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【読書8】日曜日の夕刊

今年3冊目の重松清。大学生活を始めようとアパート探しに訪れた際、その旅路で読んでいた本だ。読むとその時の記憶が蘇る。懐かしくても、それは切ない感情をまとっていた。

重松清の本はたいてい一冊に短編が3から5話くらいある。一冊ごとにテーマがあり、「日曜日の夕刊」のテーマは家族や友情であった。なんとも切ない物語が多い。

この本は僕の知っている重松清氏ではないとおもった。もっもとそう思った短編は太宰治に取り憑かれる男女の話だが、なんだか現実味のなさに違う作者が思い浮かんだ。

かつて途中まで読んだ本を読み始めるのに、僕は大した記憶力を持ち合わせてないので、大抵はじめから読む。

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