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よっかかる

人に頼むができなかった。
迷惑かかると思ってた。
1人でやらなければならない
そう思ってた

子育ては私がやること
仕事していても、融通をきかすのは私
私が都合をなんとかすればいい
私がいなきゃダメ
そう思っていた

ある日、自分のための泊まりの予定があった。
仕事でも、緊急でもない
けど、自分にとって大事な予定。
子どもはまだ小さかった。
お迎え、朝の用意、食事。
旦那にお願いする、、、
これができなかった。
自分勝手ではないか。
相手は仕事をして、子どもの世話
大変ではないか。
承諾してくれるはずがない
文句を言われる
なんでと聞かれて、納得させられる?
怖くてできなかった

友人からは、旦那以外に頼める人いるよね?
状況わかってくれて、預かってくれる人いるよね?

その言葉に、驚いた

お願いするのは、家族、身内と思ってたからだ。
そんな生活を共にしていない他人に、
私の私的都合で、お願いなんてできない
心の中は恐怖だった

自分の手中の範囲で収まることは、判断早いけど、
他人の手を借りる判断は、一切できなかった。
頼れない。
頼ってはいけない。
自分勝手なことなんか。
そう思ってた。

今の自分を変えるために、必要な予定
頼まざるを得ない状況
意を決して、旦那に話してみた
理解はしてもらえてなかったけど、
いいよ
といってもらえた

断られるとずっと思ってたから
その返事に、ホッとした

話をしたら、わかってもらえる
快諾でなくても、条件があるかもだけど、
話すことでわかることがある

はじめて知った
はじめの何度かは、本当に怖かったけど
前もって、余裕を持って話せば、都合つけられると
旦那が話してくれた
自分のお願いのタイミングの悪さも教わった

人によっかかる
これは大事だ
全部抱えていたら、いつか折れる

相手も、頼まれるのを待ってるかもしれない。
話をしてみなければ、わからない

ちょっとずつだけど、
自分がやらなきゃを
人に頼めるかも
に変えられるようになった
そうしたら、自分の好きな時間を後ろ髪引かれずに
過ごせるようになった

できないも言えるようになった

人によっかかる
よっかかってみよう
お互いさまがうまれるかもしれない

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