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花散りぬれど~part2~

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part1は恋人がそばにいたころを中心に描きましたが、part2は恋人がそばにいなくなってからのことを描きたいと思います。
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2024年3月の記事一覧

あの頃僕は若(BAKA)かった

私は、母親から生まれ年がイノシシなので、猪突猛進するのだと、よく怒られていた。 当然、干…

残波野綾光
6か月前
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恋人夫婦

かなと私は戸籍上は夫婦と言っても、今までのような恋人同士と変わりなかった。 そもそも、名…

残波野綾光
6か月前

ときめく香りと長い黒髪

かなは別れる時に、結婚指輪と香水アトマイザーを私に返した。 結婚指輪はかなが東京に出てく…

残波野綾光
6か月前
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3月14日生まれのあなたへ

今日はホワイトデーです そしてあなたの誕生日です  遠い昔、あなたは私の誕生日に あなた…

残波野綾光
6か月前
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優しさは結婚と失恋に無関係?

私は修士1年目から、博士課程の先輩である田淵さんのお世話になることが多かった。 田淵さん…

残波野綾光
7か月前
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剥がれた生爪がつまらぬ意地に

私は大学時代に、大学の先生からビアホールでビールを飲まして貰い、調子に乗って飲み過ぎて、…

残波野綾光
7か月前
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新宿西落合 ふたり暮らしの始まり

ふたりで暮らし始めたところは、西武新宿線の新井薬師前駅から北に10分ほど歩いたところで、住所は新宿区西落合だった。 新宿と言えば、高層ビル街をイメージするだろうが、ふたりが住んだのは、落ち着いた住宅地だった。 近くには哲学堂があって、散歩に行って気晴らしするには良いところだった。 また、その傍には妙正寺川が流れていて、哲学堂付近では風情があった。 場所的には非常に良いところだったのだが、高い家賃が払えないので、風呂がなかった。 下には年老いた大屋さんが住んでいるし、

夜明けのプラットホーム

かなも私も4月から一緒に暮らせることを信じて、耐えてきた。 ところが、いざかなが東京に移…

残波野綾光
7か月前
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愛がいきづく場所

7月になって家庭教師も紹介されて、宿直のバイトと掛け持ちで忙しい日々が続いて、体調を崩し…

残波野綾光
7か月前