ジェームズはそう納得していた。

事務局長と王子の1番身近な側近が話し合っている内に、[ウージェ]側のHRの数がゼロに近づいた。
後ろに控えていた宇宙船から、次々と撤退を開始していく。

攻撃を止めた相手に刃を突き出すのは、あまりいい印象ではない。
憎悪が少し込み上げてきても。

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