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転職活動はじめました

こんにちは皆さん。

大分間が空いてしまいましたね。申し訳ないです。

いろいろ考え事をしておりまして、こちらにアウトプットするまでにまとまりませんでした。

実は私転職活動をしております。実は前もしていましたが笑

なぜ転職活動をしているのか

銀行員の方なら共感して頂ける方が多いかな思いますが、理由は二つあります。

・顧客目線で働きたい
・専門分野が欲しい

この二つを実現するためです。

まず顧客目線で働きたいについてですが、

もちろん顧客ニーズに基づいて活動はしておりますが、どうしても達成すべきノルマが存在します。

そのため、お客様が求めていないことを時折提案し、頑張ってやってもらう場面があるのです。

銀行はお金を融通する立場を活用して、客に実質的に負担をするケースがよくあります。客の人が良すぎると銀行にたくさんいろんなものをやらされてしまうのです。

よくあるのが、不要な為替リスクヘッジ提案。例えば通貨OPなどです。
輸入を扱う企業には必ずと言っていいほど、銀行はこれを提案します。
簡単に儲けることができるからです。

しかし、過去リーマンショックで円高に触れた時に銀行の言われるがままに通貨OPを導入していた企業はたくさん倒産しています。

このように本来銀行は企業の健全な成長を促進する役割を担っているはずですが、収益を追い求めるが故、こう言った顧客の状況を顧みない提案が横行しているのです。

私はそう言った観点からより顧客目線で働きたいと考えております。

そして二つ目の専門分野が欲しいということですが

私は銀行員として幅広く知識は有しているつもりです。これを持ってお客様と会話し、ニーズを広い、本部の専門部署と連携して組織で顧客ニーズに対応していくのが仕事です。

しかし、私はより自分が主体となって案件を実行していきたいのです。

本部がいなければ何もできないのはとても歯痒い。

私は入り口から出口まで一気通貫でやっていきたい。そのためにはそれができる環境、そしてスキルを身につける必要がある。

本部へ行けばできるかもしれないじゃないか?

そんな疑問が出てきそうですね。

しかし、それを大企業において掴めるかどうかは不確実性が高い。

その時の組織の状況、ポストの空き具合によって組織人事は変わります。

そうなのであれば自分でやりたい仕事を取りにピンポイントで動いた方が確実だと思います。

これが私の考えです。

ではどんな企業を志望しているのか

現状私が受けているのは

・ハンズオン型の事業再生コンサル

です。

ハンズオンとは相手企業常駐型ということです。

私が冒頭に書いた顧客目線を実現するにはこのくらいでないとダメだと考えました。

またコンサルは現実と理想のギャップを埋める仕事なので、顧客目線で働かざるを得ないと思います。

なぜ事業再生なのか。

事業再生はこれからより脚光を浴びる分野になってきます。

皆さんもよく聞くかと思いますが、現在日本を支える中小企業の約半数が後継者不在企業です。

後継者が不在であれば廃業するかまたは誰かが社長をやらざるを得ません。

私もそんな部品メーカーを数社担当しているためわかりますが、承継がうまくいかないと企業には何らかの形で綻びが生まれます。

例えば、社長が亡くなることによりそれまでまとまっていた部署が対立し、コミュニケーションが取れなくなる。その結果財務部が知らないところで勝手にに製造部が設備を購入していたりする訳です。(実話です)

そして社長はそれまで経営をしたことがなく、今でも社長業に専念しているわけでもありません。

そんな企業がこれから日本に大量発生する可能性があるのです。

日本の基幹技術を支えているのは間違いなく、中小企業が元来から培ってきた技術力です。海外との競争優位を実現してきた収益の源泉です。

これが上記のような事情で失われる可能性があるのです。

そのような状況に対して、事業再生コンサルタントとして現場に入りこみ、事業を継続していくお手伝いをする。

これは誰かに不要なものを売っているわけではありません。

助けを求める企業を救う。正義のヒーローみたいでかっこいいですよね笑

ただ、業務は多忙を極めます。休みなしで三週間連続で働きずめと深夜0時を回るのは当たり前という劣悪な職場環境みたいです。

何を目指しているのか

ブログの自己紹介のところに書いているように

金融のプロを目指しています。

事業再生コンサルタントはまさしくその企業を救済するために

1. 現状把握(財務DD、事業DD、修正財務諸表作成)
2. プランニング(再生手法検討、再生計画策定、債権者への合意交渉、金融機関への支援依頼、修正再生計画策定)
3. 実行(計画実行、進捗管理)

上記の流れで仕事をします。

これはまさに企業の財務を丸ごと全てみることに加え、再生するための経営方針、そのプランの実行全てに携わります。

こんなことが銀行で果たしてできるのでしょうか。

私は銀行においてどでかいファイナンスをするよりも目の前の人の役に立ちたい気持ちの方が強いです。

これらの経験を通して、事業再生コンサルタントとして一人前になったのち事業会社の経営企画部門で働いてみたいと考えております。

私の思い描いた人生計画になるようにこれからも努力を継続していきます。

今回は自分語りになってしまいましたねwすみません。

それでは!

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