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レーシック手術時の角膜強靭化オプションとは?受けるべき⁉️

レーシックによる視力矯正について調べていると「角膜強靭化」という言葉を見かけます。これはレーシック手術のオプションとして利用できるものです。

ここでは、角膜強靭化とはそもそも何か、レーシック手術においてはどのような役割を果たすのかについて整理してみましょう。

角膜強靭化とは?

そもそも角膜強靭化とは、その名のとおり角膜の強度を上げる治療です。

ものすごくざっくり説明すると、ビタミンB2を含ませた角膜に紫外線を当てると、角膜が固くなります。

本来は円錐角膜という眼病の治療の一環として行われているものです。

ちなみに円錐角膜とは、角膜の一部が薄くなり歪んで凹凸ができてしまう病気です。

一般的にはコンタクトレンズで角膜の変形を抑えたり、それでも角膜の変形が抑制できないと、最終的には角膜移植を行なわないといけません。

ただし、角膜移植はリスクも低くなく、できればそこに至るまでに角膜の変形が抑制できれば、それに越したことはありません。

そこで角膜の硬度を高めることで、変形を防いでいこうという治療が行われるようになりました。

しかし、角膜強靭化にもリスクはあります。

角膜の変形が進み、角膜がかなり薄くなってしまうと、紫外線が目の奥の網膜に到達してしまい、害を及ぼす恐れが出てしまいます。

実際、かなり進行した円錐角膜には角膜強靭化ができないこともあるようです。

レーシック手術における角膜強靭化

・角膜強靭化によるレーシック後の近視の戻りの抑制効果

そこで、再びレーシックと角膜強靭化の話になりますが、レーシックはレーザーで角膜を削ります。

近視が強ければ強いほど、角膜を多く削らなければなりません。

レーシックで角膜を削り薄くなった時に、眼球内からの圧力で角膜が膨らんで近視が戻ることがあります。

角膜強靭化で角膜が固くなれば、これが防げるというのです。

確かに角膜が固くなれば、角膜の厚みが増えるのは防げるでしょう。しかし、近視の進行は角膜の厚みの問題だけではありません。

眼球自体が後方に伸びていくことでも、近視の進行が発生します。角膜の強靭化では、眼球後方への変形は抑えられないでしょう。

角膜強靭化は通常のレーシック料金に加えてのオプションで、数万円〜10万円~はする模様。

近視の進行予防効果も不明な上に、金額も高くなる角膜強靭化。

とあるサイトでは「レーシックを受ける患者が少なくなったため、付加価値をつけて金額を高くしている」などと、かなり辛辣な内容のことも書かれていました。

まあ、色々調べてみれば、そう思われる人も出てくるでしょうという感想です。

もう一度言いますが、角膜強靭化は本来円錐角膜の治療のためのものです。

よくよく確認の上、受けるかどうか判断してください。

角膜強靭化オプションをつけたほうがいいのか?

結論として、医師が必要と判断する時以外の場合、オプションを付ける必要はないと思います。

根拠として、眼科医の先生が書かれた以下の記事が参考になります。

https://kato-naoko.com/2020/10/22/レーシックにオプションは必要か?/

内容を要約すると、

レーシック後の非常に稀ですが有名な合併症に、角膜拡張症(エクタジアまたはKeratectasia)というものがあります。

一般的に、レーシックをすると直後から近視や乱視が取れて裸眼視力が上がりますが、ごく稀に術後数ヶ月から数年経った後に、レーザーで削って薄くなった角膜が前方に突出してきて、円錐角膜のような病態になってしまうことを言います。

角膜拡張症は、レーシックをする側からすれば一番起こしたくない合併症の1つで、どこのクリニックでも術前にリスクがないかどうかは、入念に検査されています。なので、今の時代にまともなクリニックでレーシックを受けて角膜拡張症になってしまうリスクはかなり低いと言えるでしょう。

角膜拡張症になりやすい因子としては、

・もともと軽度の円錐角膜がある
・年齢が若い
・近視度数が強い
・角膜の厚みがもともと薄い
・角膜を削った位置が深い(残余角膜厚が薄い)

などが挙げられています。

しかし、それを逆手にとって、レーシックの際に「角膜を強くする」という理由で角膜クロスリンキングを一緒に行うところが増えてきているようです。それも、通常の角膜クロスリンキングとは少し違う方法で行なっているようです。

レーシックと角膜クロスリンキングを同時に行う手法(一般的には LASIK Xtra と呼ばれています)については、海外でも行なっている施設はあって、ここ数年いくつか論文報告が行われるようになってきましたが、角膜拡張症の予防、という観点ではなかなか評価が難しいところです。

その理由は、もともと角膜拡張症は非常に稀な合併症のため、本当に統計的有意差が出るまで比較するには、ものすごい数の手術をして比較しなくてはならないからです。少なくとも、数百例ずつの比較では判断ができません。

以上の理由により、角膜強靭化による近視の戻りや合併症を抑制する効果の根拠は乏しいと思います。

近視の戻りを心配するのであれば、少し金額を追加して近視戻りの保証プランに加入すると良いでしょう。これにより特定の期間(5年や10年)で近視の戻りが発生した場合は無料での受診や再手術が可能です。

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