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残骸

彼と会わなくなってから、日々残骸を拾っている。残していったものが、どうしても目についてしまうから。
どうもそれを拾うのは私の役目のようだ。
虚しくて、悲しい日々。
あの人は余韻を少しだけ残していなくなった。

何をどうしたら良かったの。
どうなりたかったの?

優しいか冷たいかわからない人。
まだ振り回されている自分。

前を向きたいと思いつつ、つい後ろを向いてしまう。
誰かに助けてほしい。

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