今日発見したかもしれない珍説

今日もスピネットで練習頑張っています。
というか、調律頑張っています(^^; 実際に曲を弾いているよりも調律の方が時間かかっちゃってます。
音を合わせるのに時間がかかっているのではなく、いろいろ実験するからですね・・・調律のテキスト(工房の方からいただいた、横田誠三さん著の『鍵盤調律法』)に「実験」として書いてある「ピタゴラスのウルフ」というとんでもないうなりを作ってみたり・・・そこからまたもとに戻したり、で時間がかかる。
何事も実践してみない限りは身につかないので、いろいろやっています。

さて。最終的にきちんと調律したうえで、今日はバッハの「平均律第1巻第1番」の「プレリュード」を弾いてみました。
「ドミソドミソドミ~」の、有名な曲ですね♪

弾いてみた・・・途中まではスムーズにいった・・・のでしたが。
右ページに来たところで「え?」となって止めた。

何があったかというと、響きがおかしかったんです。
要するに、調律が合っていなかった。合わせたつもりが合っていなかったんですね(^^;

まぁ、すごく気にはなったけど、とりあえず先進む!

最後まで弾いてみました。

先に引っかかったところ以外はすごくおかしな狂いはなかったのですけれど、しかし微妙に変な響きはいくつもありました。

この曲、C-dur(ハ長調)ですが、そのいろいろな和音がサンプラーのように次々登場します。
それで、ふと思ったんです-----「この曲って、もしかしたら、調律し終わって最初に弾いて、調律がうまくいったかどうか確認するための曲なのではないか?」と。
ただの思いつきです。違っているかもしれません。

が、ピアノだけしかやっていなかったらこんなこと思いつきもしませんでした。

他の楽器をやってみるといろいろな新しい発見がありますね。
今、おもしろくてたまらないです。

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