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緊急融資について日々考える

こんにちは。みなさん自粛GWお疲れ様です。

また昨日も東京は三桁感染者でたみたいですね。。

WITHコロナということばもありますが、なかなか受け入れづらいですね。

私は今銀行で交代勤務制にて働いております。

人出が少ない上に不要不急の電話や来店が相次ぎ、正直かなり忙しい。

密の状況が続いているのです。

その中で私融資担当が対応しているのが、日々新聞に掲載されている

コロナ対策緊急融資です。

既存の取引先はもちろんのこと、窓口に個人事業を営んでいる方も来店されてます。

月商100万円の個人事業主が緊急融資で5000万円の申し込みを行ってたりします笑

もう異常ですよね。

わかります。生活が苦しくなるため仕方ないですよね。そういった方は仕方がないです。

でも中には緊急融資の要件を満たすようにわざと売上を調整して融資を引っ張るという方もいます。

そりゃそうです。無利息の融資を身の丈以上に受けられるのですから。

ただ私としてはとても複雑な気持ちになります。

それはただ感情的な問題ではありません。

そもそも今回の財源は赤字国債の発行による市場への資金投入が原資となっています。

量としては日本のGDPの二倍以上に膨れ上がっています。政府債務残高対比
2019年時点でなんと237%。これ世界一です。

アメリカは106%、イギリスは85%です。他の先進国と比較してもとてつもなく高水準です。

スーダンが212%、ギリシャが184%とこれらのいわゆる財政難の国以上の水準です。

これだけの負債どうすると思いますか?笑

将来の世代、つまり我々が税金で払う可能性が高いのです。

現在の政策は将来我々が生み出すGDPつまり将来の収入を食い潰して現在の危機を乗り越えるため使われています。

MMT理論が出てきて、全く問題ないというような論調もありますが、これを盲信するのもリスクです。

何が言いたいかというと

今、必要がないけどお金を引っ張るチャンスだからとりあえず申し込みしようという方、行動を見つめ直して欲しい。

これは今あなたの隣にいる子供の生活に大きく関わる大きな問題なのです。

打ち出の小槌ではなく、将来の収入から前借りしているという意識をもっと強く持って欲しい。

そして借りたお金は必ず返しましょう。

ここまでご拝読ありがとうございました!

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