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続)チチチチチジィーコジィーコチチチチ

【迷惑とかいう思惑】

電車で死ねば迷惑、ホテルで死ねば迷惑。

「人に迷惑かけずに死ね」

とかいうオッサン構文第二位。

まじで俺に迷惑。殺すぞ。

お前みたいなやつは、その配慮の無さから、嫁や息子の感情を殺したり、間接的に他人を死に追いやっとんねん。

ウンコ臭い息させて、胃壊れるぐらい頑張っとんのは理解しとるけど、立たんチンポにも慣れてきた頃に、電車で泣いてる赤ちゃんに切れだすアカン坊になるから、やっぱお前が死ね。

オッサン構文第五位は「アフリカでは食べられへん人もおるんやから」

金やるからアフリカ行って死んでこい。

こういうやつが狭い認識で、今際の際、思い出したかのように、もっと自分の人生を生きればよかったとか言いだしちゃうあたり神様って残酷で大好き。ちゅ。



夢の中で仕事二回辞めた夢みたんやが。

二個目なんて初日の昼休憩前で辞めてる。

独り言か文句なんかわからん、ぶつくさ文句言うたアイツ半殺しにしときゃ良かった。

ほんま物流なんかで絶対働かんほうがええ。

2024問題とか言うてるけど、滅びろ。一回。

気付けばオッサンなって、誇れるのはリフトスキルのみ。

業界の未来なく、辞めては働いて

何処も同じようなクソさを納得させながら働き、新たな職種にチャレンジしても失敗し、しまいに勇気も気力もなくなり。

文句ばっか言うてる、歯のない傲慢なリフトマンになりさがる。

ごめんなさい。俺が悪かった。



【陰鬱クラブ】

生まれ変わったら野球やりたい。甲子園に出て、プロに入り、敵として球友と戦いたい。

センズリだけスイッチヒッターの俺は、ダイヤのAIIに露骨に影響された。

チンポ含め、全てサウスポーの己は持て余し続けてた。

しかし、それは、明後日にバスケットボールになっているから、あひるの空は読まない。

BECK読んでバンドやろうが、シャーマンキング読んでシャーマン目指そうが、俺は主人公でないのだ。

どんなけ過去を振り返って、ミスった選択肢からチャート進めたところで、結核みてぇな咳してるオッサンと、アラームが永遠に止まらないオッサンと、動作音が異常にデカい変な奴に、小声で悪態付いてる今にしか辿り着かない。

淀んだ空調、喘息になってしまいそうなほど、隙間という隙間に、異様に溜まる頭垢と落屑。

それでも自宅の部屋より綺麗で、壊れたかと思うほど熟睡出来てしまう空間で。

マットレスを流涎でテロテロにした後、

昨日と同じ明日を生きる。



【リーンの話】

家に帰るとアマゾンからブロンが届いていた。

アマゾンランキング3347位

一回一本のドーピング

想像以上にブロンに頼る大人も多いのだろう。

ブロンが届くことすら忘れていた俺は

リーンにする為にスプライトを買いにスーパーに行く。

基本的に週末や頑張りたい前日には、お金をかけてセットを重視することにしている。

タイミング良くチラシの品で108円で1.5のスプライトが買えた。

なんかベトナムとかで売ってそうなバッタモンくさいロゴテープのそれと、梅酒と三ツ矢サイダーを買って行く。

正直エフェドリンがないリーンは

メタルキング2体配合したゴールデンスライム


ゴールデンゴーレムという名のエフェドリンとキングスライムを混ぜたゴールデンスライムの方が強えのと一緒。

ジヒドロコデインリン酸塩が苦悩の中枢に作用して苦しい現実をしずめる

まさにソリューションエース



【魅入られた話】

ガキのとき

何故か夜に小学校の子たちと親達とで

何処かから家に帰ってた。

名前がわからない女の子の親の自転車がパンクして空気を入れた。

何故か俺の母ちゃんもインナーチューブがムチムチで外径タイヤのカタチが変わるぐらい

空気を入れてた。


みんなが帰りに向かうなか、少し遅れてタイヤをギョムギョム言わせながら、黙々とママチャリ漕ぐ母親を見て爆笑しながら、帰ろうとする。

そしたら何故か空気を入れてた駐輪場から離れられなくなった。

離れられなくなるというより駐輪場のフチ外に出られない。

出る必要もない。と感じていたから別に問題はない。


空気を入れた駐輪場の背には別のマンションのベランダがあり

目の前にはもう一つ駐輪場があり

その駐輪場の背に同じ構図でマンションのベランダ。

簡単に言えば、内側に駐輪場2つ、それに付随するマンションとそのベランダ2つずつで、サンドウィッチした。

真ん中に鏡があると説明できるぐらい対称な

変な作りのマンションだった。


別に離れられなくてもいいや。そんな気分だった。母親も見当たらない。

離れられない駐輪場から駐輪場1つ挟んだ

向こうのマンションの右下1階の右の部屋から

真っ暗な部屋から真っ赤なワンピースの件の女の子が手を振った。

それが嬉しくて横移動で近付いて真正面から手を振ろうと移動するとき、その手を降ってる対象が、俺1人ではなく後ろのマンションのナニカ、ナニカ達であることに直感した瞬間に

泣きながら全速力で逃げた。

とてつもない寒気を背に、絶対にあのマンションは見れない。目玉1つ横に動かす勇気も筋力的余裕もなかった。

向かいのもう1つの駐輪場をよじ登り

庇とフレームの間から体を抜け

手を降った女の子と真逆の1番左のベランダによじ登る。


すると場面転換がした。さっきまでの真っ暗ではなくなっていて、ベランダにいた。

何時間か経ったのか寝ていたのかは重要ではなかった。

なんだか暖かさを感じて、ずっとここに居ていいや。と感じていた。

体感は長かったが、目覚めて直ぐに窓が開けられて女の人。先生という声が周りから聞こえた。

その人がしゃがみ込み、瓢箪と小皿を持っていた。何か言って、何をしたのか、深く思い出したらだめだと思う。

瓢箪のものを飲んで俺は戻った。


真っ赤な女の子も先生も母ちゃんも

いたという事と、もう会えない。

そして俺は今ここにいる。ということだけがここにあった。



【2023年問題】

物凄く不機嫌で、パレットや荷物をバンバン音立てて投げる口がヘの字のババア。

なんでこない愛想ないねんと思ったら、マッチングアプリでハジいた人やなコレ。

なんか新品の電子機器みたいな体臭する。

中年おじさんの女verといったところか。

ミシュランマンの親戚みたいな体型をしている。

女のホームレスが少ないのと一緒で誰かが貰ってくれるよ。

もっとも強引に合意に至り、ご飯ですよのキャラクターに激似のガリガリのおっさんとくっつくのが相場と決まってる。

パレットの如く尻に敷き、団地の公園で何故か妙に顔が良く出来た息子を団地仲間と遊ばせ、同じような人間と多様な文句と些細な話をひとつまみ。

でも何故だろう。物流倉庫のオッサンに悲壮感は感じぬが、これが女になれば、指定の帽子を被り、はみ出た白髪をカーテンに俯き、ピッキングリストの商品と棚にある商品のJANコードを照らし合わせる姿。

剥き出しの悲壮感。

歯を閉じてジッと耐える。

11月の物悲しさに近しい切なさを感じて。

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