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白いカラス

今朝、通勤途中でカラスが生ゴミを食い散らかしているところに遭遇。

4羽のカラスは熱心に大きいゴミ袋をつついているが、1羽だけは少し離れたところで生ゴミをついばんでいる。

そのカラスは、ほかのカラスよりひとまわり小さく、動きも弱々しい。

毛並み、いや、羽並みも悪くツヤもない。老カラスのようだ。

人間は老いればハゲたり白髪になるが、老カラスはハゲもせず白羽にもならない。

「ワシがカラスは白ゆうたら白なんや」

絶対的な服従を見極めるための陳腐なセリフが思い浮かぶ。

「カラスは白」今後、万が一そう言われたら、「はい、雪のように白いです」とか「はい、真っ白です」

と、ビジネスのため、生きるために割り切って答えられるようにしておいたほうが賢明。

実際、2~3万羽に1羽はメラニン色素の欠乏しているアルビノの白いカラスが存在するらしいし。

「カモメじゃないですか?」
などと決して言ってはいけない。

そんな大時代的なこと
誰も言わないのに
朝から余計なお世話
余計な妄想をした話です

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