。 「自由に誰かと自己紹介をし合って、このワークシートに話した相手のことを記入してください。必ず誰かひとり以上とお話してくださいね」 中学までずっと引きこもっていて、陰キャでコミュ障、周りはみんな知らない人ばかりという状況でわたしは完全にフリーズ、その場に立ち尽くしていたら、先生に無理やり他の子の元に連れていかれた。 その男の子は体育館の端で座り込んでいて、鋭い目付きでわたしを見やった。 (怖!!ヤンキーだ!!!よりにもよって

      • 定時制高校に通っていた話

        中学の時、上手く馴染めず不登校になった。中学には半年しか通っていなかった。 毎日家にひきこもって2ちゃんねるに張り付く日々を過ごしながら、さすがに高校は通うべきなのか……とぼんやり考えていたところ、当時の担任の先生からある高校を紹介してもらった。 曰く、なんらかの理由で学校に通えていない子たちを中心に受け入れている高校であるとの事で、その先生が強くオススメしていたからというだけで入学を決めた。 一応試験的なものはあったが、問題と言うよりアンケートみたいなものだったと思う。

        • ハリネズミって可愛いよの話

          ハリネズミを飼っていました。 どうでしょうか、このはちゃめちゃな可愛さ。可愛いですよね?私も全くそう思います。可愛すぎです。 名前はりんなちゃんといいます。 いまはお空の上にいますが、ずっとずっと大好きな子です。 で、ハリネズミ飼ってた〜って言った時によく聞かれていたことをちょっと書いてみようかなと思います。 Q.ハリネズミって触れるの?針痛くない? A.ハリネズミが針を立てるのは威嚇している時や怯えている時で、普段は針が寝ているので触っても痛くはないです。 ただ、個

        普通二輪免許を取った話

          アラサー、生まれて初めて絵を描く(日記)

          ついつい夜中寝る前悪いことばかり考えてしまう。 ぐるぐる思考を少しでも減らすために、塗り絵とか楽器とか料理とか、手を動かすようなことをしてみては?とカウンセラーに勧められた。 それではじめは塗り絵を買ってやったり、テトリスをやったりしていたんだけど、どうにも退屈で、そのうち絵を描き始めた。 といっても生まれてこの方絵なんて描いたことがない。 模写というのか、イラストを見ながら同じように描いてるつもりなのだが、人物絵など見ていると全くどうやったらこんなポーズが描けるのか見当も

          アラサー、生まれて初めて絵を描く(日記)

          働きたくないから狩猟免許を取った話【後編】

          狩猟免許を取り、銃砲所持の許可を取った。 これで狩猟ができる! できるのだが、まぁいつでもどこでも好き勝手にできる訳では無い。 まず期間だが、基本的には狩猟ができるのは11〜2月の間までと定められている(地域によって違いはある)。これを猟期と呼びます。猟師達は猟期が来ると大喜びしています。 あと、狩猟が出来る区域も定められている。 言うまでもなく、住宅のある場所や道路のある場所、人の通るような場所(登山道の近くなど)はNG。 それから、鳥獣保護区と呼ばれる区域では、その名

          働きたくないから狩猟免許を取った話【後編】

          働きたくないから狩猟免許を取った話【中編】

          狩猟免許だけでは狩猟をすることは出来ない。 日本には銃刀法というものがあるので、銃で猟をしようと思ったら、当然それもまた許可が必要になるのだ。 この手続きを銃砲所持許可申請と言うのだが、ここでもまたもっかい試験を受けなければならない…。 この時は、講習会と筆記試験がワンセットになってる(ことが多い)。 銃砲の取り扱い、仕組み、法令など、なかなかややこしい部分も多いので、よく暗記してからチャレンジした方がいいだろう。 この試験に合格したら、身分証明書だとか自分の経歴だとかを

          働きたくないから狩猟免許を取った話【中編】

          働きたくないから狩猟免許を取った話【前編】

          ※この話にはうろ覚え要素が多分に含まれます。もし狩猟免許取りたい方はこんな記事は参考にせず、ちゃんと調べてみてください… 人類全員が一度は見る夢、「働かずに生きていきたい」。 当時まだ社会に出たばかりの私は、あまりにも労働したくなさすぎて干からびそうになっていた。 一体どうすれば働かずに生きていけるのか、無い頭で本気でずっと考え続けた。 その結果、「自給自足すれば働かなくてもいいのでは?」という結論に至った。よし、では狩猟免許を取ろう。そうしよう。 詳しいことは各自調べて

          働きたくないから狩猟免許を取った話【前編】

          昆虫食べてみた話

          ※この記事には昆虫の画像が含まれます。 池袋に昆虫食の自販機があったので、いくつか買って試してみることにしました。ノリで。 購入したのは3点。 シルクワーム、タランチュラ、セミの幼虫です。 うろ覚えですがタランチュラが2500円、その他が1000円前後だったかな。 高すぎ。焼肉食べ放題行けるやん。 ・シルクワーム さくさくしてて軽やかな味わい。やっぱり甲殻類みのある味でした。 ・セミの幼虫 これが一番美味しかった。カリッと噛むとナッツみたいにほんのり甘みのある脂肪分

          昆虫食べてみた話

          霊場恐山に行ってみた話

          (ズブの素人が書いているので、勝手な解釈などが含まれます。もし間違っている部分があれば優しく教えてください……。) さて、突然ですが、「死」ってめちゃくちゃ怖くないですか? この地球上にはめちゃくちゃたくさんの人がいるのに、「死」を自ら体感したことのある人間は誰1人いない(当たり前すぎるけれども)。 死んだらどうなるのか、みな何となくイメージしてはいるけど、それが本当かどうか、確かめる術は何も無い。 子供の頃、読んだ本の中に 「人は死んだら無になります。感じることも、考え

          霊場恐山に行ってみた話

          アラサーがロリータ服着てみた話

          私には子供の頃から、夢があった。 昔から本を読むのが大好きだった。その小説……大槻ケンヂや嶽本野ばらの作品の世界の登場人物のように、フリフリ可愛いお洋服を着てみたい!!という夢だ。 それから少し成長して、映画『下妻物語』に出てくる深キョンを見て、その夢はより強固なものになり、 ゴシック・アンド・ロリータバイブルなどの雑誌を読んでは憧れ、ため息をついていた。 しかしそんな可愛いお洋服を着るお金も勇気もないまま、月日は流れ 気づけば私はアラサーになっていた。 そもそも、ロリータと

          アラサーがロリータ服着てみた話