【驚異の急成長!】エヌビディア(NVDA) - 1Q決算まとめ
どうもCUSS(@CUSS3141592)です。
エヌビディアの1Qの四半期決算が発表されましたね。今や半導体は市場の中心とも言える存在になってきましたが、エヌビディアはさらにその中心にいる企業として全世界が注目していますね。
そろそろ失速すると言われていた四半期決算でしたが、どうなったか結果を見ていきたいと思います。
1. 売上高
売上高から見ていきたいと思いますが、まずは昨年の通期決算の結果から見てみましょう。以下の図に青色の棒グラフで各年の通期での売上高を示しています。オレンジ色の折れ線グラフは利益率です。
グラフから売上高を毎年ものすごいスピードで成長させてきていることがわかりますね。特に2024年に発表された通期決算では609億ドルと、前の年から倍増されています。
今年はどうなるのかに注目が集まるわけですが、以下に今回発表された2024年の1Q決算の結果を昨年の四半期決算の値と比較したグラフを記載しています。
濃い実線が今年の1Q決算の結果で、薄い点線が去年の値を示しています。グラフから609億ドルもの売り上げを上げた昨年の1Qの結果の3倍近い値となっていることが分かります。このまま昨年の値はほぼ確実に超えていきそうですね。
2. 純利益
売上高と同じ要領で純利益も見ていきましょう。まずは通期決算の推移からみたいと思います。各年の純利益の推移をしたの図でオレンジ色の折れ線グラフで示しています。
グラフからこれまでも上昇基調にはありましたが、24年に発表された値がずば抜けていることが分かります。
今後この勢いで成長していくことが期待されることろで、最新の四半期決算の結果を見ていきましょう。以下の図に昨年の四半期決算の結果と比較したグラフを記載しています。
こちらも売上高と同様に驚異的な成長を見せた昨年度の決算の値を上回っています。それも1Qの成績で比較すると7倍以上の増加となっています。こちらも昨年の年間利益を超えていくのはほぼ確実と思われますね。
新機種が投入されるまでの間は谷間の期間として業績が落ちるのではないかとも言われていましたが、完全に否定する形となりました。
3. 営業キャッシュフロー
前の章で利益は爆発的に伸びていることが分かりましたが、現金はどうなっているかを営業キャッシュフローで見ていましょう。以下の図が過去5年間の営業キャッシュフローの推移です。
営業キャッシュフローも純利益と似た推移を辿っており、会計上の利益だけではなく、ちゃんと現金も稼げていることが分かります。2024年に発表された通期営業キャッシュフローは281億ドルとこれまたすごい額になっています。
では今期はどうなっているかというと、以下の図に四半期決算を示しています。
昨年は過去のキャッシュフローから一気に増えて281億ドルとなりましたか、今年は1Q決算で大きく上回っています。キャッシュフローも去年の記録を抜いていきそうですね。
4. 配当金
最後に株主還元の観点から配当金も見ておこうと思います。以下のグラフが各年の一株あたりの配当金額の推移です。
エヌビディアはこれまで一定額の配当を続けていて、今後もそれを継続していくようです。配当性向はほとんどゼロに近く、現金を配当するより成長に投資した方が株主利益になるフェーズと認識している証拠ですね。
たしかに今の段階でエヌビディアに配当を期待している方も少ないかと思いますね。
まとめ
今回はエヌビディアの1Q四半期決算の結果をみてきましたが、いかがだったでしょうか。去年とてつもない成長を見せつけましたが、今年はそれを上回るスピードで成長している様が分かったかと思います。
このままどこまで行ってしまうのか、今後も楽しみにウォッチしていきたいと思います。
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