宝石リザードンについて元CL準優勝者が徹底解説
はじめに
どうも皆さんこんにちは。
おさかな(@Osakana_Pokeca)です。
今回はスクランブルバトルに当選していたら使う予定だった宝石リザードンについて、目新しいデッキタイプだと感じているので少しでも需要があればいいなと感じnoteを書くことにしました。
一応実績としてCL準優勝の経験があったり、リザードンexを使い、シティリーグで優勝やベスト4といった結果を残しているので、リザードンexに対する理解度などはそれなりにあるつもりです。
このnoteは大きく3編に分けて書いていきます。
①環境考察編(無料部分)
②デッキ構築(有料部分)
③各対面の戦い方(有料部分)
8/10に開催されるスクランブルバトルでも活躍が期待されと思いますので、無料部分だけでも読んでくださると嬉しいです。
①環境考察編
ステラミラクルが発売され、ナイトワンダラー環境から大きく環境が変わったと言えます。
①ブライアの登場により更にデッキパワーが上がったリザードンの増加
②きらめく結晶や、アカマツの登場により先2ファントムダイブの成功率が大幅に上がったドラパルトexの増加
③テラパゴスexやゼロの大空洞を採用した新たなデッキタイプの登場
④レジドラゴ、ライコポンの強さは健在で、ゲームスピードは早いまま
まずは、上記の4点を踏まえ、「なぜ今リザードンを握るのか」「リザードンを使うならどのようなデッキ構築にすべきなのか」について解説していきます。
今リザードンexを使うべき理由
今弾でリザードンexはデッキパワーを大幅にあげるパワーカードを貰いました。皆さんご存知「ブライア」です。
ナイトワンダラーで登場したヨノワール、サマヨールにより取れるサイドプランの択が広がりましたが、ブライアの登場により更に広がりました。
今までのリザードンは、相手が序盤殴らずにサイド1のポケモンを壁にしてきたときにヨノワールでそのポケモンを倒し、別のポケモンをバトル場に出させないと、にあまり効率的にサイドを取ることができませんでした。
しかし、ブライアがあることにより、序盤にサイドを1枚取る意味が生まれてきました。
またブライア+ヨノワールを絡めることによって1ターンにサイドを4枚以上獲得することも可能になりました。
(カースドボム130で非エクを倒して1枚+ブライア込バーニングダークでV,exを倒し2+1枚獲得等)
このような動きができれば技を2回しか使わずにサイドを6枚取り切ることも可能です。
つまり準備にかけてもいい時間(ターン数)が伸びたとも言い換えることができます。
この圧倒的なデッキパワー+準備にかけてもいい時間の長さという他のデッキにはない魅力が今リザードンexを使うべき理由だと自分は感じています。
デッキ構築の際に意識したこと
これは僕がステラミラクル発売直後の大会で使ったリストです。
まずはしばらくこのリストを使ってみて感じた弱みについてです。
僕はこれらの課題に共通して言えるのはピジョットexにどう進化させるか、どれだけ使えるか(早く進化できるか)だと考えました。
なので、それらを補助してくれるカードの採用を検討しました。
まず最初に思いついたのはわざマシンエヴォリューションです。
エヴォリューションを1回試合に絡めることによりふしぎなアメを2枚節約できます。
これによりサマヨールにふしぎなアメを使いやすくなったり、デヴォリューションを打たれても即時復帰しやすくなります。
しかしエヴォリューションでピジョットを作ろうとすると、ピジョンを入れる必要があったり、そもそもエヴォリューションを打って番を終わるなら、ロトムVの即席充電で手札を補充したいという課題もあります。
次に思いついたのは偉大な大樹です。
こちらもふしぎなアメを節約できるカードであり、スタジアムであるため使っても番が終わらないのは他にはない強みです。
しかし、こちらもピジョットに進化させるためにはピジョンが山札にある必要があったり、スタジアムであるため手札に加えるのが難しいという弱点があります。
なにより貴重なACE SPECのカードであるため、偉大な大樹を採用すると、プライムキャッチャーやアンフェアスタンプ等の他の強力なACE SPECのカードを採用できなくなってしまいます。
仮にこの2つのカードのどちらか、または両方採用したとしても、「ポッポのHPが60だからドラパルトに、こちらがピジョットに進化する前にファントムダイブを打たれてしまうと永続的なシステムポケモンがいなくなってしまう点」や「マッハサーチだけでは必要札を揃えることができない時がある点」など解決できない課題も残っています。
そこで僕が思いついたのはヨルノズクです。
ヨルノズクの強み
・進化前の最大HPが70あるので、ドラパルトexに対して戦いやすい。
・一度に2枚トレーナーズを手札に加えることができるため、必要なカードが複数枚あっても揃えやすい。
・負け筋にならない
・ふしぎなアメが必要ない。(ヨノワールにふしぎなアメが使いやすい)
・相手がデヴォリューションを打ちたくなくなる。(ヨルノズクが手札に戻るため、もう一度特性を使われてしまうから)
・ピジョット型だとミラーマッチで先にピジョットを倒されたときに、永続的なシステムがいなくなり、行動保証がなくなるので、安定した勝率が出しづらいが、ヨルノズクの場合、そのような試合になりづらい。
上記の点がピジョットにはないヨルノズクの強みです。
ここで無料部分は終了とさせて頂きます。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
以降を有料とさせてください。
ここから先の有料部分では以下の内容について書きました。
②デッキ構築編
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