見出し画像

BJ千葉大会に参加する意味④

何度か書かせて頂いている「BeautyJapan千葉大会」出場のお話。
そんな中、昨日持病の再検査の結果を聞きに大学病院へ。
どうも、現状維持ではなかったらしい…3か月で1センチ弱大きくなる。
肝臓に関しては、もうオペはしないと最初から決めていたので、
すかさず「仕事も詰まっていて8月末まで休めない。もう1ターン(3か月)見送っても良いですか?」と。
特にそれに関して主治医は反対はしなかったけれど、
私が「もうオペをする意味を感じない。ただの延命に過ぎない、身体に負担をかけたくない。」と強く言ったら、
主治医は「治っているから同じ個所にはできていない。」と。
ただ「延命と言えば延命だ。でも、検査だけは受けた方が良い」と。
もし、これを放置してどんどん大きくなったら、どうなるかはわかっている。
なんとしてもオペは回避する。
そのために、できることは最優先でやっていこう。

今の主治医とは長い付き合いになった。
あの病院に通い11年が経った。
主治医も3人目。
何度あの診察室で悔しくて泣いたことか。
悲しみは全部あの診察室に置いて、出る前には涙を拭き、
深呼吸をしてから何でもない顔をしてドアを開けると決めている。
ベテランの主治医は、
沢山の厳しい現場を見てきて、
患者は弱くないのを知っている。

私は残りの人生、私らしく生きる為に、鍼灸師という誇りを持って、
西洋医学に頼らず、東洋医学で治すことに決めた。
それでだめなら本望だ。
(※状況による)
9月から調整すれば身体が空くから、次の検査まで伊豆のサナトリウムに入ることにしようということも決めた。
もしかしたら、半年くらい入るかもしれない。
9月からの予定、色々今後の方針をもう一度見直さなくてはならなくなったけれど、今は自分の身体をいったん立て直すことに注力し、できることとできないことを精査していこう。

今回の譲渡2件のお話も、きっとこのための巡り合わせだとしたとしたら、
タイミングよく、やりたいと言ってくださる方にお譲りできるのなら、何の心配もなく養生できる。
身体が良くなったら、またどこか新天地で鍼灸院は始めるかもしれないし、
しばらくどこか場所を間借りしてやるかもしれないし、
これからはもう流れに身を任せ、明日は明日の風が吹くでいこう。

そんなこんなで昨日はまた久々に落ち込み、
心が空っぽで、悔しさで泣きに泣いたけれど、この状況では他のことは考えられない、大会に出られない。
ご迷惑をおかけするし、早くお伝えせねばとすぐBJ千葉大会事務局長にお伝えしたところ、
心に深く刺さる、胸が熱くなる、ありがたいお言葉を沢山頂いた。
もう少しだけ、自分のできるところまで、進めるところまで、やれるだけやってみようと思い直した。
出ても大変、出なくても後悔する。
今回の自分のテーマは沢山あるけれど、今は「チャレンジする」ことしか浮かばない。
その中で「誰に何を何のために伝えるか」それを突き詰めていきたい。

周りのみんなも大変なのに頑張っていて、
そんな仲間を尻目に、自分がふがいない、情けない、そう思うともっと辛くみじめに悲しくなるけれど、みんなはみんなのやり方で、それぞれの頑張り方でやっていて、
同じことはできなくても、比べず、少しでも追いつけるよう、上は目指せなくても努力はしよう。
1日1日、今日という日に感謝し、大切に。

今朝は、昨日沢山泣いたからリラックスしたようで久々にすっきり。
心も晴れやかだった。
ありがとうございます。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?