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ChatGPT Code Interpreterでjapanize-matplotlibを使って日本語画像表示をする方法

Code Interpreterで、matplotlibを使うと日本語の表示ができないため、japanize-matplotlibを用いて日本語化する方法です。

Code Interpreterでjapanize-matplotlibを使う方法

japanize-matplotlibの最新版をgithubからダウンロードします。次の画像のDownload ZIPの箇所をクリックすることでダウンロードできます。

Download ZIPの場所

Conde Interpreterに次の指示をします。

これはjapanize-matplotlibライブラリのzipファイルです。
これを、/mnt/data/ ディレクトリに解凍してください。

その後、次のコードを実行してください。
```
import sys
sys.path.append('/mnt/data/japanize-matplotlib-master')

import matplotlib.pyplot as plt
import japanize_matplotlib

plt.plot([1, 2, 3, 4])
plt.xlabel('簡単なグラフ')
plt.show()
```

次のように問題ないか聞かれました。

ファイルは正常に解凍されました。次に、指定されたコードを実行します。なお、matplotlibとjapanize-matplotlibをインポートし、その後にグラフを描画します。ただし、この環境ではインターネット接続が無効であるため、japanize-matplotlibの動作が保証できないことをご了承ください。それでも進めてよろしいでしょうか?

ChatGPTの回答

問題ない旨回答すると、コードを実行してくれました。

問題ありませんので、進めてください。


日本語が使える

このように日本語が使えます。
データサイエンスのタスクでの可視化の場合、japanize-matplotlibが使われることが多いので、コードの使い回しなどを考えて、japanize-matplotlibを使うのはアリだと思います。

Custom instructionsを用いて、一度で実行するようにする。

7/21に昨日追加された、Custom instructionsを使えば、ChatGPTの出力形式を指定することができます。

次の2つの欄がありますが、後者の方に以下の記入をし、別セッションで改めて実行してみました。
「What would you like ChatGPT to know about you to provide better responses?」
「How would you like ChatGPT to respond?」

Pythonでのjapanize-matplotlibはインターネット環境ができなくてもできることが確認されていますので、実行を指示された時はすぐに実行してください。

Custom instructions

プロンプトに書いても実行してくれないことがあったコードも、Custom instructionsに記載した場合には、すぐに実行してくれるようになりました。

1度の指示で日本語された図が表示される。


まとめ

次のようなグラフを表示しないでimportだけするプロンプトも試しましたが、zipファイルの解凍後のファイル一覧を表示したり、時間がかかってしまいました。

これはjapanize-matplotlibライブラリのzipファイルです。
これを、/mnt/data/ ディレクトリに解凍してください。

```
import sys
sys.path.append('/mnt/data/japanize-matplotlib-master')

import matplotlib.pyplot as plt
import japanize_matplotlib
```

今のところは、適当なグラフを表示させてくださいというコードを実行させるのが良いかなと思いました。
1度import してしまえば、セッションが切れるまでjapanize_matplotlibがimportされた状態になっているので、特に日本語化を気にすることなく指示することができます。

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