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【GPTs解説編】GPT Storeを使ってみよう

こんにちは!AIおっさんです。

前回からスタートした「GPTs解説編」ですが、
前回はそもそも、GPTsって何?という触りの部分をお話いたしました。

そちらでは、
・GPTsはChatGPT初心者ほど活用すべきサービス
・目的に沿ったGPTsの探し方を知る必要がある

このようにお話しております。
 今回はその続きとなるので、気になる方はコチラもご覧ください。↓↓

GPTsを活用していく中で知っておきたいGPTsの探し方
これから複数回に分けてこちらを掘っていきたいと思います。

今回は恐らく一番メジャーな手段である「GPT Store」を触ってまいりました。

先に結論だけお伝えしておくと「現時点ではまだ使い辛い」です笑

また、触っていく中で幾つか知っておきたい検索のルールを見付けてきましたので、こちらもご紹介したいと思います。

1:GPT Storeって何?

OpenAI公式のGPTs専用のプラットホーム

簡単に言ってしまうとApple製品におけるApple Store、Android製品におけるGoogle Play ストアのようなものだとお考えください。

OpenAI社が運用するGPTsを探すためのプラットフォームです。
GPTsを作成した際に公開範囲を選べるのですが、その際に公開範囲を全体にするとGPT Storeに自動的に掲載されます。

基本的に現在、公開されているGPTsはGPT Storeから探せるようになっているわけです。

GPT Storeは稼働したばかりのサービスです

知っておいていただきたいのがGPT Storeが正式にオープンされたのは2024年1月だということです。

この記事を書いた2024年2月時点だと、まだ1ヶ月程度しか経っていません。
そのためか、サービスやユーザビリティの面ではまだまだ開発中といった状況で、Apple StoreやGoogle Play ストアなどに比べると使い勝手は悪いように感じました。

2:GPT Storeを使ってみよう!

それでは、実際にGPT Storeを使っていきましょう。
GPT Storeが初めての方もいらっしゃると思うので、まずは簡単な操作から。

ちょっとだけGPT Store操作解説

GPT StoreはChatGPTから移動できます。
サイドバーに「GPTを探索する」という項目があるので、そちらをクリックすればGPT Storeに移動できます。

GPT Store解説①

GPT Storeに移動すると以下のような画面が出てきます。

GPT Store解説②

探し方として大きく2通り用意されています。
1つ目は「検索窓にキーワードを入力してGPTsを探す方法」
2つ目は「カテゴリ別にGPTsを探す方法」です。

カテゴリ別にピックアップされているGPTsはユーザーの利用上位が表示されているみたいなので、カテゴリにハマるGPTsを探しているのであればピックアップを、無ければ検索窓から探すのが良さそうですね!

あとは、見付けたGPTsを試していただくだけです。

X(旧:Twitter)のツイート生成GPTsを探す

それでは、今回はお題として「X(旧:Twitter)のツイート生成」をしてくれるGPTsを探していきたいと思います。

まずはカテゴリから探していきたいのですが、該当しそうなカテゴリだと「Writing」でしたので、まずはそちらを見てみたいと思います。

Writingカテゴリ

パッと見、ツイート生成のアプリは無さそうです。
次に検索窓から「X」や「Twitter」、「ツイート」などのキーワードで探してみましょう。

まずは「X」で検索。
やはり「X」というキーワード自体がシンプルすぎて関係なさそうなGPTsが大量に表示されています笑

2段目の「X Tweets」は目的に沿ったGPTsの可能性が高そうです。

Xで検索


次に「Twitter」。
こちらはしっかりとX(旧:Twitter)に関連しているGPTsが表示されています。
また、日本語で作成されたGPTsも出てきました!

Twitterで検索

それでは最後に「ツイート」で検索をかけてみたいと思います。
今回は「Tweet」ではなく「ツイート」で検索をかけてみましたが、日本語で作成されたGPTsが並ぶ結果ととなりました。

ツイートで検索

GPT Storeで検索する際にしておきたい検索のルール

今回のお題以外にも色々とGPTsを検索する中で、幾つか知っておきたい検索のルールを見付けましたのでまとめてみました。

①:主に検索キーワードと紐づいているのはGPTsのタイトル

100%かは断言できませんが、少なくとも自分が触っている中では検索キーワードと紐づかないタイトルのGPTsが検索にヒットすることはありませんでした。

タイトルだけに紐づいていなかったとしても、タイトルの影響力は非常に高そうです。
これはどちらかと言うと、GPTs制作者側が知っておきべき情報だとは思いますが、利用者側としても色んな関連キーワードで検索しないと網羅できない可能性があるのは頭に入れておきましょう。

②:日本語のGPTsを探したい場合は日本語で検索する

ChatGPT自体は日本語へのローカライズがしっかりとされていますが、GPT Storeのローカライズはまだまだといった状況です。

特に各GPTsの解説はユーザーが設定しているので、日本語版などが出されない限りはローカライズされることは暫く無いと思います。

英語が苦手で日本語で制作されたGPTsを使いたい場合は、日本語で検索をかけましょう。

③:吹き出しの件数が人気の有無

検索結果の右下に吹き出しマークと数字が書かれているかと思います。
これは恐らく、実際に利用された件数(スレッド数)です。

吹き出しの数字が多いほど人気のGPTsと考えられるので、触る優先順位を付けるのであれば吹き出しの件数を確認してみましょう。

吹き出しの件数

3:まとめと感想

というわけで、GPT Storeについて解説&実践を行ってみましたが如何でしたでしょうか。

おっさんの正直な感想としては「まだまだ使いづらい」です笑

特に現時点で使いづらく感じたのはクオリティがわからない点ですね。
自分が探している目的に沿ったGPTsなのか?満足できるクオリティなのか?といった点が触るまで全く判別できません。

吹き出しの数である程度の人気は見えますが、本当にクオリティが高いから使われているのか、作成者の発信力が高いから使われているのかはなんとも言えないのが現状です。
なんだかんだアプリのレビューなどを参考にしていたということに気付かされました笑
こんなことを書いた翌週にGPTsにレビュー機能が搭載されました笑
これでクオリティの判断がし易くなると良いですね!

GPTsのレビュー機能

また、これは日本の方に限った話になるかもしれませんがローカライズがあまりされていない点も使いづらい点かと思います。
オススメのGPTsとか並んでいても全部英語ですからね笑
ブラウザで翻訳などはできますが、英語が苦手な方には使いづらいのではないでしょうか。

まあ、ChatGPTも最初は日本語にローカライズされていませんでしたので、ここらへんは今後のアップデートに期待したいところですね!

さて、次回はGPT Storeに頼らずにGPTsを探す方法について研究していきたいと思います。
GPT Storeがまだまだ使いづらいので、個人的にはこちらが本命となります。
ぜひ、次回の記事もお菓子を片手にご覧ください♪


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