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それでは 聞いてください、この日のために

みなさんは
年に一回 楽しみにしている日
ってありますか?

わたしはあります
年に一度 秋に行われる催し
この日のために 日々凌いでいると
言っても過言ではない

小学5年生のときに初めて行って以来
普通のまつりとは
何か違うたのしさに魅せられ
高校の文化祭が被った年と
コロナでの空白の2年間以外は
毎年 欠かさず訪れています
今年も行ってきました


何に縛られるでもなく
でも滞りなく進む舞台
(ここのおじバンが本当に上手い)
出回る屋台は効率重視じゃなく
少し手間取ったりして
そこがまた人間味を感じていい
売り切れ御免のスタイルで
限定感もあって
なにより芝生の上でワイワイやるのって
本当に楽しいよね

それこそ 子どもの頃は
走り回っていたし
自然のもので遊んでたし
その頃から 秋が好きだったので
わたし的にこのイベントは
欠かせないものになっていた

大学生から今にかけては
毎年色んな友達を誘って
イベントを満喫していました

そもそもなぜ
このイベントに来たのかというと
母の友達が 模擬店を出展していたから

高校の美術講師をしてる人で
進学の時にお世話になりました
今年も勇気づけられてきました笑
おかげで しあわせに満ちています

現状打破のため
どう動こうか 具体的になってきました
ありがとう先生
帰り際に
「じゃあね がんばって  君ならできる!」
と指ピストル撃たれたので
撃ち返しました
「わかった できる、やる!」
と…


そういえば 今年は
かわいいブローチやさん来なかったなぁ

お店の入れ替わりも
時の流れを感じますね
クレープやさんのお兄ちゃんは
小学生から高校生くらいになってるし

来年は出展仲間として参加予定なので
たのしみです


そして 今年は
何故こんなに魅了されるのかが
分かった年でもあります

あのね、大人が楽しそうなの
あのおまつりでは。
多分 普段はいろんなことで
疲れたり同じように働いていると
思うんだけど
そんなこと微塵も感じさせないで
楽しんでる大人がいるんだよね
だから 楽しいんだと思う
わたしも大人だけどさ
やつれた顔で歩いてちゃ
誰も気づいてはくれないよね

うん
子どもが明るく楽しく生きられる世界も
素敵だけどさ
それより 大人が笑顔でいられる世界が
大切な気がする
だって大人頑張ってるじゃん
未来を背負うのは子どもだけどさ
そんな言葉 子どもは望んでないし
今を生きてるだけだから

大人だって好きなことしたい

正直に生きるってすごいことだよ


以上、私の年一 癒しの場 の話でした!


                  おさかなのおしるし



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