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ヘアスタイルの因数分解

今日は、『ヘアスタイルの因数分解』についてお話ししていきます。

洋服をチェックしたら、デザイナーが、どんなパターンと縫製でできているか瞬時に見分けるあの目の事を因数分解とここではしておきます。

これは、再現性いうヘアスタイルについてとても大切な考え方の一つになります。

お客様がヘアスタイルの写真を見せられた時に、どの様なデザインになっているか、瞬時に見極めなければなりません。

#ついついそのモデルさんがカワイイかに目が行きがち

デザインのどの部分が気に入っていて、それをお客様に落とし込むには、まず、写真のスタイルを理解しないといけないという事です。

それをするために、先日の『SP(シナジーポイント)』『SB(シナジーブロック)』を使います。

モデルさんの写真をアップしておくので、それを後ほど見て見てください。
今回は顔まわりデザインにフォーカスしています。
前髪がどこに落ちていて、顔まわりの毛がどの辺りまであって(ここまではすぐわかる)、それを再現するには、どこの部分の髪をカットすれば良いのか?(ここが曖昧になりやすい)

写真の様に、点を打って、そこを線で結んで見てください。
そうすると、髪がどの様に動いて落ちて来ているかが、わかる。

真っ白なキャンパスに絵を描くのではなく、
方眼紙の線を目安にして、絵を描くイメージ

デザインが安定しそうですよね。

これが、様々なスタイルで描ける様になると、比較的簡単に再現性の高いヘアスタイルを作ることができます。

いつも、ヘアスタイルのバランスがうまくいかないなあとか、センスに自信が持てないっていう人には、まずは人気のあるインスタとかの写真をスクショして、そこに『点』と『線』で結んでみてください。

バランスがよくわかる。

センスは、磨けるので。

何度も『点』と『線』を意識してヘアスタイルを考えてみると、勝手にお客様のヘアを因数分解できるようになります。

トライ&エラーでやってみてくださいね。
(写真から前髪を因数分解する)
【前髪パート】SP2~SP5を結ぶ内側
【前髪長さ】SP3上唇
      SP5唇と顎の間

【カットライン】SP3~SP5を斜めにカット

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