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「芸術は爆発か?:プロローグ」

「芸術は爆発か?:プロローグ」

日程: 7月23日(土)-8月14日(日)

休廊日:7/25(月)、7/26(火)、7/27(水)、8/3(水)、8/10(水)

時間: 13時-19時

会場: 隣人ART(〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町4−4 日本橋ビル 3階 バトラーズ)

ディレクションチーム:カワムラシュウイチ/ミヤモトカズユキ


参加作家:MIOKO  / BFdBF /杜夫

仮参加作家:白丸たくト/ball gag

【プログラムの形式】

このプログラムは、「展覧会を制作している空間を提示する」ものである。

この空間は、2つの制作が同時に展開される。

①展覧会を制作する際のリサーチ、方向性の整理、作品のリサーチなど展覧会の骨格を制作。

②展覧会に合わせて制作している作品。

この2つの制作に相互作用し変化していく空間をを提示する。

また、展覧会の制作段階である為、参加が確定していない「仮参加」という枠が存在する。
仮参加者は、展覧会を構築のコミュニケーションには参加しているが、作品を展覧会に出すかまではまだ決まっていない段階である。

【プログラムステートメント】

「芸術は爆発だ」という言葉は、世間一般の芸術家に対するイメージを良くも悪くも形どるものとして機能してきた。
このプロジェクトではその「芸術は爆発だ」という言葉に着目し、展覧会を制作する過程を提示しながら2022年に「芸術は爆発だ」という言葉をどんな意味を持ちどのように機能するのか検討する。


【開催にあたり】

このプログラムは、展覧会の制作最中であり、パフォーマンス/インスタレーションであり、もしくは何らかの演劇である。

私はこれまで制作段階という条件の可能性を模索してきました。制作段階、途中段階は、完成に閉じらる前の変化の可能性が確保された条件です。その制作段階でしかできない事柄を取り扱い、そこから新しい形式の発明を目指して実践しています。ドリルというプロジェクトでは、複数人の作家が制作段階の作品を提示する場を構築し、他者からの介入とそれに伴う変化の可能性を模索するものでした。今回行うプログラムもこれまでの実践の延長線上にある「展覧会を制作している空間を提示する」です。

ディレクター カワムラ シュウイチ


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