「ドリルを売るには穴を売れ」

▼マーケティング脳
買った人の裏側には、売った人がいる。マーケティングを、日常生活で勉強できるようにするための思考法。
「何故いまこれをかったのか?」
「なんでこの広告のコピーは〇〇なのか?」
「このつり革広告は誰に向けてるんだ?」
そんなアンテナを張り巡らせることで、マーケーターの素質を養うことができる。

▼マーケティングを体系化させるための4理論
下記、マーケティングの基本の理論。

1.ベネフィット
2.ターゲティング、セグメント
3.差別化
4.4P(価値を実現させるための広告、販路、価格、製品)

この4理論を知っておかなければ、マーケティング脳になっても正しく解釈できない。
マーケティング脳を、日々のマーケティング業務に活用するためには上記4理論で情報を解釈するようにする。

▼機能的ベネフィットと情緒的ベネフィット

ベネフィットには「機能的」と「情緒的」に分けることが出来る。
機能=物理的数字で表せるもの。重さや速さなど。早いうまい便利。
情緒=購入者の達成感、優越感、記念など。

原則的に、売れている商品は価値(機能+情緒)が高い。

▼セグメントとターゲット
1人として同じ人間はいないので、物を売るときはベネフィット別にセグメントする必要がある。
セグメントした中から、売る相手を絞ることをターゲットと呼ぶ。
→何故セグメントをきるのが、ターゲティングするのか。理由は1人に売れないものは万人に売れないから。

30代会社員の男性が、30代男性向けの雑誌と10~50代向けの男女に向けて書かれた雑誌だったらどっちを購入するか?と言う話。

▼3つの差別化軸
・手軽軸=はやい、うまい、やすい。
・商品軸=よりゴージャスに、よりおいしく。
・密着軸=いつもの店。自分を知り尽くしている。
上記3つの軸で、ベネフィットを差別化することができる。

▼マーケティングの基本的な考え、価値を提供し対価を頂く4P
・プロダクト(商品、サービス)・・・これを通じて顧客へ価値提供を行う
・プロモーション(広告、反則)・・・プロダクトの価値を顧客に伝える
・プレイス(流通、チャネル)・・・価値を届ける経路
・プライス(売上、価格)・・・集金することで価値提供の対価を貰う

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