クトゥグア、生ける炎【オンライン・キャプション】
キャプションに書ききれない作品情報を解説するnoteです。
作品の制作手法はこちらのnoteで解説してます。
クトゥグア、生ける炎
サイズ:250x250mm
マテリアル:アクリル板 アクリルガッシュ
2018年12月制作
千駄木の素敵なギャラリー「ギャラリー幻」さんで開催されたクトゥルフテーマの展覧会に出展した作品です。
クトゥグアって?
クトゥグアは、クトゥルフ神話における炎の神です。
フォーマルハウトと呼ばれる星のあたりで燃えてます。星くらいの大きさの、めちゃくちゃでかくて強い炎の神です。
ラヴクラフトのクトゥルフ神話には出てこずオーガスト・ダーレスの作品で描写された神様です。ナイアラルトホテップの巣(?)を焼き尽くしたエピソードから、「ナイアラルトホテップの天敵」ポジションにある神格です。
TRPGそんなに詳しくないんですが「炎の精」というザコ敵を従えていることもあり「シリーズシナリオの最後にうっかり遭遇したら全部焼き尽くされて終わる系」とのことでした。
ギラギラでポップな色味にこだわってみました
絵柄的にあんまりクトゥルフ向けじゃないよなと思っているんですけど(クトゥルフってもっとリアル寄りの絵柄でおどろおどろしいイメージ)、宇宙に浮かんで燃えている神様であれば、激しい色味とかで表現できるかもと思ってクトゥグアを選びました。
煌々と燃えている感じを出したかったので、髪の毛部分は蛍光ピンク~蛍光イエローのグラデーションに。さらにラメを普段の2倍くらい使ってギラッギラに光るようにしました。
例によって蛍光カラーは透けるので、後ろはかなり厚く盛っています。ベッタベタにみえるんだけど、表から見るとなめらか~なの笑う。
絵の解説はマガジンにまとめていますので、興味がある方は他のnoteも見ていただけると嬉しいです!
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