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5つの主な視力矯正方法‼️それぞれのメリットデメリットは⁉️

視力矯正は様々な方法があり、それぞれが異なるメリットとデメリットを持っています。

本記事では、代表的な5つの視力矯正方法に焦点を当て、それぞれの特長や考慮すべきポイントについて解説します。自身の生活や視力状態に合わせ、どの方法が最適かを検討しましょう。

①メガネ

視力補正の歴史で最も古くから使われているのはメガネです。これは13世紀後半にイタリアで発明され、後にフランシスコ・ザビエルによって日本に伝えられたと言われています。

メガネは常時使用する人や必要な時だけかける人、またコンタクトと併用する人など、使い方は多岐にわたり、調査によれば総じて8割近くの人が何らかの形でメガネかコンタクトを利用しているそうです。

性別比率では男性の方が女性よりも多く使用し、年齢が上がるにつれて男女ともに使用率が上昇する傾向があります。

メリット

メガネは手軽に装着でき、目の中に入らないため異物感がなく、ドライアイや眼病の方も利用可能。長時間の使用でも目へのダメージの心配がなく、様々なフレームデザインでファッションとしても愛用されています。簡単な装着や手入れ、あらゆる目の状態に対応し、長時間使用や花粉の季節などで目を守ります。

デメリット

メガネの欠点の一つは、フレームによって視界が制限され、フレームが顔に乗ることで外見に影響が出ることです。その結果、外出時にコンタクトに切り替える人も増えています。また、特定の職業やスポーツでは安全上の理由からメガネが使用できないこともあります。これに伴い、フレームが視界に常に入り、鼻の付け根が痛くなったり、湿度が高い場面で曇りやすい、運動中にずれやすいなどの課題も存在します。

②コンタクトレンズ

コンタクトレンズは眼角膜上に装着し、網膜で正確な像を形成する医療機器です。ハードレンズとソフトレンズの2つの素材があり、近視、遠視、遠近両用などさまざまな種類が存在します。

最近では、瞳の色や大きさを変えるカラーコンタクトレンズも人気です。また、使用期間にもさまざまな選択肢があり、1Day使い捨てレンズ、1週間装用、長期間使用するコンベンショナルレンズなど、目的や目の状態に応じて選ぶことができます。

メリット

コンタクトレンズは視界が広く、像の歪みが少ないため、自然な視覚が得られる利点があります。また、優れた視力矯正力を持ち、特に左右の度数差が大きい人や強度の近視の人でも適しています。

視界の歪みが少なく、湿度の高い場所でも曇りにくいため、左右の視力に大きな差がある場合や強度の近視を補正しやすいです。スポーツ時にもズレや落下の心配が少なく、顔の印象を変えずに視力を矯正できるのが特徴です。

デメリット

コンタクトレンズは瞳に直接装着されるため、取り扱いや衛生管理には細心の注意が必要です。医療器具であるため、問題が生じた場合は自己判断せず、速やかに医師の診断を受けることが不可欠です。

毎日の装着者は、コンタクトレンズをつける・外す際に目に触れるため、感染のリスクが高まります。使用者は注意が必要で、不適切な取り扱いは目の損傷や感染症の原因となり得ます。

不適切な取り扱いは目の損傷や感染症を引き起こす可能性があり、ランニングコストやコツのいる着脱、ドライアイのリスクなども考慮する必要があります。また、1Day使い捨て以外は外した後のケアが必要であり、強風や衝撃によって外れることもあります。

③オルソケラトロジー

オルソケラトロジーは、就寝時に特殊な形状のコンタクトレンズを使用して、角膜表面を平坦化し、近視を矯正する手法です。基本的な取り扱いはハードコンタクトレンズと同じで、日中は外して裸眼で過ごせます。

アメリカでは約30年前から処方され、日本では2009年から導入されました。国内では、日本人の目の形に合わせて開発されたレンズが使用され、近視の矯正が行われています。

メリット

オルソケラトロジーの長所は、日中裸眼で快適に過ごせることにあります。夜間にのみコンタクトレンズを使用するため、外科手術への抵抗がある人にも適しています。また、レンズの使用を中止すれば、約2週間で角膜が元の状態に戻ります。

近視を進行させず、抑制する効果も多くの報告があります。

・日中は裸眼で生活可能
・手術ではないため、中止すれば元に戻る
・年齢による視力変化にも対応可能
・水泳やウォータースポーツ中も視力を維持できる
・目薬が利用可能

デメリット

通常コンタクトレンズを使用している人にとって、オルソケラトロジーの適応検査前のコンタクトレンズ休止期間が大きな課題です。視力の安定までには数日から数週間かかり、その間は一時的にメガネなどを併用する必要があります。

- 適応検査前に2~4週間のコンタクトレンズ休止期間がある
- 視力の安定までに時間がかかる
- 違和感を感じる場合がある
- 強度の近視には対応できない
- 検査や定期健診で通院が必要
- 睡眠時間が6時間以上ないと効果が下がる
- 使用のたびにレンズのケアが必要

オルソケラトロジーもコンタクトレンズ同様、正しいレンズケアが必要です。不衛生な取り扱いは角膜に悪影響を与え、一般的なコンタクトレンズと同様の合併症が発生します。コンタクトレンズの経験がある人でも、初めて使用する場合は医療機関で正しいケア方法を学びましょう。

なお、オルソケラトロジー使用時には夜間に光がにじんで見える「ハロー・グレア」が発生することがあります。これらの症状が気になる場合は、医師に相談することが重要です。

④レーシック

レーシックは、エキシマレーザーを使用して角膜の中央を修正し、その結果角膜の曲率を変えて屈折異常を矯正する手術です。手術後に安定すれば、メガネやコンタクトなどの視力矯正が不要になり、裸眼で生活したい人に適しています。

手術では、角膜にフラップ(蓋)を作成してからレーザーで調整する方法が一般的ですが、フラップを作らないPRKという手法も存在します。どちらも同じ原理に基づいていますが、それぞれの利点や欠点があるため、医師と相談して最適な方法を選ぶことが重要です。

メリット

レーシックの魅力は、メガネやコンタクトから解放され、裸眼で過ごせることです。手術は非常に簡単で、日帰りで受けることができます。手術後の視力回復も迅速で、以下がその主なメリットです。

- 一度手術すれば視力矯正が不要になる
- 日帰り手術が可能(事前の検査と翌日の検診は必要)
- 術中は点眼による麻酔で痛みはない
- 早ければ手術当日から視力が回復し、多くの場合翌日には裸眼で過ごせるようになる
- 他の視力矯正手術と比較して料金が安い

デメリット

レーシックは厚生労働省によって認可された手術で、先進の眼科では日本で認可されたレーザーを使用していますが、手術後に以下のような潜在的な問題が報告されています。

- 一度手術すると角膜の状態を元に戻すことはできない
- 夜間に視力が低下するハローグレアやドライアイのリスクがある
- 適応検査には2時間~2時間半かかり、定期的な健診が必要
- 術後に角膜の変形や混濁、新たな近視、近視の戻りが生じる可能性がある
- 正確な眼圧測定が難しくなる
- 白内障手術に影響が出ることがある

費用は医療機関によって異なり、レーシック手術には患者の希望や視力の度数に応じて異なる種類があります。費用相場は両眼20万円から始まり、オーダーメイドの手術は両眼35万円以上が一般的です。

⑤ICL

ICL(アイシーエル)は、眼内レンズを虹彩の裏に挿入して、近視や乱視などの屈折異常を矯正する手術です。しばしば「永久コンタクトレンズ」とも呼ばれます。

一般的にはレーシックと比較されますが、主な違いは角膜を削るかどうかです。ICLは角膜を削ることなく手術を行うため、元の状態に戻すことが可能であり、将来的に白内障などの手術が必要になった場合には、手術で挿入されたレンズを取り出すことができます。

メリット

2010年に導入されたICLは、角膜を削らずに視力を矯正する手術で、近視や遠視、乱視を矯正でき、広範な度数に対応可能です。
角膜への影響がないため、クリアで鮮明な視界を維持できます。ICLのレンズは紫外線をカットし、手術後の視力の戻りの可能性が低いと報告されています。なお、視力が合わない場合や眼病の際は手術によりレンズを取り出すことができます。

デメリット

ICL手術の欠点としてよく指摘される点は、まず費用の高さです。手術までの待機期間が長くなることもあり、また、手術後に視力が安定するまでの時間がかかり、これにより仕事やスケジュールの調整が必要になります。手術には感染のリスクが伴い、レンズが合わない場合は再手術が必要となることもあります。手術直後にはハローグレアが生じる可能性もあります。

ICL手術の費用相場は両眼で45万円から65万円であり、自由診療の性格から病院やレンズの違いで費用にばらつきがあります。度数が強い場合や乱視矯正が必要な場合は、費用が増加する傾向があります。手術前の検査や手術後のアフターケアが費用に含まれていない場合もあるため、詳細な内訳を確認することが重要です。

まとめ

これで、代表的な5つの視力矯正方法について説明しました。自身の生活や視力に応じて、最適な選択肢を見つけてください。通常、視力矯正は自由診療が一般的ですが、オルソケラトロジー、レーシック、ICLなどは医療費控除の対象になる場合があります。負担を軽減したい方は、確定申告で医療費控除を申請することを検討してください。

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