PMCL Season1 Day4 レポート記事

こんにちは北極です。いよいよPMCLも折り返し地点のDay4。
更に激化していった各チームの戦いを振り返りたいと思います。

PMCLとは

PMCLとは？
PUBG MOBILE CHALLENGE LEAGUEの略称
PMOTを勝ち上がった上位16チームが鎬を削り
その16チームの中から上位2チームがPMJLへと進出します！！！

いわばPMCLはプロリーグへの登竜門です。

参加チーム一覧

ポイントについて

上記ポイントルールにより毎試合ポイントを獲得し、8日間を戦い抜く今回のPMCL。

Day4 - Round1 - Sanhok

いつもの通り各チームおとなしい立ち上がり。降下地点もランドマーク通り。1st Phaseのセーフゾーンが西北に寄った事により移動を余儀なくされるチームが多くなる。

両者相打ち

キャンプアルファ付近の集落を先に取っていたのはGaillerdia。そこにAter Lotusが突っ込んでいく。
Ater Lotusはどちらかというと遅めのムーブをするのが特徴的でしたが、セーフゾーンが大きく西北に偏った事により早めのムーブに切り替えた模様。そして期せずしてGaillerdiaと激突。SBI e-Sportsの横槍も入りGaillerdiaがAter Lotusを残り１枚まで落とす。しかし残ったALS・Gorugo選手が体力ミリから2枚抜き！ 遅れてカバーにやってきたGaillerdia２名はまたもやSBI e-Sportsから斜線を通され１ダウン。1v1という状況でALS・Gorugo選手が冷静な判断からリバイブを中断し、GAL・完全水選手を落としGaillerdiaを壊滅させたその瞬間、GAL・完全水選手の放っていたグレネードが点火。同時にAter Lotusも弾け飛んでしまい、この攻防はPUBGでは珍しい両者相打ちのようなカタチとなる。

Sirius CoLLISIoNの安置明察

西北かと思われたセーフゾーンがなんと東側にカムバック。これによってRCA,GNR,STY,LND,SWC,SLSなど６チームが入り混じりHa Tinhを中心にカオス状態に。その中でSirius CoLLISIoNのみが泳いで東側に渡る判断。状況的に対岸の面積も狭く情報も無い。際どい賭けにも見えたもののなんとこれが明察。見事にセーフゾーン内を取得する結果となる。
その判断が活き、直後に接近してきたAnnihiLatioNを南側の敵の斜線も利用しノーデッドで壊滅。これにより北側の広いポジションを全てSirius CoLLISIoNが掌握。
遅れて水中を渡ろうするチームが落ちていく中、セーフゾーンが北側に寄った事で南側の家屋を取っていたVersus ZenithがSirius CoLLISIoNに向かう事になるが、既に東西に広く展開していたSirius CoLLISIoNがこれも見事にノーデッドで勝利。難しいセーフゾーンの寄り方だったが、西側をいち早く抜け出し、その後もSirius CoLLISIoNらしいファイトの強さで12キルという完璧なドン勝。個人的には東西どちらに安置が寄っても対応しやすい北側のポジションを取っていたのが素晴らしいと思った試合でした。

Day4 - Round2 - Miramar

砂漠は今日も湿気模様。ほんのり白く薄がかった荒野に16チーム64名。
開始から1st Phase終了までは特に目立ったファイトも無く。大きく西側に寄った後に今度は北に偏ったセーフゾーンに対して各チームがムーブを開始。PHLANXが北上中にFENNELと接敵してしまい２枚欠け、開始から13分のファーストブラッドはPHALANXとなる。

4th Phaseも大きく偏り今度は西側。San Martinが外れた事により西進するチームが多数、そして一気にファイトが激化。GrimNightがAter Lotusから中距離の斜線を通されダウンをもらいながらも小屋にいたれもね～どに詰め寄り落としきる。一方、Power GridではSTYLEがREJECT ACADEMYに囲まれピンチとなるがSTY・バケモン選手の粘りとブルーゾーン内でのファイトという事もありお互いに１枚まで削られ痛み分けとなる。

セーフゾーン中央では人数の欠けたPHALANXに対しAnnihiLatioNが詰め寄っていく。AnnihiLatioNを２枚落とすものの、残り１枚のPHALANX。普通だったらそのままフィニッシュになりそうな状況ではあるが、AnnihiLatioNが間近に居たSEALsに視線を移したその隙にPLX・Takely選手はサッと姿を隠しつつグレネードを放つ。そのグレがなんとどんぴしゃで刺さり、1v1まで持ち込むものの、最後はALN・ひゅうが選手に落とされてしまう。

9チーム残存したまま6th Phaseパルス収縮開始。ここから更に速度が増す。
まずはセーフゾーン中央のボロ小屋を取っていたFENNNELに対しSBI e-Sportsが車両で突貫。しかし残り２枚のFENNELがをれを上手く捌く。キル数を最も稼いでいたREJECT ACADEMYはAkの突貫にあい壊滅。そしてそのAkも道路を挟んで北側に居たAnnihiLatioNに落とされてしまう。東側でAter Lotusのクロージングにあい苦しんでいたSEALsを西側から落とすSchwarzerLand。中央小屋のFENNNELをグレで壊滅させるGaillardia。これで一気に残り４チームに。

試合巧者・Ater Lotus

セーフゾーンの中心を取り他チームが２枚以下だったのに対し、４枚生存で圧倒的優位だったのはGaillardia。ちょっとした岩を遮蔽物にする事が出来、文字通り盤石な態勢かと思われたが、それを砕いたのはSCL・HIKARU選手のグレ４連投。上手投げと下手投げを使い分け、Gaillardiaを２枚ノック、更に詰め寄る。Gaillardiaは枚数が残っていた事からリバイブも可能だったのがかえって仇となり、東側に居たAter Lotusからも斜線を通され混乱状態に陥りそのまま壊滅。
最後は見事なグレネードを決めたSchwarzerLandと混雑気味の東側でずっと耐えていたAter Lotusの2v2。遮蔽物無しのガチンコ正面の打ち合いは1v1までもつれこみ、ALS・Higuma選手が腰撃ちでSCL・なりた選手を落としきり見事ドン勝。試合後半15分に全てが凝縮され長く感じたようなミラマー。それだけ難しい展開だったと思いますがそれを制したAter Lotusはまさに試合巧者。GG。

Day4 - Round3 - Miramar

連戦の砂漠。先ほどとはうって変わって開始わずか6分でSchwarzerLandがVersus Zenithを落とし残り15チームとなる。インパラ側にセーフゾーンが寄った1st Pahse。まだ収縮が終わる前に既に中心付近には約半数のチームが集中。接敵不可避の距離感となる。

名投手あきかん

3rd PahseのセーフゾーンがLos Leones側に寄ったタイミングでPHALANXとAkが激突。ニコイチコンクリで１枚２枚とダウントレードが続き、一呼吸おいたその瞬間、もの凄い勢いで飛び込んできのはFENNNEL。漁夫る形でPHALANXを落としきったもののAkの反攻にあいFENNELも２枚欠けてしまう。お互いリバイブして仕切り直しかと思われたがそこに崖上から手を出したのはStrelitzia。Akはノックを奪われその直後FL・あきかん選手の壁越しで見えない場所からのグレネードがピンポイントで刺さり壊滅。あきかん選手の当て勘が冴えた場面でした。

Los Leonesの西側にセーフゾーンが移り、SBI e-sportsやREJECT ACADEMYは移動した先で攻撃を受け枚数を削られる。 高低差を活かして広い視野が取れる場所の場合はどうしても後入りが不利になるミラマー。先に入りたいのは各チームやまやまなのだが、かといって後ろに敵を残しておきたくない。
北側の白線際ではSTYLEとSirius CoLLISIoNが接敵し激しいファイト。更にそのファイトに東側からREJECT ACADEMYが参加し更に激化。
東の白線際ではGrimNightとStrelitziaがポジションを奪う為に真っ向勝負。お互いに削りあい最後は1v1となるがGNR・Tel選手が勝ち切り、GrimNightに軍配があがる。

更にセーフゾーンは縮まり南側へ。北側の激しいファイトを勝ち切ったSirius CoLLISIoNやGrimNightは後入りの形となりやはり厳しく、AnnihiLatioNやSEALsクロージングされてしまう。7th phaseで残り6チーム。北側に比べ穏やかだった南側にここで火が点く。
前ラウンドのお返しとばかりにGaillardiaがSchwarzerLandを壊滅するが、AnnihiLatioNの猛攻も同時に受けGaillardiaも壊滅。Ater LotusとSEALsがほぼ同時に落ち、これで残ったのはAnnihiLatioN４枚に対しSBI e-sports１枚。最終的にブルーゾーンでのセルフキルを選択し、常にセーフゾーンへの意識が高かったAnnihiLatioNがそのままドン勝。
セーフゾーンへがひらけた場所に寄った事で斜線管理が難しくなる場面を地形の凹みを上手く使って耐え抜くプランが見事刺さった形でした。GG。

Day4 - Round4 - Erangel

Day2の記事でも書きましたが、最終ラウンドのエランゲルって南に寄りやすいですよね？　これはもう確信犯なんじゃないかっていうぐらい今回も南に寄ります。

と思ったら2nd Phaseで本土に寄るー！笑
これは選手泣かせなセーフゾーンの寄り方ですね。
（個人的には南安置は50回に1回ぐらいの割合で良いと思ってます。せっかくバランスの取れたマップのエランゲル。出来れば色んな可能性がある本土側でのチームの紆余曲折が見たいという願望）

プリモスク競艇場

セーフゾーンが本土側に寄った事で船移動を選択した２チーム。FENNELとVersus Zenith。同じ針路を通ってしまいいきなり海上戦が始まります。Versus Zenithは早めに海にダイブしキル発生はしなかったものの、船を失う結果に。次のセーフゾーンからも外れた海に取り残されてしまいます。

南に北に振られた事により、移動が難しくなった中間Phase。車両に乗車しながらファイトだったり、無理やりポジションを取りにいく画面が多々見られます。当然ファイトも多くなり、特に西側はSTYLE、Sirius CoLLISIoN、Ak、AnnihiLatioNの４チームが密集。
スモークを焚いてリバイブしていたSirius CoLLISIoNにALN・ChaaN選手のグレネードがどんぴしゃヒット。３人を一気に飛ばしSirius CoLLISIoNを壊滅。

繊細且つ大胆に勝つAk

5th Phaseの真ん中を取ったのはAk。西側が一旦落ち着いたら東で抗争勃発。SBI e-sportsがれもね～どを落とし、PHALANXの家屋に詰め寄ろうとしたREJECT ACADEMYはSchwarzerLandの斜線をもらってしまい壊滅。SEALsはPHALANXとSBI e-sportsにSchwarzerLandに囲まれる格好となり前に進みにくくなるものの、投擲物で目の前をSchwarzerLandを倒し何とか活路を見出す。

南側からひっそりと近寄ってきたFENNNELをAkが見事に対処。更に１人残っていたAnnihiLatioNも落とす。円も小さくなった草むらで斜線を捌くのは難しいが、土嚢戦車を遮蔽物として上手く使いセーフゾーンに入っていく。
Ak・オルメン選手がSBI e-sportsからノックを取られるものの、SBI e-sportsとしてはGaillardiaやSEALsのケアもする必要があり、その間になんとかリバイブしてAkは４名に戻す。

１人残ったSEALsをAkが落とし、残ったのはSBI e-sportsとAk。人数的には4v4。両チームともスクリムでは好成績を収めているものの、どちらもまだPMCL本戦ではドン勝が無く、ここで勝って弾みをつけたい。
エランゲルの最終局面、草地という事もあり伏せる選手も多いが、Ak・Mero選手はジャンプを使い索敵。そしてSBI・e-sportsを１枚ノック。リスクもあるがリターンも大きいこの場面。素晴らしい先行１ノック。
8th Phaseの収縮が始まり、更に距離感が詰まる。お互いがスモークを焚きあい、視界を遮る中、煙の切れ目を見逃さずAk・Fumin選手が更に１ノックを取る。
Fumin選手が車両で相手をおびき出し、オルメン選手がダウンを取られるものの、そのまま圧力をかけ、南と見せかけて本土だったDay4最終戦エランゲルをAkが見事ドン勝。GG。
キル数も伸ばし、後半戦の巻き返しが期待できるAkの勝利でした。

PMCL SEASON 1 - DAY1-4 TOTAL RANKING

Day4終了時点での総合ポイントは上記の通り。
依然としてFENNNELが首位、続くSirius CoLLISIoN、AnnihiLatioNも順位は変わらず。
ここまでで試合数は16。つまりドン勝数も16なのだが、そのうちの13個を上位４チームが分け合っているという状況。しかしポイントはどちらかといえば拮抗しており、数字で見るほど実力差は無いようにも感じ、まだまだどうなるか分からない。特にPHALANXは0ドン勝で5位は流石だし、唯一ひらがなチームのダークホースれもね～ども大健闘中。
ますます目が離せないPMCL SEASON1後半戦は1週お休みを挟んで11月27日(土)から。みんなで観戦して応援して楽しみましょう！

ではではここまでお読み頂きありがとうございました。北極でした。

引用元
【PMCL SEASON1】Day4
https://www.youtube.com/watch?v=tOk6z06U0iU

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