練習室 初体験

レッスンが近いので大きいチェンバロで練習して臨みたいと思い、レンタル練習室で弾いてきました。

ピアノの場合なら割とたくさんレンタル練習室はありますが、チェンバロはそうではありません。すごく限られます。やはり珍しい楽器だから、ね。
いくつかあるにはあるのですけれど、例えばそこで習っている人限定だったり。あるいは行くには遠かったり。
行きやすいところはなかろうか、と探していたら、比較的行きやすくお借りしやすいところを見つけました。
ということで行ってきました。

チェンバロ、扱いが難しい楽器のはずですが、こちらがチェンバロを習っていると予めお伝えしてあったからか、特に注意事項を逐一説明されることもありませんでした。
これ、もしチェンバロに触ったことがない人だったら借りることはできないんじゃないかなと思うけど、どうなんだろう?


はじめましての楽器にワクワク。
フレミッシュだ!!(私が最も好むタイプ)

いきなり弾くことはしません。
まずは楽器さんにごあいさつをするべく、そおっとすべての音を順に鳴らしてみる・・・メンテナンスが完全でないのか、一部鳴りが悪い鍵盤があるなぁ。とは思ったものの、勝手にどうこうもできないので。また、調律も正直万全ではない感じでしたが、これも勝手に調律はしない方がよさそうだったので。やっぱりピアノの練習室レンタルとは訳が違う。
初めて弾く楽器ということもあり、最初はおっかなびっくり。
でも少しずつ慣れてきて、レッスン曲もいろいろ弾いてみました。

そうだなぁ・・・
一口に「チェンバロ」といっても個体差が大きいなぁと思いました。
教室の楽器とは同じフレミッシュのタイプなのに、音も弾き心地もぜーんぜん違う。弾き心地はむしろうちにいるスピネットとある意味似た部分があり、大きいチェンバロなら必ずしも軽い訳ではないみたいです。ということも知ったことは収穫でした。

低温の響きが素晴らしい。ズーンと来ます。これはスピネットにはない感覚。
弾いていて楽しかった。

最初は感触や音を確かめるのに時間を費やしたこともあり、あっという間の1時間でした。

たぶんまたお借りすることになるでしょう。
なかなかこういう場所もないからありがたい。
ふだんは家で練習、たまに練習室。しばらくこれでやってみようと思います。

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