2024/2/21「僕」と「彼」と「友人」

・今日の日記には3人の登場人物が出てきます。「僕」と「彼」と「友人」。3人ともパッとしない23歳の男という点で区別がつきにくいため、表記で区別します。「僕」と「彼」の会話の話題として「友人」が登場します。
・「僕」:中野。パッとしない大学院生。「彼」をご飯に誘った。
・「彼」:「僕」の中学時代からの友人であり、大学時代ではバイト先が同じだった。パッとしない新社会人。「僕」にご飯に誘われた。
・「友人」:「僕」と「彼」の中学時代からの友人。パッとしない高学歴。

・地元の友達を久しぶりにご飯に誘った。この友達とは大学時代に同じバイトをしており、週に3日ほど一緒にご飯を食べに行っていた。しかし、昨年の4月から社会人になった彼とは会う頻度が徐々に減っていた。

・少し前にバイト先の飲み会があり、そこで彼とおよそ半年ぶりに再開した。彼は何も変わっておらず、僕も変わっていなかった。大学院に進学し、僕はとても成長した気分になっていたが、どうやら気のせいだったようだ。酒を飲みながらトリコとバキの話をたくさんした。近況など全く聴く気にならず、昔と同じような話ばかりした。

・彼の近況が気になり、久しぶりに僕からご飯に誘った。彼とご飯に行く場合、10回中9回は彼から誘ってくれていた。

・ガストでポテトを食べながら話した。うどんが食べたくなり、ガストを出て丸亀製麺に行くことにした。近所の丸亀が閉店時間になっていたので、代わりに近所のスシローに入った。スシローでうどんを食べながら話した。

・以下、会話の内容について。お互いの仕事や学業についての近況報告をさらっと済ませた後に、彼女の有無を確認した。僕も彼も彼女はしばらくいなかった。彼女欲しい・欲しくない論争をした。漠然とほしいけど行動するのは面倒だし、かといって今のコミュニティ内で作ろうとすると気まずいことになりそうだし、そもそも忙しすぎてそんな余裕がないという結論に至った。

・帰りの車内では、共通の友人の話題になった。とある友人が最近インスタでスピリチュアルなストーリーを上げていて心配だ、という話。その友人は良い大学に進学したものの、就活がうまくいかず、現在は何をしているのかわからない状況である。少し前にその友人がnoteを始めたらしく、そのリンクをストーリーに上げていたのだが、そのnoteの内容がどうやらスピっているのだ。

・その友人は難しい言葉を並べているのだが、つまるところ大学時代にバイト先のメンヘラちゃんに振り回されたことを未だに引きずっているらしかった。その友人は賢く、体型にも恵まれていたのだが、ファッションやヘアケアなどに疎く、コミュニケーションは得意とは言えなかった(その友人と仲良しだった僕や彼も同じ穴のムジナ)。また、友人は非常にひねくれていた。そのひねくれは、中学卒業後に男子校に進学したことで更に加速した。そして、女性経験が非常に乏しかった(これは友人のnoteにも書かれている)。

・帰りの車内で僕と彼は友人のnoteを見ながら、どうしてこうなってしまったのか、どうすれば救えるのかについて話し合った。そして、話の内容は徐々に、いかにその友人に彼氏としての魅力が欠如しているか、彼女を作るために改善すべき項目についての話題にシフトしていった。もちろん僕らに彼女がいないという事実は棚に上げている。議論は1時間ほど白熱した。

・コンビニでアイスを食べ、解散した。帰り際に彼から「久しぶりにしっかり話せて良かったわ」と言われて嬉しかった。たまには自分から誘うのもいいっすねと思った。

・今日の運勢予想:吉

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