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Tech-on Meetup #05「xR meets Everything 〜VR/AR/MRが変える日常と取り巻く技術たち〜」

運営メンバーをやってるTech-on#05 xR無事終わりましたー。テーマを決めたばかりのときは全く未知の世界だったので、どんな技術があるのか、どんな方に登壇してもらうか、少しずつ情報収集したり、登壇者の方々に教えてもらったり相談したりしながら、なんとかカタチになって、Tech-onらしい切り口でのxRのこれまでとこれからの体験の紹介になったんじゃないかと思います。

(登壇スライドは随時公開していきます)

VRの現状と未来

ナーブの多田さんによる不動産内見などの実情を踏まえ、よりリアルな体験としてVRを活用し実際にビジネスに適応されている事例を紹介。VRビジネスでは莫大なデータ集まるが、その対処に困った際の解決策としてTREASURE DATAを活用。今後の展開として、機械学習(Hivemall)を活用したデータ分析の効果まで。

xR × 施設型エンターテイメント

ティフォン の村上さん、Shaoさんによる施設型エンターテイメントとして、「ティフォニウム」における臨場感を高めるために必要なナビゲーション、サウンドなどのアプローチについての紹介。

先日のINVITABLE ja nightでの深津さんの話にもあったけど、テクノロジーだけじゃなくて、体験価値を高めるための要素はこれからもっと重要になると思う。xRは既に体験が中心になっているので、これをテクノロジーと一緒にどう磨くかが鍵で、デベロッパーとデザイナーが一緒に取り組んでいるティフォンさんのようなチームを見習っていきたい。

XR x ComputerVision

KDDIの水田さんによるXR分野のKDDIの取り組みの紹介。
XR x ComputerVisionで、今までリーチ出来なかったところに体験価値を届ける取り組み。バーチャルキャラクターによる美術館、観光ガイドなどの事例を紹介。自由対話や多言語対応、年齢別対応など対応の領域を順次拡張。
CV x AIによる音声認識や物体認識と人の思考プロセスをアルゴリズム化。

(資料は非公開)

AR今昔 〜セカイカメラから10年、最新テクノロジーでARはどうなる?

カブクの高橋さんと聞き手にパラレルマーケター小島さんを迎え、あのアプリに必要なテクノロジーから当時の課題、最新技術までを紹介。
現在はエコシステムがエコシステムを生み出す不可逆な流れの中で、AI、VR/MR、IoTはようやくビジネスとして成り立つものになってきたが、あのアプリが世の中に出た当時は、テクノロジー的にも顧客が求めるものに合わせて情報をフィルタリングすることが追いつかず、マーケット的にもニーズが不動産の広告表示くらいのものだった。
現在では、ARCore、ARkit、Unityを活用することで、更に高度な仕組みを実装できる。結論:あのセカイは普通になる!

次回予告

次回5/13 Tech-on#06のテーマは「AI」
What AI(I) can do?

("What can AI(I) do?" じゃないかというツッコミはおいといて)

AIができることじゃなくて、私(I)、私たちができることは何か。AIというテクノロジーを活用してどんな体験を届けられるかにフォーカスを当ててみたいと思ってます。情報収集は始めてるけど、まだ登壇者調整もこれからなので、今回の振り返りをしつつ、イメージを固めていこうかな。
後付けだけど、Tech-onは、"on the technology"もテーマにしていて、テクノロジーを使って届けるものたちを紹介することを続けていければと。

最後に

当日まで、Tech-on#05の日と3.11が同じ日だったってことに気づいていなかったので、クロージングの最後に少し触れさせてもらいました。この8年人と人との絆について考え続けていて、Tech-onも技術と人と人を繋ぐことをテーマに活動を始めたので、あの時の体験を忘れずに、新たな体験を紡いでいけたらと思っています。

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