【深夜の独り言】空前メテオとはるかぜに告ぐはもっと称えるべきだと思う
よしもと漫才劇場の翔メンバーで「この若手凄いよ!」と第三者に紹介するとした時、誰を紹介するだろうか。
うただ、ぎょうぶ、爛々、cacao、タイムキーパー、三遊間、ぐろう、ジョックロック、マーメイド…
様々な若手芸人がいるが、筆者なら絶対と言っていいほど
空前メテオとはるかぜに告ぐの2組を紹介するだろう。
この2組は直近で快挙を成し遂げている。
空前メテオはytv漫才新人賞を優勝しているが、芸歴4年目での優勝である。
これは歴代優勝コンビの中で史上最短芸歴での優勝である。それまでは、からし蓮根(2019優勝)の芸歴6年目での優勝が史上最短芸歴優勝記録であったが、今回その記録を5年ぶりに塗り替えた。さらに言えば、芸歴5年目どころか、芸歴5年未満(4年目以下)のコンビが優勝することは今までなかったのだが、空前メテオが初の芸歴5年未満での優勝者となった。
はるかぜに告ぐは昨年、女芸人No.1決定戦 THE Wの決勝に進出したが、
芸歴1年目での決勝進出である。厳密に言えば4月デビューから数えるとわずか8か月での賞レース決勝進出である。元自衛官芸人・そのこも、同じ記録を持っているのが、彼女は東京吉本でデビューしている。つまりはるかぜに告ぐは、関西勢の女性芸人としては史上最短芸歴での決勝進出と言える。そして今年4月からはnewsおかえりの水曜レギュラーを務めている。このnewsおかえりの水曜レギュラーは、あのさや香の後任という大抜擢である。
筆者から見てこの2組の優勝・決勝進出は、かなり快挙的に見えるのだがほかの皆はどう感じ取っているのだろうか。スゴいと思うのか、スゴくないと思うのか、それは人によって違うだろう。ただ筆者は前者のほうだと思っている。
正直なところ、2組ともM-1グランプリでは3回戦より上には未だ進出経験もないし、よしもと漫才劇場翔メンバーによるKakeru翔GPでも優勝どころか総合順位ベスト4入りも経験がない。
これは結果として出てしまっているので仕様がない。ただそれを巻き返せるだけの力は持っていると筆者は考える。この最短芸歴での快挙という経験を糧に、これから突き進んでいけばきっと報われるはずである。
だから今後の様々な賞レースやKakeru翔GPでの2組が非常に気になるし、M-1グランプリ2024では、2組とも準々決勝以上は行くと予想している。
そしてこれは筆者の願望的なモノなのだが、年始に行われる上方漫才協会大賞にて2組に何かしら賞を与えてほしいと思っている。
大賞・新人賞でなくても、話題賞でも良いし、文芸部門賞の1組でも良いし、なんならトータルコーディネート部門賞でも良いので何か与えるべきなのではと思っている。
そして、ネタやキャラに好き嫌いはあっても、2組の成し遂げた結果を受け入れて少しばかりは称賛をしても良いのではないだろうか。
無理には言わないが、そういう人たちが少しでも増えることを願っている。
以上、深夜3時の独り言でした。
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