インドに居ても天使と悪魔の囁き。
インドでパスポート紛失
紛失した先の目星はついている!!
宿泊中のホテルへ連絡し
その紛失先のスーパーに電話をしてもらうよう依頼。
ホテル「電話したけど、誰も出ませんでした。」
おーい!!電話番号見つかったんかーい!!
電話すんなりできたんかーい!!
はいっもう突っ込みたくてたまらなかった…
うん。スーパーの店舗を探すのとか、電話番号検索するのとか、電話するのとかめんどくさかったんだよね♪ だからできないんって言ったんだよね♪
うんうん。
わたしの心はそんな思いでいっぱいでした…
わたし「Okay… Thank you so much!電話してくれてありがとう!!!」
はい、私はただ電話をして欲しかったのです!
電話をしてパスポートの落とし物が届いているのか、届いていないのか。
届いていないのであれば、ちょっと探してみようかなぁ~とスーパーの中で私が探し出すよりも前に店員さんが捜索活動を始めてくれるだろうと予想&淡い期待をしたのです。
そして、電話にでないのであればしょうがない
そこは簡単に諦められるポイントであったのです。
だってしょうがないもん。
もしも万が一、ホテルマンが電話番号の検索もせず、電話をしなかったとしても…
それからそのフロントマネージャーは私に言いました
「スーパーに着いたら、ストアマネージャーにパスポートを無くした旨を相談するといいよ!」
なんと!!
意外と優しいではないか!!
いち店員さんに言うのではなく、店長に相談した方がよいと提案してくれたのです!なんて優しい!
(そんな気持ちがあるなら、最初から手伝ってくれー!!と思ったり思わなかったり…
人間って欲深い生き物ですね♪)
この電話のやりとりの間もオートキリシャはショッピングセンターへどんどん向かって行きます!!
移動中の私は今この中で最大限にできる事をしまくります。
スーパーの後に立ち寄ったショッピングセンター内の紅茶屋さんに電話。
店員さんと英語で会話をしたため、直接電話して「私の事覚えてる?パスポート無くしてしまったんだけど、店内に落ちてない?」と聞いてみたり、
インドにある日本領事館が何時まで開いているのか、またどこのエリアにあるのかざっくり確認。
もちろん19時を過ぎているので電話することができませんでした…
ちなみに領事館というのは、海外にある日本。
日本にもアメリカ大使館とかイギリス大使館とかありますよね!そんな感じで現地で日本人が困った時にお世話をしてくれる場所です。
海外旅行中にもし万が一パスポートを無くしてしまうことがあったら、その国の大使館か領事館に日本語で電話してみてください!どうすれば良いのかお手伝いしてくれます!
うん!大丈夫!
あなたは絶対パスポートを無くさないはずだから!!
そうこうしているとExpress Avenueに到着!
急いで地下のスーパーへ
入口のお姉さんに
「パスポート無くしちゃったんだけど、落ちてなかった??」
確認してみると…
「ん~ないよ。」
ん~ないよねぇ↘
そんな簡単にパスポートなんて見つからなです。
はい。
わたし「ストアマネージャーはどちらですか?」
店員 「あの人だよ!」
わたし「すみません店長さんですか?私パスポートを紛失してしまいまして…お店に落ちていなかったでしょうか?」
店長 「ん~ちょっと待って!」
まじ!店長さん動いてくれるの!!
と思ったらただ、他の店員に聞くだけだった…
そうりゃそうよ…日本じゃないもんここ。
そんな一生懸命に動いてくれるわけないよね。だってインドだよここ!
しかも私ただの買い物に来た外国人ですから…
お店の落とし物としてパスポートは届いてなかった。
つぎに私ができる事
はい!捜索活動です!
店内を見回って良いかの許可をもらい、入店時に歩いた道を記憶の通りにゆっくりと歩く。
(あぁポケット浅いからちゃんとポケットに手突っ込んでよう!とか思ってたのにテンション上がってかわいいズボンとか見てたなぁ~しょっぱなから両手に服抱えてたじゃんワタシ…)
とかいろいろ思いながら店内を一周。無い…
セカンドラウンド
(ポケット浅いって思ってた時点で怪しかったよなぁ…今後きをつけなきゃ!)
自分で気付いていながら失態を犯したことに自己嫌悪。ナイ。
おやっマジでヤバイパターンだぞ!!
明朝4時にはチャンナイを出発する予定。
このままだと出発できない!!
ようやく焦り始めたわたし!!
店員さんにお店の閉店時間を聞くと「23時」とのこと。
現在20時。よし!あと3時間何がなんでも見つけてやる!
「ぜったいある!ぜったいある!見つかる!見つかる!見つける!見つける!」ぐちぐち日本語をつぶやきながら店内をもう一周
絶対ある!絶対ある!
すると、英語が話せるお客さんが
「監視カメラ見てみたら?」と提案をいただく♡
さっそく店長さんに相談すると、今から店頭のアイスクリームを食べようとしていたスーパー内の警備のお兄さんを紹介される!
お兄さん「どこ歩いたの?」
わたし 「ここでしょ~ここでしょ~」
お兄さん「はいっここ探して!(店員さんに伝える)」
結局人海戦術。セキュリティカメラは無理らしい
人力で探すも見つからず…
パスポートの中に、ビザのコピーと500ルピー(約850円=豪華な食事1回分)を挟んでいた私
(あ~挟まっているお金を見つけて、お金以外は商品棚の下とか、商品の奥とか見つからないところにポイっとされてるかも…)
そんな悪魔が私の耳元で囁いていました。
つづく