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第5回「瀬名奪還作戦」│日曜昼のどうする家康

土曜再放送を録画して、日曜の朝に見直すルーチン。
発見と了知と。

第5回「瀬名奪還作戦」

5回目にして、ケレンと趣のバランスが非常によい”アタリ”回。

暗い大崩海岸でただ待つ本多正信、成否は言葉にせず「船を出せ」とだけ言い焚火を消す服部半蔵のシーンなど、ルックもいいい。松山ケンイチと山田孝之の重厚感。最後まで遊ばない山田孝之。次回への布石なのか、このままなのか。

今回は登場人物が限られており、かつ主役・脇のメリハリも明確で見やすい。
常々思っているんすが、家康一党は石川・酒井が左右セットで入る上に、本多も叔父甥、鳥居も親子で、平岩や大久保忠世までいてシーンに人が多い上にほとんどが掘り下げ待ちなので存在感がフラットで人数だけいる。あのぉ。

駿府館座敷牢の竹バーみたいなのも楽しめた。
寡黙な無眼鏡の野間口徹は怖くて強い。

初回からやりたい放題やらせてもらい放題だった、V6天魔王・岡田准一さんの不在が、画的にもストーリー的にもおさまりがよくなった理由ではないかとも踏んでいる。リアリティラインは過去4回とそんなに変わっていないのに。低CG量も関係あるだろうけど。



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