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僕は雰囲気で音楽を聞いている

今週のCreepy Nutsのオールナイトニッポン0の球速と弾道がイカツすぎたのでこの文章を書くことになっている。(本当は先週上げるはずが書き上がらなくて今日になりました。)
こっちは忙しいってのに。ホントやめてくれよ。


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始まりはEd Sheeran(エド・シーラン)がフリースタイルラップでプロをボッコボコにしたというヒップホップニュースが始まり

ここからのRのギアの上げ方がワイルドスピード級だった。
米津玄師、野田洋次郎(RADWINPS)、常田大希(King Gnu)を槍玉に上げトークの熱を上げる。最後は「壁を建てよう」「心臓を捧げよ」で進撃の巨人のサンプリングして最高なオチ。平場のフリートークの球速としては上半期No.1なのではと思わせてくれた

今回決まった約束を一応まとめておく

1.フリースタイル禁止
2.意味掛けるの禁止
3.生き様歌うの禁止


さらにラップ好きな芸能人はみんな本当は「鎮座DOPENESS」が好きというところから『センス系』という所に話の弾道を向けていく。ここではDJ松永が「ライターに好かれてない」とか「J-WAVEに曲がかからない」に熱を上げる。ここでRが言ったのが「つかみどころのなさ、表現仕様のなさ、なんかいい感じ、センス有るっぽいってのがセンス」

ここで難しいのが本人達も言っていたが、Creepy NutsはラップとDJという一般的に見たらかっこいい(センスの良い)ジャンルではある。しかしラップとDJの中にも【センスが良い】【センスが悪い】という差別があるのが厄介だ。確かにラップ業界のサワリを噛り終わって、ある程度HIPHOPの世界のことが見えてくると「Creepy Nutsが好きと言うのが恥ずかしい」という感情はわからんでもない。感覚としてCreepy Nutsはラップ初級者向けって感じがあるしラップの入り口感がある。入り口は通るものだけど留まるものじゃないから抜けてしまう。

このような経験は僕の人生全てにおいてよくあることだと思い返していた。
初めは、中村俊輔が好きでサッカーを始めたのにちょっとサッカーのことを知りだすと外人の選手を言ってカッコつけたり
焼き肉が好きなのに、西京漬けですかねーとか言ってみたり、
ワンピースが好きなのに、まだやってるらしいね。とか言ってみたり。

中学の頃いきものがかりが好きだったのに、なんか恥ずかしくて
RADWIMPSとか銀杏BOYZとか好きで聞くね。なんて言ってた。
いきものがかりの水野良樹さんも

「僕らの音楽ってちょっとダサくて、でもみんな本当はこういうの好きなん
だよね」って思って作ってる。

的なことを言っててカッコいいなって思った思い出がある。
自分のことをダサいっていうのがめちゃくちゃ嫌だった学生時代に
「ダサいかもしれないけど、俺らはこれが好きだし、俺らはカッコいいと思ってる」って言えることが一番カッコいいことなんだなって思った。

最後にR-指定が
「お前らも飯食えるようにしたるから黙っとけ」っていうのがかっこよくて
DJ松永が
「努力はセンスが無いやつだけの特権」っていうのがかっこよかった


さて、今日の夜も忙しい

カレーを食べます