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ねこのこと

うちには2匹ねこがいます。
雄の五郎丸と雌の七緒です。
兄弟ではありませんが、どちらも2015年に生まれたっぽくて、2023年現在、8歳くらいです。

五郎丸の話です。
前提として、五郎丸は右の腎臓が機能していません。
数年前に腎臓に石ができ、尿管に詰まったのが原因で、今は左の腎臓だけで頑張っています。
食事療法でとても元気に過ごしています。

10月末、帰宅するといつもは2匹でご飯を催促するところ、五郎丸の姿がありませんでした。
部屋中探すと、机の奥でうずくまっていました。
声をかけるとヨロヨロ出てきて、トイレで排尿のポーズをしばらく取ったあと、ヨロヨロと出てきました。
シートを確認するとなにも出ていなかったので、病院に連れていきました。
排尿ができていなかったようで、膀胱がパンパンになっていた、と言われました。
尿を抜いてもらい、薬をもらって帰宅しました。

翌日、同じような症状があったので、仕事を休んで病院へ。
膀胱炎の疑いで、2日間の入院になりました。
病院で排尿できたと報告があり、退院しましたが、自宅でまた排尿できず。
トイレに行っては排尿のポーズをとり、5分くらいそのままで何も成果を得られない状態を繰り返していました。
食欲もなく、ケージの隅でじっとしていました。

膀胱の力が弱くなっているかも、とカテーテルをいれたまま、しばらくまた入院しました。
2回目の退院後、無事自力で排尿!
これで安心かと思っていましたが、翌朝再発。

最初は3日から2週間くらいで治るという話でしたが、この時点ですでに10日くらい経過。
カテーテルの先に砂利のような詰まりがあるかも、と膀胱を開く手術をすることになりました。
(尿検査やエコーにも引っかからないような小さな砂利のようで、石の種類が判別できないことから、食事療法ではなくすぐ手術になりました。)

手術後、すぐに自力で排尿できれば当日退院ですと言われていましたが、これまでのこともあり、翌日の退院を希望しました。
退院の日、まだ排尿できてないとのことで、カテーテルを入れたままの退院になりました。
カテーテルとオムツの生活で、不便は感じつつも、元気に過ごしていました。

2日おきくらいで通院しながら通っていましたが、担当の先生がお休みの日に血尿がひどくなってしまい、受診しました。
院長先生が対応してくださったのですが、長引いていることを心配してくださったのと、カテーテルが膀胱を傷つけている可能性を危惧して、一旦カテーテルを外して帰宅になりました。
この時手術から1週間。もうすぐ抜糸の予定でした。

久しぶりのカテーテルなしの生活でしたが、排尿はできませんでした。
何度もトイレに行っては出ないを繰り返し、1晩明けると、嘔吐とヨダレがひどかったので病院に連れていきました。
陰茎の先が腫れていて、そのせいで排尿できていないと言われました。
前述の通り腎臓が弱いので、念の為血液検査を行ったところ、腎臓の数値に異常はなくほっとしました。
しかし、細菌感染の可能性があるようで、白血球の数値が正常の2倍もありました。
元気もなかったので点滴もしてもらいました。
夕方迎えに来てもらっていいですよ、とのことでしたが、同じことを繰り返すのが怖くて預かってもらうことにしました。
面会させてもらった時は、まだ元気のなさそうな様子でしたが、少しだけご飯の匂いに反応していたので安心して人間だけで帰宅しました。

次の日は担当の先生がいたので、この数日のことも併せてお話を聞いてきました。
血尿だったのは割と正常なことで、私が焦ってねこにつらい思いをさせてしまっただけのようでした…。
ただ、尿道の腫れはだいぶ引いていて、白血球の数値も落ち着いてきているみたいでした。
面会したらかなり元気そうで、しっぽをフルフルまでさせてて安心しました。
このまま落ち着いてくれればいいのですが、万が一のことも考えて手術の説明も受けてきました。


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