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ピーク時の電力使用率を下げる努力を。

2022年3月22日、東京電力と東北電力の電力供給が、非常に厳しい事態となりました。

寒気が流れ込んだことにより、関東地方は雪が降り、暖房器具を使用することのよる電力需要が増加しました。

そのため、電力の使用率は、22日午後2時の段階で107%となりました。

このような事になった原因は、厳しい寒さと地震の影響で火力発電所の一部が停止していて、東京電力と東北電力の電力供給の最大値が減少していることが原因です。

火力発電所の修理には数ヶ月もの時間を要するため、これから暖かくなるまでの間で、今回のような寒さで電力需要が高まった場合は、節電を行うことが重要となります。


普段、電気を使用する場合、節電をするという意識は少ない方が多いかと思います。

しかし、昨今の原油や天然ガス価格の高騰や、原子力発電不使用に伴う電力価格の上昇、リモートワークの普及などを考えると、各個人が可能な限り昼間の電力使用を抑える必要があると思います。

なぜ「昼間」なのかというと、「夜間」は電力使用率が減少するため電力供給ができなくなるという現象が発生しないためです。

現状問題となっているのは、「昼間」の電力ピーク時の電力使用率です。

何らかの生産活動を行っている工場などでも節電は行っていますが、それでも限界があり、現在の107%という電力使用率となったのだと思います。


おそらくですが、ピーク時の電力使用率を下げるための努力で鍵を握るのは、リモートワークをしている方たちではないかと思います。

関東地方と東北地方に住む方で、リモートワークをしている方たちは、可能な限り昼間の電力使用率を下げるようお願いしたいと思います。


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