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世界の車窓からシリーズ〜ベトナム統一鉄道編〜

海外にいってやりたいことリストに必ずはいるのはローカル電車に乗ること!電車の窓から見えるそこに住む人達の日常に、しみじみと思いを馳せるのがスキです。これぞ旅の醍醐味!地元民には日常でもよそ者のわたしにとっては非日常。

そんなこんなで世界の車窓からシリーズやってみたいと思います。第一弾はベトナム統一鉄道!コロナ禍が叫ばれるギリギリくらいの今年2月半ばにダナン、ホイアン、フエに行ってまいりました。この旅の様子はまた別の回に書こうかと。

ベトナム統一鉄道はハノイからホーチミンまでを結ぶベトナム鉄道の本線で、ベトナムはかつて南北に分断された歴史があるため、「統一鉄道」と親しみを込めて呼ばれるとのこと。(Wikipedia参照です!!) 友人にローカルを味わえる電車だから乗った方がいい!と言われ今回乗りに行きました。

今回はダナンーフエ間を乗車。

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こちらダナン駅の中。チケット売ってくれるおばちゃんが英語通じないのでジェスチャーでなんとかチケットゲット。事前にネットでチケットを買おうとおもったのだけれど、どうやらベトナムの銀行に口座がないと決済できない?とやらで断念。ネットの評判で絶対ちょっとお金払ってでもソフトシートがいい!って書いてあったのでソフトシートがよかったけれど、売り切れ(おばちゃんと意思疎通ができてなかった?)でハードシートを購入。詳しい料金等々についてはこちら↓  

※右上の三本線押して、一番下で英語に変えられます。

値段もリーズナブルで3時間くらいで到着するとのこと。意気揚々と電車に乗り込みました。  

※ダナン駅に着くまでにタクシーのおじちゃんに全然違う場所でおろされて迷いに迷った挙句、なんとか出発直前に駅に滑り込んだのは内緒。

これが電車の中(写真ヘタクソか)

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あつい!!そしてくさい!!エアコンが効いてないかつ窓が開いていないため窒息しそうな車内。ほこりくさいというかかび臭いというかそんな匂いでこれは耐えられるかな…と前に座っていた東欧からきた老夫婦とお話ししていたところ…

ついた!

無事エアコン作動し一安心。無事電車も動き出しました。ゆーっくりすすみますこの電車。座れば寝てしまうわたし。正直全然ハードシートで問題ない。景色が見たいから睡魔と必死に戦いながら窓の外をながめます。(これが現実。でも楽しんでるのよ)

まず見えてきたのは海。お隣のベトナム人ティーン女子たちがパシャパシャ写真をとる。

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そして田んぼ。所々にお家がありました。ここに住む人達は買い物とかどうやっていくのかなーなんて思いながらうとうと。

途中から山の中にはいってハイキングしてる子供達をみたり、この駅どれだけ需要あるのかしらと思うほど人気のないところの駅で駅員さんがぼーっとしてたり、平和な空気が流れてました。あの駅員さん何考えながら立ってるのかしら。

予定より30分くらい遅れてフエ到着。そしてフエでバイク乗り回して(わたしは後ろにのっかるだけ)、宮殿でフエのロイヤルファミリーになりたいって思ったりして大満足。

帰りのフエーダナン。なかなか電車が来ない。ホームには日本人の姿もちらほら。バックパッカーおにーちゃんや一人旅のおねーさん。家族連れの中国人や地元民など結構人いました。

20分くらい遅れて到着した電車にやっと乗車。ん?何やら様子が行きと違う…行きは外国人観光客や地元の旅行者がほとんどでしたが、帰りは乗った瞬間生活感漂う地元民だらけ。しかもみんな大荷物かかえて家族大移動かのような感じ。床にビニール敷いて毛布敷いてあちらこちらに人がころがってます。わたしの足元でも寝てる方が…足の置き場に困りながらゆーっくり電車は進みます。

うとうとしながら無事にダナン到着。のどかな自然やローカルの人達の生活が車窓からみられてとてもよかった。そして地元民の車内の熱気。東南アジアきた!!!!って感じの。これがくせになる。その時はごちゃごちゃしてるなーって思うけどあとから恋しくなるあの感じ。

タクシーより時間かかるし、バスよりは快適度は低いかもしれませんが、ベトナムを感じたい方には是非オススメです。

ではまた。


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