帷【とばり】

夜の帳が下りる
そして
心が沈みゆくとき
やさしくかなしい
あの調べが
真夏の宵の夢に
溶けゆく
かさねた想いや
ふるえし心や
夕が立つのを待つひとら
夜風のブルーズのにおいを
かいでみたい

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