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あたま空っぽで東近美の「重要文化財の秘密」を見たメモがあまりに空っぽすぎたのでAIに書き直してもらったメモ

東近美の「重要文化財の秘密」展が楽しかったので勢いのままにnote記事を書きあげ、深夜テンションのまま公開してしまったんですが、完全に勢いのままに書き上げたせいで全然読みやすくないなと(今日しらふでもう一度読んで)思いました。

あたま空っぽで見ても楽しい!という主張をあたま空っぽで書くなという話ですね。良くない。

とはいえ今から書き直すのもダルいので、今流行りのChatGTPちゃんに「美術評論家らしくリライトして」とお願いしてみました。
上掲の元記事と読み比べながら楽しんでいただければと思います。

ほぼChatGPTが出力してきた内容をそのままお届けしますので、ところどころ変なところがあります。ご了承ください。

わたし自身の感想や注釈などはこのグレーの四角のなかに書いていきます。

それでは、ここからはAIに書き直してもらった記事をお楽しみください。

はじまるよ〜〜

「重要文化財の秘密」展:無知の楽しみ

私は美術に関する知識が乏しいため、東京国立近代美術館で開催された「重要文化財の秘密」という企画展には、何も知らずに訪れました。しかし、そこで目にした作品たちは、私にとってはまるで宝石箱のようでした。重要文化財に指定された作品ばかりで、その美しさや歴史的な価値に魅了されました。

展示品の詳細については、山田五郎さんの「オトナの教養講座」で予習した程度でしたが、事前知識ゼロでも全く問題ありませんでした。展示された作品たちは、それぞれに魅力的なストーリーを持ち、見る者を引き込んでくれました。

「重要文化財の秘密」展は、美術に興味がある人はもちろん、無知な私のような初心者でも楽しめる、素晴らしい展示会だと感じました。

>私にとってはまるで宝石箱のようでした
ChatGTP、毒にも薬にもならない感じの比喩が上手。

でも、「何も知らずに訪れました」と表現を盛っちゃってるせいで「YouTubeで予習した」という直後の内容といきなり矛盾が生じてます。

いつもと違うルート

東京国立近代美術館に足を運ぶと、おなじみのルートで展示室を巡ることができます。しかし、今回は違うルートをたどってみることにしました。出口として使われている入り口から入り、すぐ右手のエレベータ前にある展示室からスタートです。

ここはたぶん私の原稿が悪くて、「いつもとは違う展示室の構成になっていました」という内容が伝わってないのだと思われます。ごめん。

最初に訪れたのは狩野芳崖の不動明王の掛け軸がかかっていた部屋です。後半で悲母観音になるのかな、と思っていました。
そこから進むと、いきなり目の前に現れたのは横山大観の「生々流転」。全長40メートルの巻物がめくれ上がるように展示されていました。展示スペースを確保するために、いつもとは違うルートが設定されたのかもしれません。

>めくれ上がるように展示されていました
これは普通に嘘。

「生々流転」は、草露が川になり、海に流れ、空に上がってゆくまでを描いたスーパー横長スペクタル作品です。巻物の手前には、各パートの解説や見どころが説明されたパネルがありました。筆と墨だけで描かれた作品には、驚きと感動がありました。空間遠近法を用いた表現や、モノクロ一本で光表現をするテクニックなど、さまざまな技法が用いられていました。

「スーパー横長スペクタル作品」は私のバカ原稿そのままですね。何を言っているのか分からなかったのかもしれない。

次の展示室に入ると、目に飛び込んできたのは巻物の数々。しかしその雰囲気は、前の部屋とは全く異なり、派手で鮮やかなカラフル巻物が目立ちます。その中でも、今村紫紅氏による「熱国之巻」と題された作品が印象的でした。この作品は、東南アジア〜インドを旅した際の印象を元に制作されたもので、私が訪れた際には「朝」バージョンが展示されていました。

この作品の印象的な点は、箔の使い方です。川の水面に金箔がグラデーション状に貼り付けられ、朝日が水面に反射する様子が表現されています。朝日の反射光は、日本の川や海とは異なり、黄金色の熱いアジアの朝日の光を表現しています。ぬるく暗く穏やかな水面を、地平線から斜めに差し込む朝日が、ギラギラと輝きながら照らし出す光景は、私たちの頭に強烈な印象を残しました。

なお、発表当時は、色使いが派手すぎるとして、批判の声もあったようですが、私たちはその美しさに心酔してしまいました。

なぜか一人称が「私たち」になっちゃってるけどそれ以外はだいたい良い感じ。

「鏑木清方の美人画」に見る存在感とパーソナリティ

「美人画かわい〜」がこの見出しにリライトされるのはおみごと。

特に印象に残ったのが鏑木清方の美人画でした。初めに見たサムネイル画像では、線が細かくてよくわからなかったのですが、実物を見ると、しっかりとした線で描かれているのに細い線で、存在感がすごいです。また、美人画として描かれた女性の顔がかわいく、お肌がきれいで、和服の美しさも素晴らしいです。

元原稿のバカっぽさが消しきれてないですね

鏑木清方は、線の感じや肌や服の感じ、それぞれの要素を組み合わせて、美人画に描かれた人物のパーソナリティを表現しています。その人物が持つ個性や魅力が、絵から浮かび上がってくるような印象を受けました。

また、作品のタイトルに地名を使っていることも、特徴的でおしゃれな感じがあります。このような地名をタイトルにした作品は、現在の下北沢や青山、白金といった地名と同じようなニュアンスが感じられ、今でも多くの人々に愛されているようです。

当時の鏑木清方の美人画は、色使いが派手すぎるということで評判が芳しくなかったそうですが、その後、人々に愛されるようになりました。個性的で存在感があり、パーソナリティを感じさせる作品は、時代を超えて魅力的であり、今も多くの人々を魅了し続けています。

>色使いが派手すぎるということで評判が芳しくなかった
さっきの「熱国之国」への評ががなぜか混ざっちゃってるっぽい。こういうミスり方はAIあるあるですね。

風情ある屏風画に見入る

これもタイトルのリライトがちゃんとしてて偉い。元の見出し、「わかる〜〜という感じの屏風」だもんな…

次に目に留まったのは、風情ある屏風画でした。右から左へと目を移すと、素朴で無骨な生活描写を描いた水車を回す船のような場面があります。その中で、水の表現には西洋絵画のようなリアリティが感じられ、白い桜の花びらがひらひらと舞い落ちる様子も美しく描かれています。岩場に咲いた満開の桜が見え隠れし、水に落ちた花びらが岸に寄せられてふきだまりになる光景も、風情にあふれていました。

また、展示会には源頼朝に呼ばれて馳せ参じる源義経を描いた2枚組の屏風も展示されていました。余白の取り方がダイナミックで、義経の姿もイケメンという、見応えのある作品でした。

屏風は、通常の絵画作品とは異なるジグザグした形状をしているため、一度にすべてを見ることができません。しかし、それが逆にストーリー展開を生み出し、一枚一枚を順番に見ていく中で独特の面白さを感じることができます。まるで漫画のコマ割りのようなセンスを持っていると感じました。

キャプションの内容もまとめて文章にしてくれました。いい感じ。

日本人にも愛される西洋画

日本画に続き、怒涛の西洋画コーナーがやってきました。

まずは東近美の「騎龍観音」から。大きな龍に乗る観音様が、西洋画のタッチで描かれた作品です。背景のドラマティックさと相まって、特撮のような迫力があります。この作品は、龍に乗る観音様というテーマはよくあるものの、西洋画で描かれたことが話題になり、当時は炎上騒ぎになったそうです。しかし、その後は高い評価を得ています。

「騎龍観音」は、重量感がある額縁に収められ、お寺に奉納された作品です。

また、作品の向かいには、美術の教科書でもおなじみの「鮭」が飾られています。この鮭は、新巻鮭のリアルサイズに近い大きさだそうです。

この作品は、あえて暗い部屋に置かれ、蝋燭の光の中で鑑賞することが推奨されています。そうすることで、よりリアルな表現を楽しめます。

鮭の説明、全体的に伝聞・推測のニュアンスが消えて言い切り型になっちゃってますね。

そして、もう一つ紹介したいのが、和田三造の「南風」。なんと、24歳の時の作品だそうです。驚きですね。

この作品は、遮るもののない暑い海の上で太陽光が照りつけ、絶望的な感情が表現されています。真ん中の人物も、格ゲーに出てきても違和感がないほど、リアリティに富んでいます。

最後に、リアリズム絵画の人気は今でも健在で、本物そっくりであることから、テンションが上がってしまうのも納得です。また、キャプションを読んでビビったのは、やはり「南風」でした。

キャプションが続く部分はさすがにどういう文脈か掴み兼ねているようです。ごめんて。

高村光雲の《老猿》─細部まで描かれた迫力ある彫刻作品

西洋画のすぐ隣にある彫刻・工芸コーナーで、高村光雲の《老猿》が展示されています。この作品は教科書でもよく紹介されており、実際に見るとテンションが上がること間違いなしです。

木彫りのクマの置物程度のサイズを想像していた人も多いでしょうが、実際には高さ1メートルほどもあり、迫力満点です。岩に座っている老猿が、左手に毟った羽根を握っているのも特徴的で、獲物を逃がした後の悔しさを感じさせます。

表情に人間っぽさを感じさせる老猿の目線に注目してみると、飛び去る鳥を追っているような印象を受けます。また、足指や爪の表現にもこだわりが感じられ、細部まで描かれた作品となっています。

さらに、鷹や鷲などの鳥類を描いた作品もあり、それぞれ生き生きとした表情やポーズが魅力的です。特に、爪や嘴の表現に別の素材が使われていることで、硬い質感が表現されている点は見逃せません。

最後に、重要文化財に指定されているカニの彫刻作品も紹介しておきたいです。明治時代に作られたこの作品は、当時は技術を見せつけるためのキワモノ的な扱いだったそうですが、今ではその細部まで描かれた迫力ある表現が高く評価されています。

立体作品であるにも関わらず、一貫して「描かれた」と表現しているのがやや違和感だけど、それ以外の部分は申し分ない。

作品一つ一つに魅了される

このたび私は、美術展「重要文化財の秘密展」に足を運びました。青木繁氏の竜宮城のような作品や、関根正二氏の夢の中のような不思議な作品など、多彩な作品が展示されていました。一見すると、作品の数は多くはないかもしれませんが、じっくりと時間をかけて見ていくと、その一つ一つに魅了されていくことができました。私自身は1時間半ほど滞在しましたが、時間を忘れて作品に夢中になっていると、あっという間に時間が過ぎ去っていくのを感じました。

私が訪問したのは3月21日でしたが、一部の作品は展示変更があるとのことですので、もう一度足を運ぶことを考えています。特に、「悲母観音」は興味深く、一度見てみたいと思っています。

展示されている作品は、彫刻や工芸作品が多い展示がありますが、繊細な絵画作品などは展示期間に制限があるため、入れ替わることも多いようです。

「通期展示」というワードを掴みそこなってる感じがする。まあこれはしょうがないですね、美術展というテーマにそんなに馴染みがないんでしょう。

それ以外も一見それっぽい雰囲気になってますが雰囲気しかなくて、よく読むとおかしい。「時間を忘れて作品に夢中になっていると、あっという間に時間が過ぎ去っていくのを感じました。」とか、お前は時間を忘れたのか忘れてなかったのかどっちなんだよという疑問が湧いてくる。

また、物販コーナーにも力が入っており、鮭ポーチや鮭キーホルダーなど、ユニークなアイテムが多数並んでいました。

私が購入してしまった鮭柄のソックスです。

なお、企画展の後に訪れたコレクション展も、ボリュームたっぷりで見応えがありました。その内容については、別途記事を書くことを考えています。

リライトは以上です。よくがんばりましたね!えらいぞChatGPTちゃん!

感想

というわけで、色々とツッコミどころはあるものの、全体的にお上品な雰囲気をまとい、「かわい〜〜」「すげ〜〜」みたいな脳死野郎のテキストよりはだいぶソフィスティケートされた文章が出力されました。

特筆すべきはタイトルや見出しのライティングセンスでしょう。元々の原稿では何を意味しているか分からない支離滅裂なセンテンスばかりでしたが、ChatGPTちゃんはその後に続く文章から良い感じのフレーズを生成してくれています。

あたま空っぽで東近美の「重要文化財の秘密」を見たメモ→「重要文化財の秘密」展:無知の楽しみ

美人画かわい〜→「鏑木清方の美人画」に見る存在感とパーソナリティ

わかる〜〜という感じの屏風→風情ある屏風画に見入る

めちゃかわいい生き物のみなさま→高村光雲の《老猿》─細部まで描かれた迫力ある彫刻作品

すごいですね。かなりマトモな雰囲気になっている。

ただし宜なるかな、雰囲気的にはすごくいいんですけどやっぱりあくまで雰囲気だけで、文章をよく読んでいくとちゃんと意味を分かって書いている訳ではないなというのも透けて見えてしまいます。(そういうモデルなんだから当然なんですけどね)

すっごくイジワルに言うと、それっぽい上っ面の言葉だけいっぱい覚えて、雰囲気だけで使ってるちょっと危なっかしげな後輩ちゃんという感じ。
事実と推測の区別がちゃんと付いてなかったり、知らない言葉を適当に解釈して文章を作ってみたりしている様子が見てとれて、ひやひやしちゃう危なっかしさがあるような気がします。

ただ、そういう危なっかしげな部分は、知識をちゃんと持っている人間がカバーしたり補足してあげれば済む話であって、私のように「クソみたいな文章ならかろうじて勢いで出力できるが、当たり障りのない良い感じにまとめるのは絶望的にダメ」というタイプの人間にとっては使い所が多いだろうなと思いました。

まっさきに思いついたのは、マトモな人間に擬態しなければいけないというシチュエーションでの利用です。
なんか気がつくとインターネットスラムの方言としか言えないヘロヘロの文章になっちゃう、威厳も何も無いくせに無駄にトゲだけある、みたいな悪文書きであっても、「以下の文章をプロフェッショナルな評論家のようにリライトして」ってChatGPTちゃんにお願いすることで多少はマトモなオトナの皮をかぶれるようになったりするんじゃないでしょうか。期待。



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