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【デュエプレ】22弾のカードをライゾウ目線で評価しよう
はじめに
はじめまして、エレンと申します。
今回はデュエプレ第22弾『龍解紅蓮伝』で登場する新カードについて、ライゾウ使いの視点から評価しようという内容です。実装前の評価なんてあまりあてにならないと思うので軽めにいきます🖐
一応参考までに、筆者の「ライゾウを使用しての」実績は
・鬼丸『覇』杯 AD最終32位
・ライオネル杯 AD最終4位 最高レート1701
・ベートーベン杯 AD最終59位
・UKパンク杯 AD最終15位 最高レート1708
こんな感じです。ここ数ヶ月結果を出してなかったので、前期は『ライゾウ』で最終1位ワンチャンあるところまでいけてよかったです。欲を言えばそのまま取りたかったけど…
とりあえず評価の信憑性を図る際の指標にしてもらえれば。
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21弾の事後評価
事前評価の前に前回の振り返りもしておきましょう。興味のない方はこの項目は飛ばしてください。
まず《ドラゴ大王》についてですが、「入れたら入れたら活躍するけどなくても勝てる」、入っても1枚程度という評価をしていました。これは完全にやらかしてますね。
確かに《クロック》は《永遠リュウ》とブロッカーを複数体ずつ立てて1点ずつ盾を刻むプレイでケアできるし、『MRC』に関しても《永遠リュウ》や《ナンバーナイン》が何体か並べば身動きがとれなくなります。ただ、《大王》はそのような要求値の高い過程を大幅にスキップできるので、「なくてはならない」カードではないとしても「あった方が遥かに楽に勝てる」カードであることは間違いなく、現在文句なしで複数枚採用されています。
《ライオネル》《ダイハード》については概ね予想通りで、選択肢の1つになるくらいで採用頻度はそれほど高くないです。
《ワルドブラッキオ》についても予想通り強かったんですが、《ロマネスク》がAD殿堂に指定された後は『シータ刃鬼』や『アナカラーザビミラ』が環境に進出してきたこと、『ライゾウ』ミラーにおいて《ロマネスク》から《ヴィオラ》→《永遠リュウ》へと繋ぐ鉄板の勝ち筋が消滅したことで、《ライゾウ》の捲りに依存する場面が増えて《VAN》の価値が上がったことにより枠の都合で抜けてしまいました。
21弾後期のリスト
筆者が《ロマネスク》規制後の環境で使用していたリストがこちら
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《ロマネスク》規制後は《ギフト》や《エコアイニー》、《キューブ》など様々なカードが試されており、テンプレらしいテンプレは定まっていない印象です。前述の通り筆者はそれなりの結果を残すことができたので、ある程度信頼していただけるリストではあるのかなと思います。
それでは、前置きがかなり長くなってしまいましたが、事前評価いきましょう🐉
今回ドラゴンの種類がかなり多いので、「入れたらどうかな?」って思う人が少しでもいそうなカードを独断と偏見で選出して評価していきます。
《龍素記号Sr スペルサイクリカ》
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遂に登場したDS期を代表するドラゴン。紙だと『ジャックポットエントリー』というドラゴン踏み倒し系のデッキで使われていた記憶があります。ただ、クリーチャーによる踏み倒しを用いる『ライゾウ』においては特に使い道はありません。《ホーガンブラスター》入りの『ライゾウ』で暴れ回りたい方は《ゴスペル》と一緒に使ってあげてください。
《勝利天帝 Gメビウス》
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《ボルシャックメビウス》のリメイクカード。めちゃくちゃかっけ〜!!
肝心の性能はというと、悪くはないけど採用には至らないかなという印象です。そもそも『ライゾウ』というデッキは《永遠リュウ》《ナイン》《大王》等によって相手を詰ませることがメインの戦術であり、ワンショットはいわゆる「詰み盤面」を作ると同時に打点が揃うことで結果として起こるものであってそれを目標にするわけではありません。もちろん毎試合綺麗に「詰み盤面」を作れるわけではないので、負け筋を完全に潰し切ることは諦めて突撃することもありますが、その突撃要員は《ライゾウ》本体で十分事足りています。ガチンコジャッジがかなり強いデッキであるにも関わらず《鬼丸覇》すらあまり採用されませんからね…
こいつがいて欲しい、という場面が想像しにくいので評価は高くありませんが、あまりにかっこいいカードなのでちょっと使ってみたくもあります。
《熱血龍 バトクロス・バトル》
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紙のドラゴンデッキの金字塔、『モルトNEXT』で受け札として活躍したドラゴン。ただし、詳細は省きますがあちらではマナ武装や《ドルマゲドン》との兼ね合いで重宝されていたところが大きく、デュエプレの『ライゾウ』においても同様に活躍できるかと言われると少し疑問です。一応受け札としては7000ラインまで取れる単体除去呪文のように使うことができますが、ADの環境デッキ相手にそのようなトリガーを踏ませることで勝ちに近づく場面は限られそうですし、むしろブーストしつつ盤面に残る《アカギ》《イージス》のほうがビート対面では有効に働きそうな気がします。手札や《ライゾウ》の捲りから出したいかと言われるとそんなこともなく、色も赤単色はライバルが強すぎるので、緑を含む多色の《アカギ》《イージス》のほうが遥かに優秀です。
現状のトリガー8枚体制でもビート耐性はそれなりにあり、枠に余裕があるわけでもないのでわざわざ《バトクロス》を追加する必要はないのかなと考えています。
《永遠の悪魔龍 デッド・リュウセイ》
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闇落ち《リュウセイ》。まあ入らないですね。能力自体はそんなに弱くないけど《ヴィオラ》と比べると遥かに劣りますし、1コスト軽いという強みも、色の問題で8マナ圏での手出しが現実的でないのでほぼ死んでいます。ドラゴンデッキより『アガサ』の強化カードかな、そっちでも使わない気がするけど…
《邪蹄の悪魔龍 ベル・ヘル・デ・リンネ》
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ドラゴン版の《ベル・ヘル・デ・ガウル》。これまで見てきたカード達とは違い、唯一無二で面白い能力をしています。もちろんおもちゃですし積極的に採用はされませんが、相手の『ライゾウ』からこいつ飛んできたらかなりウザそうですよね。《アカギ》が実質《バルガライザー》になるのは結構すごい。《ライゾウ》も出せたらもっと面白かったけど、対面すること考えたら出せなくてよかったです。そんなことされたらたまったもんじゃないよ。ほんとに。
《ジャックポット・バトライザー》
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バトルに勝ったら「ちょっと強い《バルガライザー》」!!…なんですが、「ちょっと強い《バルガライザー》」は『ライゾウ』におけるドラゴンの層の厚さには付け入れなさそうですね。なんならバトルに勝つ場面もそんなに多くなさそうだし。
《仁義類鬼流目 ブラキオヤイバ》
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ドラゴンになった《刃》。蓋としてはなかなか強力で『黒緑速攻』相手に出せば勝ちになり、『青単ツヴァイ』にも《ツヴァイランサー》1体分の攻撃を吸えるので弱くはないと思います。ただ《ライゾウ》から捲る蓋としては《大王》を始めとしたライバルが強力すぎますし、「攻撃する時」の効果が完全に腐っているのも気になります。同じ8コストで《ライゾウ》の前に設置でき、《ライゾウ》から捲るとそれほど強くない《ダイハード》がほぼ使われていないことを考えると、いくら緑単色と言えどそれほど採用したいカードでもないです。《永遠リュウ》の強さが改めて分かりますね。
《巨鯨目 クジゴジラ》
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筆者が今弾で注目しているカード①。なぜこんなクジラなのかゴジラなのかマンモスなのかもわからない謎のカードを評価しているかというと、《ラルゴバニス》が強いからです!!!
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筆者が前期《ラルゴバニス》を採用した『ライゾウ』で結果を残すことができたのは前述の通りですが、ここで改めて《ラルゴバニス》の強みを説明しておきましょう。ズバリそれは、置きブーストのリソースとしてこのデッキにおいて唯一無二の仕事をしてくれることです。《ロマネスク》が1枚しか使えない以上、6マナ圏でのアクションが《アカギ》や《イージス》であることなどはザラですが、手札を増やす手段を持たないこのデッキにおいて、1枚消費して1マナブーストしているようでは手札枚数がカツカツになります。せっかく手札に強力なドラゴンが揃っていてもそのほとんどをマナに置かなくてはならなかったり、8マナで《永遠リュウ》を出そうとすると次のトップが多色だった場合に《ライゾウ》が出せなくなったり…
そんな経験、ありませんか?でもそんなとき、6マナ圏で《ラルゴバニス》をプレイしていればどうでしょう。《アカギ》《イージス》と同様に出たときに最低限のブーストはしつつ、その後登場する《永遠リュウ》《ナイン》等の強力ドラゴンにも出たときの1ブーストが付与されます。その分手札からマナチャージする必要がなくなったり、トップ多色の心配がなくなったり、《大王》や《VAN》の手出しまで視野に入ったりします。
これこそが見た目以上に勝ちに直結しやすい、《ラルゴバニス》だけが持つ大きなストロングポイントです!!
というかでした。ただ、《クジゴジラ》の登場でそのアイデンティティは破壊されてしまいました。パワーラインやブレイク数はあまり問題にならないので、比較するなら色になるんですが、緑単色と白緑多色のどちらが強いかはかなり難しいところです。前者はもちろんアンタップインである点が、後者は「せっかく引いた《ロマネスク》が白マナの欠損で出せない」みたいなリスクを軽減してくれる点が強力ですからね。一応《クジゴジラ》なら《ライゾウ》から捲れた場合、最初にバトルゾーンに出せば複数ブーストでマナ進化GVで減ったマナを回復できたりもします。なんにせよ選択肢が増えたのは喜ばしいことなので、《クジゴジラ》はぜひ試してみたいところです。
《熱血龍 バトリベンジ》
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こいつがバトルゾーンに出たら自分がハンデスされてます。
《有毒類 ラグマトックス》
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筆者が今弾で注目しているカード②。こいつがデュエプレ研究所でちらっと映ったときは結構興奮しました。まず、貴重な中盤の繋ぎになる緑単色のドラゴンである点が強力です。除去として見るとやや使い勝手は悪いですが、相手の《永遠リュウ》を除去できる可能性があるなど《ミツルギ》の下位互換というほどではなく、そちらと差し替えると多色枚数を抑えつつマナカーブを崩さないので非常に優秀ですね。
しかしながら、このカードの真価はそこではありません。その真価とは、《ライゾウ》から捲ったときにアタックキャンセルが行えることです。《ヴィオラ》の登場により《バベルギヌス》が退場して以降、《ライゾウ》のアタキャンはロストテクノロジーとなっていました。それでも、例えば『MRC』対面で《ライゾウ》から《大王》を捲って「3点《デスゲート》だけはやめてくれ…」みたいに、アタキャンしたい場面って結構ありますよね。そんなとき、繋ぎのブースト要員として入れておいた《ラグマトックス》が柔軟な立ち回りを可能にしてくれるかもしれません。
単色を増やしすぎると逆に色事故のリスクが大きくなるので、文句なしで採用されるかと言うとそうとも限りませんが、《クジゴジラ》と同様にぜひ試してみたい1枚です。
《高貴の精霊龍 ペトローズ》
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生まれ変わった《ペロトーバ》。実は味方のパワーも上げてくれる《ラルゴバニス》の方が強いです。
終わりに
とりあえずこんなところですかね。今回はどこまで取り上げるべきかかなり難しくて、やや統一感のない感じになってしまいました。読みにくかったら申し訳ないです。最後に、筆者が22弾環境でまず使おうと考えているリストを載せておきます。
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無理して新弾のカード使おうとしてる感じのリストになってしまいました。記事の内容からもなんとなくお分かりいただけたと思うんですが、今回『ライゾウ』を明確に強化するカード全然ないんですよね。普通に勝ちたいなら現環境のリストをそのまま使うことをおすすめします。まあ毎弾強化が入り続けるのもおかしな話なのでその方が正常とも言えますが…
とはいえ《クジゴジラ》と《ラグマトックス》の使用感が楽しみなのは本心なので、まずはこいつらを試す予定です。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました!少しでも参考になったと思っていただけたら幸いです。またどこかで
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