ながいおでかけ

遠い地平の彼方
あこがれて
いくつの夜を越えてきた
あなたは木陰で
はにかんで
お日様に
手をかざしている

遠い夢の彼方
恋い焦がれて
いくつの想いを抱きしめた
あなたは夜の街
うつむいて
歩いていく

さようなら さようなら
手を振りながら
あなた書いた歌を
口ずさみながら
ありがとう ありがとう
どこまでも 線路はつづくよ

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