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劇的な展開

11月は、いろんなものがpeakだった。
10月に始めたMusicalとTandem exchangeにより、すでに取りすぎているcreditsに毎週4~8時間の拘束が加わることになった。クラスの内容もclassmatesも、いよいよ耐えられなくなってきた。加えて、summer timeが終わって11月から急激に天気が悪くなり、日も短くなった。PMSでもあった。
極めつけは、家で問題が相次いでしまい、私は格闘してbreakthroughを経ることになった。


直してくれ

大家さんは、いい人ではあるのだが、家の修理を先延ばしにする癖があった。そんな中、家の設備面での問題が、立て続けに起こった。ねずみが出る。Wifiがつながらない。リサイクルが1カ月放置されている。トイレのドアが水を吸って肥大し、閉まらない。。。

加えて、このおっさんは、女性に不適切なコメントをする人だった。修理など用事があって来るのだが、それが夜遅くもあれば昼間もあり、こちらは家なのでほぼパジャマのような状態でシャワーに入りに行ったりするので、気が休まらなかった。だから、直接依頼をするのも、ためらっていた。長年住んでいるhousematesによると、何も直したがらない、業者も呼ばない、という話だった。
そんなこの人が、もう1件建物を所有しているということが判明した。これは、バイトが決まらず収入がない中で、為替も良くなく、高い家賃を払っているのに~というやつあたりもあったと思う。
さらに、Dishwasherの調子が悪かったり(最初から)、ドアノブを直すと言ったのに直してくれず、音が気になりだしたこと、まわりから聞いたいろんなepisodesが重なり、みんな不服に思っている…これはもうすぐ何かが起きるタイミングかもしれないな、と思っていた。それは、予想外に、私が起こすことになったのだけど。

Momentum

というのも、この時期ちょうど、classmatesと合わないことをとても残念に感じており、programもつまらない…と不服だった。そんなときに何かを読んで、このsituationを自分で選んでいるとしたら、起きていることが正しいならば、何だろうと考えてみたところ、

  • Housematesが好きだから、この関係を大切にするため

  • おもしろい人、本当に合う人を外で見つけるため

  • 大学の外のいろんなことを楽しむため

なのだろう、と思った。
すると、なんだかleadershipを取れるようになり、housemates' group chatでもいろいろpostし、group projectでも提案し、と、少し行動を起こすようになった。しかもこのタイミングで、"もっとほしがること"というmessageを受け取る出来事があり、家の状況に不服でいるのではなく、変えてもらうよう行動を起こそう、と思った。
変えられることは、変えよう。もう、自分をみじめな状態で放っておくのはやめるのだ。

Action

それは、ダメもとで、部屋を見つけた学生用サイトに連絡をすることだった。家の状況と、大家さんに伝えづらい状況を説明し、何か助けてもらえることはあるか?と聞いた。それだけだ。
正直何かしてもらえるとは思っておらず、"こういう風に交渉したらいいよ"なんて言われて突き放されて終わるだけだと思った。
ところが、予想外に物事が早く動いてしまい、数日後には大家さんに電話が行き、週明けに建物を見に行くからね、という流れになった。

そこまではいいのだが、当然驚いたのは大家さんである。
夜10時頃、いつも通り夫婦で現れた大家さんに、タイミング悪くkitchenにいた私は、部屋を出て行きたいのかい?と脅されることになり(そのときまわりにhousematesはいたのだが)、部屋で震えながらgroup chatで助けを求めた。
すると、みんなが協力してくれ、その場にいた子がかけあってくれて翌日複数で話し合うことになり(一人で話に行く必要はないよ、と)、円満に事なきを得た。以降、ドアノブは直してもらい、握手をして関係は落ち着いた。

なんでこんなに早く動いたのかといえば、偶然にも私の部屋に去年住んでいた子が、引っ越した後に大家さんと揉めており、前にもサイトに連絡をしたことがあったのではないかとのことだった。
そういうわけで、大家さんは私とその子が組んでいると思い込み、慌てて私を脅すに至った(脅されても、追い出されないルールだということは、あとでわかった)。その誤解が解けたことと、私は普段から何の問題もないgood tenantだったことで、物事は落ち着いた。

その夜のこと

気が休まらないこの夜、2つのことが起きた。

1つは、housematesがとても協力してくれたことで、自分の価値を受け取らざるを得なくなった。引っ越してからまだ2か月だったが、私はhousematesのことが好きで、みんなに興味を持ち、話をしたり聞いたりして、仲良くしてきた。今回のことも、なんだか突っ走ってしまったけど、みんなのためにやったことだ。正義感の強い私。
そういうわけで、今回はみんなが私を助けてくれた。

「この間、私が落ち込んでいた時、みんなでdinner partyをしよう!って言ってくれたじゃない。あれで私、救われたのよ。これから大家さんに言いづらいことがあったら、私が言ってあげる。」

と、部屋に来て言ってくれた子もいた。
ひとりで話をしなくてよかったことは、非常にありがたかった。こういう書き方しかできないのだが、当時はとても感動的だと思った。

もう1つ、私はこういう動揺することがあると、とにかく書いて泣くのだが、今回はものすごいdetoxになった。感情を解放する機会として使ったということだ。
このとき、親父は手放せて愛を受け取れているけれど、母はいまいちだなあ…と思って書いている最中であり、これを機に母も手放して、愛を受け取ることができた。
そうして、泣きながら寝た。

休めない

物事が収束したころ、思った。
たしかに大家さんに非はあるし、私が避けたいタイプのおっさんではあるけれど、それにしても私は視界が狭くなっていた。みんなで話をしたときに、
"収入は少ないけれど、好きでstudent housingを運営しているんだ。もう20年もね"という話を聞き、こんな人にいい面があるはずがない!と思い込んでいた自分に気づいた。まわりはたしかに文句を言っていたが、まあ、言いながらも何かするまでもないことってあるわけで、そこまで私が背負わなくてもよかったのである。
突っ走ってしまった、私はそういうところがあるよなあ、と受け入れるのと同時に、

私、しばらく、休めてないよね~~~

と思った。
思い返せば、Fall Breakで1週間近く休みだったときですら、intensive French classを取っていて休めなかった。Scheduleを見ながら、来週も休めない、再来週も…と悲観的になっている自分に気づいた。そんな精神状態だったから、こんな行動に出てしまった。

Hard workerは地ではない。私は普段から、余裕があって落ち着いているタイプだ。それがなぜか、ここのところ、とても忙しい。
休まなければ、と思ったとき、ある考えが浮かんだ。

(つづく)

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