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はじめてのKakeru翔GP

今回の記事は先にこちらを閲覧してから読むことをお薦めします。

2024年2月11日、筆者は毎月恒例のよしもと漫才劇場(以下:マンゲキ)への遠征にやってきた。

今回筆者が観に行こう選んだライブは

Kakeru翔GP

である。

筆者はこれまで翔ライブを観に行ったことは何度もあるが、翔GPを観に行ったことは一回もなかった。

このKakeru翔GP(以下:翔GP)は、マンゲキ所属の翔メンバー(芸歴7年目以下)総出演のネタバトルライブであり、このバトルで下位だった芸人は、翌月に行われる翔チャレンジバトルにて、UP TO YOU!サバイバルステージ勝ち抜きメンバーとの入れ替え戦を行わなくてはならない。
そしてその運命を決めるのは、この翔GPに来た観客である。
観客が最終的に面白いと思った芸人を選び、その集計結果で順位が決定する。つまり我々ファンや観客の一票で残留かチャレンジバトル行きかが決まるのだ。

こういった観客投票を行うバトルライブを観に行くのは初めてというのもあり、普段のライブとは違った緊張が筆者の身体を駆け巡った。

翔GPは第一部と第二部の二部構成になっており、筆者は今回第一部の方を観に行った。筆者最推し女性コンビであるハイツ友の会はるかぜに告ぐが同じ第一部出演であったからである。これは1月の時点で判明しており、その瞬間観に行くなら第一部だと決めていた。

15時20分に開場し、まず出入口で投票用紙を貰った。

チケットで伏せてあるが、この下にQRコードとリンクが載っており、そこにスマホでアクセスして投票する。そして下には出場芸人のメモスペースも設けてある。投票用紙ではなく、終演後の回収も無いので自由に記入できるのだ。

そして15時30分に翔GPがスタート。
ブロック分けと出番順は以下の通りであった。

Aブロック
1 ゆうらん飛行
2 ボブスレー黒岡
3 タレンチ
4 ハイツ友の会
5 鉄人小町
6 オニイチャン
7 ぐろう
Bブロック
1 ごぞうろっぷ
2 うめすぴか
3 はるかぜに告ぐ
4 釈迦虎
5 空前メテオ
6 三遊間
7 うただ
Cブロック
1 木漏れ日
2 清川雄司
3 ウイスキーカノン
4 カノッサ
5 エナマキシマ
6 ソマオ・ミートボール
7 シスター

この21組の中から面白いと思った芸人を4組選び、投票を行うというものである。

筆者はどのようにして4組に絞ろうかを考えた結果、このようなやり方にした

1.面白さや客ウケなどを加味した上でネタ終了直後の筆者体感で点数を付ける(100点満点)。
2.各ブロックの筆者が付けた点数の高かった上位3組を選ぶ。
3.各ブロック上位3組入りしなかった4位に当たる芸人の中で一番点が高かった(故に一番面白かった)1組を追加し、筆者ベスト10組を構成する。
4.その10組の中で点数関係なく面白かった4組を投票する(M-1最終決戦スタイル)。

といった分析系激痛お笑いヲタクのようなスタイルで決めることにした。

約2時間程で全ネタが終了。筆者が選んだベスト10は、
A
1位 ぐろう 97点 2位 鉄人小町 95点 3位 ハイツ友の会 93点
B
1位 うただ 96点 2位 三遊間、釈迦虎 94点
C
1位 シスター 95点 2位 ソマオ・ミートボール、清川雄司 93点

各ブロック4位のうちの1位・・・空前メテオ(Bブロック、93点)

この10組から4組を選ぶことにした。

そして筆者が10組の中で付けた点数関係なくとにかく面白いと思い選んだ4組は、

ぐろう、うただ、シスター、ハイツ友の会 

である。

まず、ぐろうとうただに関しては最初から最後までとにかく面白く、筆者もほかの観客たちもノンストップで爆笑が続いていたのを覚えている。
そして、シスターのコントはやはり週末の強烈インパクトとひ孫が考えたネタ構成がとても面白かった。

そして筆者最推しであるハイツ友の会も4組のうちの1組に入れた。
ハイツ友の会は漫才ではなくコントを披露したのだが、今回のネタは筆者は初見であった。彼女たちの芸風はぐろうやうただのように怒涛の爆笑ラッシュタイプではないが、そのタイプではないからこそ一発一発のインパクトが笑いを生み、結果的に面白いと感じ投票するに至った。
ちなみに同じく最推しであるはるかぜに告ぐを4組に選ばなかった(つまりハイツ友の会の方が面白いと思った)ところが、筆者のガチ部分である。

そして集計の結果、第一部のベスト4は、、、

1位(同率)うただ、ぐろう 3位 清川雄司 4位 ハイツ友の会

ハイツ友の会が初めての上位入りを果たした。
この結果に客席からも「オオー」という驚きの声が漏れ、筆者も後列席から大きな拍手を送った。

ちなみにその後に行われた第二部のベスト4は
1位 cacao 2位 例えば炎 3位 タイムキーパー 4位 オノマトペ

であり、総合順位ベスト4は
優勝 cacao 
準優勝(同率2位)うただ、ぐろう 4位 清川雄司

という結果であった。

5位以下は発表されてないが、一部二部の順位から考えて
5位 例えば炎 6位 タイムキーパー 
7位or8位 オノマトペorハイツ友の会
ではないかと予想する。

今回のベスト8のうち、半分の4組がNSC大阪41期出身芸人であった。
今後の賞レースなどでも大阪41期がかなり注目株になることは間違いないだろう。

筆者は今回、初めて翔GPを観に来たのだが、様々な翔メンバーを見ることができ、そしてどの芸人を選ぶかを考えて投票するということもできたので、非常に楽しかった。この翔GPは毎年偶数月に行われるので、次回の4月度も是非行ってみたい。

最後にGP終演後の筆者のメモ欄をこの記事限定で公開する。

筆者の膝上で記したので殴り書きご了承ください。◎○△は客ウケ度。©はコント。

メモ欄には披露ネタのタイトルをその場で書き記した。

※以下ネタバレ注意

うただ・・・先輩の誕生日(コント)
タレンチ・・・チャリ盗られた!(漫才)
鉄人小町・・・茶道(漫才)
うめすぴか・・・水族館デート(漫才)
ごぞうろっぷ・・・べっぴんさん(漫才)
木漏れ日・・・ファンが嫌がること(漫才)
三遊間・・・新商品社内コンペ(漫才)
ハイツ友の会・・・結婚の挨拶(コント)
ウイスキーカノン・・・ペーパーがない時の対処法(漫才)
エナマキシマ・・・国を変える(漫才)
オニイチャン・・・アニソン(コント)
カノッサ・・・魔法(漫才)
空前メテオ・・・刺さるか刺さらないか(漫才)
ぐろう・・・結婚式(漫才)
シスター・・・作家と愛人(コント)
釈迦虎・・・免許の更新(コント)

ゆうらん飛行・・・女子会(漫才)
はるかぜに告ぐ・・・緊張の解決(漫才)
ソマオ・ミートボール・・・アイドルの自己紹介(ピン芸)
清川雄司・・・腹話術(ピン芸)

ボブスレー黒岡・・・トーマス漫談(ピン芸)

太字は今回の筆者ベスト10ネタである。

観たことある人もいれば観たことない、また知らないと思う人もいるだろう。もし後者だった場合は、マンゲキでの観覧もしくは翔ライブなどのオンライン配信を観ることをおススメする。

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