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はる告ぐに会いたくて

10月23日(月)
自分は早朝から自宅を出発し、とある場所へと向かった。
バスタ新宿7時50分発の高速バスで5時間かけて名古屋へ向かい、
そこから近鉄特急に2~3時間揺られ、辿り着いたのはそう、
大阪・難波。

もうお分かりだろう。

自分は今月もよしもと漫才劇場(以下:マンゲキ)へとやってきたのである。

マンゲキのライブに来るのは8月から数えて3回目。前回が9月ということは、もはや月1ペースで劇場に足を運んでいると言っても過言ではない。

そして、今月はどうしても10月23日に行きたかったのである。

この日の出演コンビは、
うただ、タレンチ、とくいち、三遊間、タイムキーパー、ハイツ友の会、ジョックロック、例えば炎、風天ダスト、清川雄司とMCのさや香 の11組。
それに加え、9月の翔チャレンジバトルを勝ち抜き、劇場メンバー入りしたコンビが出演。

今回はそのコンビがこの日に出演すると聞き、スケジュールを合わせてやってきたのである。

そのコンビは、、、

はるかぜに告ぐ


である。

はるかぜに告ぐ(以下:はる告ぐ)は一色といろととんずの2人から成る芸歴1年目(NSC大阪45期卒業)の女性お笑いコンビである。

昨年、NSC在学中に出場したM-1グランプリ2022では3回戦まで進出し、
卒業直後の4月からは、フジテレビ製作の深夜バラエティ番組「深夜のハチミツ」に出演。この番組では月ごとに若手芸人が入れ替わっていくのだが、はる告ぐは4月~7月と9月の計5か月にわたって出演。

そして9月14日に行われた翔チャレンジバトルにて、同率10位で劇場メンバー入りを果たした。

はる告ぐに関しては、劇場メンバー入りする前から注目しており、SNSや公式YouTubeチャンネル『はる告ぐちゅーぶ』(https://www.youtube.com/@harukazenitsugu
などでその動向を確認していた。

筆者が完全に『自分は彼女たちを好きである』と確信した出来事がある。

それは、よしもと漫才劇場公式YouTubeに上がっている2人が出ている動画のコメント欄にあったアンチコメ(「おもんな」「人気投票で上がった」「女芸人にゲロ甘」等)に対して無性に腹が立ったことである。このようなコメに対して怒りの気持ちになったことにより、『自分は彼女たちをのことが好きなんだ』と改めて自覚を持った。

そんな彼女たちが劇場所属となり、翔ライブに出演すると聞き、
それに合わせてスケジュール調整を行った。出演が決まったのは、
10月6日、10月8日、10月23日の3公演。筆者はそのうちの10月23日に行くことを決めた。

何故この日なのか。

上記の10月23日出演芸人を見たらもうお分かりだろう。

この日は、

ハイツ友の会と共演する唯一の日

だからである。

ご存知の方もいるかもしれないが、ハイツ友の会は筆者最推し女性コンビとしてこれまで関連noteをいくつか投稿してきた。

後日発表になった11月のスケジュールなどを見るとこの2組が一緒に出演する翔ライブは現時点ではなく(代演・追加出演で共演する可能性あり)、10月23日が唯一2組とも確実に観れる日なのだ。
これを逃すまいとマンゲキに出向く日をこの日に決め、そして当日約8~9時間程かけて難波へと足を運んだ。

開演20分前にマンゲキのあるYES・NAMBAビルに到着し、エレベーターに乗る。そして扉が開くと、目の前の手売りスペースにはお目当ての2組が居た。筆者は今回、はる告ぐの方へと並んだ。ちなみにはる告ぐ側にはもう既に列が出来ていた。

そしていよいよ自分の番になり、ついに彼女たちと対面した。

2人は物凄く明るく出迎えてくれた。
まず自分は開口一番「マンゲキ所属おめでとうございます」伝えると、元気よく
「ありがとうございます!」と返してくれた。

そしてチケットに筆者の名前付きでサインを書いてもらい、写真も撮ってくれた。
その間も自分がマンゲキに行き始めたことや、今日はる告ぐに会いに来たことなどを短ながらではあるが彼女たちと会話した。最後にプレゼントを渡した際も2人は喜んで受け取ってくれた。

チケットを貰い、16時45分に翔ライブがスタート。下手側最前列に座った自分は1時間半のライブを楽しんだ。

はる告ぐの2人はネタだけでなく最後の企画コーナーにも出演。その際、ラストにとんでもない奇跡が起きたのも目の当たりにした(現地や配信で観た人ならその奇跡が何なのかわかるはず)。

こうして1時間半のライブが終了。出演メンバー達が皆下手側にはけていく中、唯一彼女たちは客席に向かって手を振ってくれた。とても満足感と高揚感を揺さぶらしてくれた。

今回彼女たちに会って分かったことは、

ファンサ(ファンサービス)力が高い

ということが分かった。

手売りスペースでの対応や、その際の会話の弾み方、そしてライブが終わった際に手を振ってくれるなど、筆者が見るからに彼女たちのファンサ(ファンサービス)力はかなり高いものだと言えるだろう。
中にはそういうのは要らないと物申すお笑いファンもいるかもしれないが、自分はこれを強みとして行くのも良いのではないかと考える。むしろその方が彼女たちのモチベーションアップにも繋がり、今後の劇場や賞レース、テレビ番組などでのネタ披露に自信がつくのではないだろうか。この業界はファンの応援あってこそ成り立っている部分もあるから、そのファンサ力は引き続きあってほしいと考える。

芸歴1年目でこれから様々な困難が立ち塞がってくると思うが、筆者は今後も彼女たちを応援していこうと思う。そしてまたマンゲキで会える日を楽しみにしている。

全ての意味で、はる告ぐありがとう。















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