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[再演] 外国人との英語での働き方講座 (講師:ロッシェル, ちょまど, アレックス)

ちょまどさんとロッシェルさんの共著「マンガでわかる外国人との働き方」の出版記念イベントに申し込んでいたけれど、抽選で外れて200人以上補欠だったので、呑みに行こうと思ってたけれど、いちおうチェックしてみたら補欠繰り上がってたので参加してきました。

グローバルな環境で働くための心構え

ゲストとして登壇予定だった米国の国際弁護士の方が急遽胃腸炎でキャンセル。ピンチヒッターとして野村アレックスさんが登壇。日本人がグローバル環境で活躍するためのコミュニケーション研修やスクール運営などを行なっているとのことで、まさに今回のテーマにぴったりな方。

英語などのLANGUAGEだけではなく、MINDSETやTECHNIQUEなど総合的なコミュニケーション能力が大事と考える。英語に集中し過ぎな日本人が多いが、グローバルで働きたい、価値を出したいという本来の目的を大事にすること。

日本人は物事をしっかり説明しない、本当に思っていることを言わないと思われている。日本人としての良かれと思われていることよりも、異文化理解によって、相手のことも知り、相手の話をよく聞いたり自分の思うように会話を進められるかを大切にすること。

外国人との働き方、便利な英語フレーズ講座

今回のイベントの参加者アンケートで「便利な英語フレーズ」「ちょまどの失敗談集(しくじり先生)」が多かったので、この本に多く書かれているちょまどさんの失敗談をもとに、ロッシェルさんの英語解説を入れる形で進行。著書に出てくる英文はアレックスさんが読み上げるという豪華さ!英語教材のお手本のような流暢で綺麗な声で、あれ?この本音声データ付いてたかな?って思ったくらいでした。

言ってることがわからないことを日本人たちが隣の人に何て言ってるか聞いてると、外国人はコソコソと何言ってるか不安に感じる。日本語をその場で使うことは避けた方がいい。利用したいなら使っていいか言おう。
適当に相槌を打つことも相手にはわかってると思われてしまう。わかってないときは、ゆっくりと話してもらうように言うか、わからなかったところを説明してもらうように言おう。

日本人は会議で言いたいことを言えずに、持ち帰って他の人の意見を聞くとか、その場で結論を出さない。会議で一言も話さないこともあるが、マイクロソフトだと会議で何も言わない人がいると次から呼ばれない。時間をお返しするので別のことでパフォーマンス出してって言われることがある。
日本人は沈黙があると話していいと思うが、アメリカ人は待っていても沈黙が来ないので発言したいときは、発言していいか聞くか、ジェスチャーでアピールし注目を集めるのがいい。
会議の最後には、何を決めたか、NEXT STEPは何かを確認すること。相手との理解の違いが生じていることもよくある。

過労死は外国人には伝わらない。難しいテーマが出たら、またビール飲みながら話しましょうって言っとくとよい。

起承転結では伝わらないので、まずは結論。
パラグラフ・ライティングの方法を活かしましょう。

Q&A

「空気を読むのはどうしてるか?」
 ・外国人も読めない人が多いので、人が何を言いたいかを考えようとすれば日本人は割といける。行動しないのが一番良くない。

「外国人と話すときに距離感を縮めやすい質問は?」
・スポーツや音楽など共通の話題を見つけるのがいい。
・文化の違いでびっくりしたことは?と聞くといろんなエピソード聞かせてくれる。
・過労死の話題は盛り上がった。
・名刺交換のマナーは日本人がすごいので、ビジネスマナーも盛り上がるかも。

「外国人は日本人が英語を喋れないことを想定してるか?」
・母国語が英語じゃない人は共感できる人もいる。
・マイクロソフトでは、英語喋れないのはなんでって言う人はいない。
・日本に来る外国人も彼らなりに優しく英語を話さないといけないと思っているので、海外からのエキスパートに簡単な英語を教えたりしている。

「slackとかchatだと会話の流れをどうすればいい?」
・コピーペーストすればいい。
・マイクロソフトだとTeamsだけどよくコピペする。
・間違っててもまずとにかく送るというメンタルの強さが大事。

「英語が喋れない上司と外国人の部下との間の中間管理職だったが、どう双方に歩み寄っていけばいい?」
・重要な役割なのでがんばれ!笑

「業務のミーティングよりもランチとかスモールトークの方が難しい。スモールトークをうまく話すには?」
・業務のミーティングと同様、スモールトークも準備しておくのが大事。

前回のイベントのQ&Aでは、英語の勉強法としては、好きなことと絡めるのがいいってことで、ちょまどさんはゲームが好きなので、ゼルダの伝説英語モードでやったことや、ちょまどさんの失敗談の中で、上司に「I want you to check my report.」と言いたいのに出てこなくて、「I want you...」を連呼してドン引きされたことなど。言いたいことに気づいた上司が、「Repeat after me. I want you to check my report. 君が言うまで僕はこれを見ないよ」って返してたそうで素晴らしい。

参加してみて

英語への向き合い方も外国人と仕事をすることを通じて、外国人の習慣は日本人の働き改革にも取り入れた方がいいんじゃないかって思うエピソードもあったりして、滑り込みでもフットワーク発揮して来れてよかった。アレックスさん自身のセッションの最後のスライドがこれで、本編の最後にも「楽しく使う習慣をどう取り入れるかが大事。日常のライフスタイルにどう取り込めるか。」と言ってたけど、習慣とすること、練習を続けること、英語を身に付けるのに必要なことは走ることと一緒なのはわかってるんだけど、何がきっかけにスタートできるか。それをずっと待ってる(マラソンと一緒で、習慣になった人たちにはまず行動って言われそうだけど。。。)。2011年の東京マラソンに友達と一緒に申し込んでぼくだけ当たって走り始めた時のように、英語の練習を始めるきっかけもきっと来ると信じてる!今回のイベントもそんなきっかけの一つになるといいな。

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