ひきこもりのデータ

一般的に引きこもりとは、不登校や就労の失敗をきっかけに、何年もの間自宅にと事故もあり続けることを指します。今では日本では誰もが知る言葉ですが、海外ではhikikomoriとして知られています。

2016年に行った内閣府の調査によると、15歳〜39歳を対象にした引きこもりは、約54万人いました。2019年に行った内閣府の調査によると、40歳〜64歳を対象にした引きこもりは、約61万人いました。
調査時期は異なるため単純加算はできませんが、それでも日本には100万人以上のひきこもりがいる状況であるでしょう。

ひきこもりとは、独立した病名や診断名ではなく、一つの状態を意味する言葉です。定義すると、①6ヶ月以上社会参加していない、②非精神病性の現象である、③外出していても大人関係がない場合は引きこもりと考える、3つです。

ただ、2010年に厚生労働省が発表したガイドラインによれば、ひきこもりの約8割がなんらかの精神障害として診断可能であるとしています。未治療の発達障や統合失調症の方が潜んでいる可能性があります。8050問題ということがありますが、2014年の調査によると、当事者の平均年齢34.4歳、親の平均年齢65.5歳と高齢化しています。

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