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優先順位について考える②

前回は、優先順位を取り巻く要素に矛盾が存在している、と書いた。

その後、継続して考えたみたら、優先順位は「長期的思考」と大いに関係していると感じてきた。

目先(短期)の事柄の優先順位は大きな問題ではない気がする。
長い目で見て大切だと思えることを、目の前の仕事を押しのけて実行すること。

ひと(私)は、ついつい目先のことにとらわれるが、長い目で見たとき、将来大切になるであろうことに目標や目的を設定し、目先のことを後回し、もしくは捨てるという決断ができるかどうか。

時間や自分の能力が有限であることを認識し、将来のために大切だろうと思うことに、より多くそれらを投じる。

言い換えると、人は無意識に自分を過大評価しがちである、となるか。
ただ順番に行っていけば自分は成長し、何かを得られるのだと漠然と思っているのではないか。

優先順位を考えることと、好きだと思うことのために好きじゃないことを後回しにすること、が同じになることが私の理想。

明確ではなくとも、「長期的思考」に基づく目標設定や将来のイメージが持てていない人が、優先順位を見失うのではないか。

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