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YouTube新ルール『収益化条件の緩和』でチャンス拡大!?簡単なサブチャンネル運営法

収益化条件の緩和

少し前にYouTubeの収益化条件が緩和さるという記事が出てました。

この記事では、6月の記事で先行でアメリカ、イギリス、カナダ、台湾、韓国から展開され、現時点では日本は未定となっていましたが、現在は日本も適応されています。

緩和された収益化条件は以下のようになっています。

参照:窓の杜

これまでは登録者数1000人、再生時間4000時間というのが達成できないという方も多かったと思います。コツを踏まえてコンスタントに活動していけば早くても3か月~半年で登録者1000人は行ける数ではある物の動画のクオリティやジャンルなどによっては収益化まで持って行くのがすごく大変な方も多かったと思います。

しかし、今回の条件緩和で収益化までのハードルがかなり下がったのである意味チャンスでもあります。

条件緩和の裏にある事実

実際に、YouTubeのパートナープログラムにおける収益化条件緩和は、収益化できてなかった人にとってはチャンスではある物の、「なぜ収益化条件が緩和されたのか」という点について殆ど情報が出ていませんでした。しかし、ここが重要なポイントで緩和されるに至った経緯を理解しておくことはYouTubeチャンネルの運用にかかわる戦略や制作モチベーションの維持などに役立つと思います。

なぜ収益化条件が緩和されたのか

収益化条件が緩和された大きな要因は、まず大手YouTuber達が一様に「稼げなくなった」という人が増えたことに起因している。

10年ほど前だろうか、この頃は「好きなことをして生きて行く」みたいなキャッチコピーで大々的に宣伝してクリエイター(=動画投稿者)を増やすことに努めていた時期はプラットフォーム上の制約も緩く収益化もかなりしやすい時期がありました。

次に、ある程度のユーザー数を確保してプラットフォームとしてのスタートアップが順調に軌道に乗ってきた段階で、何度か規制が入った後、収益化条件にチャンネル登録者1000人というハードルが出来た。この時期はクリエイターの確保よりもプラットフォームとしてのクオリティーを底上げする意図があったと思います。

クオリティの底上げを狙った理由としては、ユーザーを集めている段階では規制も緩く質の悪い動画が山ほどあった。このままでは一般視聴ユーザーはYouTubeから離れて行ってしまいます。視聴者が減るということは広告を表示させる相手が減って行くことに繋がってしまう為、数よりも質を重視するフェーズに入ったという事です。

これがしばらく続いていたわけですが、人が増え、クオリティも上がってきたわけですが、今度はもっとプラットフォームとしての価値を上げてユーザーを長く留めておくことに重視してことにより、コンプライアンスにも気を付けるようになったことで奇抜なアカウントなどがBANされたり特定ジャンルで広告が付かなくなったりしてきたわけだ。

そして、コロナが出てきた頃からだろうか、企業は全体的に広告費を抑えた時期くらいからYouTubeでも収益はガクっと下がった訳だ。
この頃から「YouTuberはもう稼げない」という人も徐々に出始めます。

5つのプロセスで成り立っている

あらゆる製品やサービスは、5つのプロセスから成立しています。
それは、導入期・成長期・成熟期・飽和期・衰退期のフェーズがあるという事です。

YouTubeでは、導入期・成長期・成熟期、ここは既に超えていることでしょう。
既に飽和期・衰退期に差し掛かっているのかもしれません。

現在は、市場が飽和して「稼げるYouTuber」「稼げないYouTuber」の格差がかなり広がっているとも考えられます。

これからのYouTube攻略戦略

これからYouTubeを始める人はもう稼げないのか?

これまでに解説してきた話は、YouTube全体としての流れやYouTuberに焦点を当てて1チャンネルでどれだけ稼げるのかというような視点で話を展開してきましたが、個人レベルで食っていく位の収益は今後も十分稼げるであろうと考えています。

それは1チャンネルで成長期・成熟期程の収益は稼げなくとも戦略的に複数のチャンネルを回すことで十分に稼ぐチャンスは十分に残っているからです。

戦略的に複数のチャンネルを回す

「戦略的に複数のチャンネルを回す」という点ですが、成長期・成熟期ではどのような動画が視聴者に選ばれ視聴回数が伸びるのか、どのような編集をすれば良いのかなどテクニック的な部分を多くの方が試行錯誤してきました。現在ではある程度フォーマット(動画編集の型)が決まってきているのがわかると思います。もしわからない方は、動画編集者としての視点で色んなジャンルの動画を、たくさん見てください。どのようなパターンが多いのかが見えてきます。

フォーマットが決まってきているということは、ある程度ノウハウが固まってきていて後はセオリーに則り作って出すだけという事で良いという事でもあります。

爆発的に伸ばして1チャンネルで稼ぐのも戦略の一つですが、小さく稼ぐチャンネルを複数回すというのも戦略として取れることを理解しておきましょう。

複数のサブチャンネルを作る戦略

ここから先は、「どのようなチャンネルを運営していくか」という
部分に焦点を当てて書いて行こうと思いますが、よくある解説ではなくサブチャンネルとして比較的に運用がしやすくリソースを割かず継続できる方法で複数チャンネル運営することを前提としたチャンネルを作る方法について書いていきます。

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