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自分のやりたいことのひとつ 少子化対策について③

BeautyJapan千葉大会に出場するにあたり、前々回は鍼灸師になって、前回は病気のこと、それぞれ自分の想いを書かせて頂き、今回は今後より一層力を入れていきたいことのひとつとして、自分の中で掲げている「少子化対策」について書かせて頂こうと思う。

不妊治療には、開業前から長らく携わってきた中で、昨今のこの「少子化問題」はより一層深刻な状況を極めている。
不妊治療に保険適用したり、出産費用の支給金額を上乗せしたり、子育て支援と称していくつかのサービスはある。
けれども、いっこうに出生率は上がる気配を見せず、むしろ予測していたよりも急速に悪化していっている。
そもそもなんでこうなるのか?の仕組みを、国が理解していないため、何をどこから改善してよいのか、わからないのである。
一般市民にヒアリングをしているのかは不明だが、少なからず今現状働くママさんが増えて、ママさんたちが困っていることを拾い上げているのだろうか?
当院・当サロンの妊活中の患者様たちの大半は、仕事を持っている。
もちろん、不妊治療に費用がかかることも理由のひとつではあるが、今や若夫婦の家庭内では「男女平等」なのである。
家のローンも折半、家事も折半、収入が高い男性であっても女性には仕事を持っていてもらいたいというのが現代の考え。

結婚された年齢はバラバラだが、早めに結婚された方は、早め早めに人生設計を立て「婚活」に精力を注いだ結果、理想の旦那様と無事めでたく出会い、ご結婚されていた。
そして、早めにマイホームを購入し、今度は「妊活」にステップする。
ある意味、一切の無駄がない。

国が「少子化対策を」と言ってるだけでは何も変わらず、まずは結婚してもらわない限り、日本は出生率が上がることはない。
そこで、私が「妊活」の前に「婚活」を、ということで、新たに結婚相談所を立ち上げたのはそういった理由からだ。
「少子化」に対し、自分に何ができるか?と考えた時、今までの経験を生かして、結婚後すぐ「妊活」に安心して取り組めるよう、あるいは「婚活中から妊活」できるよう「婚活」が終わっても長くサポートできるのは、自分の魅力でもあると思う。

でも、こうしてお仕事を持って妊活に励む、あるいは子育てをしながらお仕事をしている皆様が多大なる社会貢献をして頑張っているにもかかわらず、まったく世の中的に評価されていないのが現状であり、むしろそれで仕事に穴をあけようものなら肩身の狭い思いをしていて、ペナルティ感さえある。評価の対象外にもなって出世コースから外れている。
もっと仕事も頑張りたい!という有能な女性から、その意欲さえも奪っているのはマイナスでしかない。
これでは今の若い方が「結婚しよう」「子供を産もう」とはならないではないか。

この世の中の仕組みを私は変えたいし、理解して頂きたい。
仕事をし、子育てや妊活をしている方々にもっとわかりやすいメリットやリスペクトを与える世の中に積極的にしていかないと、日本はこのままでは何も変わらないと思う。

皆が幸せな世の中を目指して、今後は幸福度向上を目指すプロジェクトを立ち上げ、社会の幸福度を向上させる取り組み活動をしていきたいと思う。


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